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甲鉄城のカバネリ 感想 第12話 「甲鉄城」

こんにちは。

『甲鉄城のカバネリ』の総集編(前編・後編の2部作)が、今年の末より、全国の劇場で公開されるそうです。

前編:2016年12月31日(土)より、2週間限定全国ロードショー
後編:2017年1月7日(土)より、2週間限定全国ロードショー

チケット販売など、詳細は、後日発表とのことです。
皆さま、WEBサイトを、こまめにチェックして下さいね。

では、第12話(最終回)のまとめを書かせて頂きます。

鉄城のカバネリ 感想 第12話 「甲鉄城」

ヌエと、入り込んだ大量のカバネにより、崩壊していく金剛郭。

そんな中、生駒と来栖は、着々と敵を倒しながら、無名を救うため、ヌエの元へと向かっていた。
ヌエを目の前にして、美馬と対峙する生駒。

生駒は、美馬を倒し、無名を救い出すことが出来るのか……?!

最後の戦い

改造した体で、次々と敵をしとめていく、生駒。
生駒が、克城を吹き飛ばしたシーンには、鳥肌が立ちました。
黒血漿を使うと、それほどの力が出せるようになるのですね……。
そして、来栖も、負けてはいません。
剣術で、対手を蹴散らし、生駒のサポートに回ります。
数多のカバネに、1人で立ち向かう、来栖は、本当にカッコ良かったです。
(私、このアニメでは、来栖推しかもしれません。彼に、萌える回数が、半端ないのですよー!!)

そして、迎えた最終決戦。相手は、もちろん美馬。
苦戦を強いられましたが、無名の手助け(?)もあり、見事勝利をおさめることが出来ました。

驚いたのは、なんと、美馬も、カバネリだったということ。
「他人のことは、簡単にカバネリにするけれど、自分は、絶対に、安全圏にいるタイプ」とばかり思ってたのですが、まさか、自身をも改造していたとは……。
改めて、美馬の覚悟は、相当なものだったのだと思いました。

最後まで、美馬のことは、好きにはなれませんでしたが、彼には、彼なりの信念があって、戦っていたのだということは、よく分かりました。
それに、瓜生(うりゅう)に対して、「お前は仲間を生かせ。全てが終わったら、皆を連れて脱出するんだ」と言っていたところを見ると、仲間を思う気持ちは、あったようですね。

戦いの後、持っていた白血漿を、生駒に使用した、美馬。
無名のために、生駒を生かそうとしたのでしょうか。
それとも、生駒に、心動かされた美馬が、彼に生きて欲しいと思ったのでしょうか。
その両方であって欲しいと、筆者は思います。

心を手放さなかった無名

ヌエになりながらも、必死に、心の中で抗い続けた、無名。
甲鉄城に帰りたいという願い、そして、生駒との約束を守りたいという思いがあったからこそ、
無名は、完全に、心を失くさずに居られたのかもしれません。
生駒と美馬の決戦時、生駒に、美馬の攻撃を気づかせるため、精一杯の力を振り絞って、生駒の妹の形見である、石を落としたシーンには、心揺さぶられました。

そして、白血漿のおかげで、元の姿を取り戻した無名は、美馬に、とどめを刺します。
「大好きなアニサマとは違う道を歩むこと」、そして、「自分は無名ではなく穂積」だということを告げる、無名。
今まで、何も考えず、美馬だけを信じてきた、無名でしたが、
生駒や甲鉄城の人々と出会ったことで、自分が、本当はどう生きたいかを、見つけることが出来たんでしょうね。

それにしても、元に戻った無名に、後遺症的なものがなくて、安心しました。
むしろ、ものすごくピンピンしていましたよねww

甲鉄城の絆

倒れている生駒を見て、動揺する、無名と来栖。
そこへ、響き渡る、甲鉄城からのアナウンス。

「みんなで待ってるから!」という、鰍の言葉を聞いて、無名は、来栖(と、来栖に抱えられた生駒)とともに、甲鉄城へ向かいます。

仲間たちとの再会に、家族のもとへ帰って来たかのような、優しい笑顔を見せる無名。
そして、「おかえりなさい」と、菖蒲に手を握られて、真っ赤になる来栖が、本当に、可愛すぎました。

まだ、「カバネの駆逐」、それに、「無名を人間に戻す」という、大問題を抱えているけれど、
甲鉄城の仲間たちなら、いつか必ず、乗り越えられる!!

そんな気がしました。

ついに、最終回を終えてしまいましたね。

今期のアニメの中で、一番好きだった、この作品。

2期(カバネを一掃して、人間に戻った無名が、お米をお腹いっぱい食べているところまで)の、放送を望むばかりです。

『甲鉄城のカバネリ』の制作に携わった全ての方々、素敵な作品をありがとうございました。

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