コミック、劇場版、アニメ。様々なメディアで話題になった「 DEATHNOTE 」

デスノート

推理作品と言えば、刑事や探偵が犯人のトリックやアリバイを崩していく作品がほとんど。
ですが犯人の視点に立ち探偵役を翻弄するこの作品「 DEATHNOTE 」は、「友情」「努力」「勝利」を雑誌キーワードに掲げる週刊少年ジャンプにおいて異例のヒットとなりました!

そしてそのヒットは、アニメに先駆け人気俳優を起用した実写劇場版でさらに決定的なものとなり、オタク界隈に留まらない大流行をみせました。

決してとっつきやすい絵柄とは言えない「デスノート」。いかに人々を魅了したのでしょうか?

「 DEATHNOTE 」の本質は、騙せ、裏を掻け、邪魔者は排斥せよ!

この作品は、犯人視点でいかに探偵役たちの目を逸らし、誤魔化し、丸め込み、隠し通すかを描いた異色の作品でした。

死神という非現実的な存在が常に存在していながら、そして「殺したい相手の名前を書くだけで簡単に人を殺すことのできる」デスノートという存在を基軸にしておきながら、それ以外はまったくのリアル。

DEATHNOTE

死神はただただ見守っているだけで、主人公を手助けするために姿を消させたり、その他超常的な能力を用いることはありません。

もっとも、好物や大事に思っている人物など、弱みを握られ仕方なく手を貸すことはありましたがそれもまた妙にシビアな理由ですね。
それゆえに、見ている者の「自分の中の悪」をくすぐられていたのは間違いないと思います。

もっとも、その悪意はさすがに主人公の月(ライト)ほどとはいきませんが、誰かに嘘をつき通したい、自分にとって不都合なことを言う人物を遠ざけたい、など、ちょっとした悪意は誰でも覚えがあるはず。

その部分にうまくシンクロし、読者や視聴者を魅了していったのだと思います。

「 DEATHNOTE 」の本格的な頭脳戦に魅せられる

さらに月のライバルとして登場したLの存在もまた大きな魅力となりました。
月との、ほんの僅かな矛盾や隙をつき合うような頭脳戦は少年ジャンプ作品として非常に珍しかっただけにより際立ちました。

Lとの頭脳戦をなしにこの作品はここまで魅力溢れるものにはならなかったと思います。

主軸が頭脳戦という難解さ、そして登場するキャラクターの残虐性を浮き彫りにしていく仄暗い作風に足踏みしてしまう人もいると思いますが、爽快な推理小説や刑事ドラマを見るよりもさらに惹き込まれる作品です。

タイトル及び画像の著作権はすべて著作者に帰属します。

引用元: アニメ デスノート公式ホームページ


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ライティング:井之上 さん

デスノート

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井之上

濃いめのオタク。実家がオタクだったせいで自然学習されてしまった年齢に見合わないオタ知識のせいで年齢詐称を疑われることもしばしば。家事育児と投稿小説製作の合間に少しだけライターとして書かせていただいています。