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ゾンビになった美少女!? アニメ『 さんかれあ 』の魅力を伝えたい

このアニメは別冊少年マガジンの2010年1月号から2014年10月号にかけて連載された原作者はっとりみつるによって描かれた漫画がアニメになったものです。 アニメは2012年4月から6月の間に放送されました。

ジャンルはゾンビラブコメディという他では殆ど見ないであろう特殊なものとなっています。

アニメ制作はスタジオディーンが行っており、TBS系列やCS放送などで放送されました。 全部で14話で構成されており、他のアニメではあまり見られないゾンビがヒロインのシュールなアニメとなっています。 ゾンビと聞くと怖いイメージが強いかもしれませんが、ホラー的な要素はあまりありません。 どちらかというと感動であったり、笑いが出たりといったようなコミカルな側面もあって見やすい内容となっています。

アニメの方は割と無難なエンディングを迎えていますが漫画の方は評価が分かれる複雑なエンディングになっています。
興味がある方がいらっしゃれば、アニメのみならず漫画も全巻読破してみるとよいのではないかと思います。

さんかれあ の主人公は、ゾンビっ娘が好きという変わった趣味を持つ高校生

主人公の降谷千紘はゾンビっ娘が好きという変わった趣味を持つ高校生です。

そんな彼は、毎晩事故で死んでしまった飼い猫のばーぶを蘇生するために怪しげな古文書を手に様々な薬の配合を行っていました。

彼はばーぶを蘇らせるための蘇生秘薬を作っていたのですが、その実験の最中に散華礼弥が父親に対する不満を井戸にぶちまけるところを千紘が目撃したことをきっかけにこの二人は出会うことになりました。

礼弥は千紘の実験に興味を持ち、毎晩二人で様々な薬草を用いて実験を行うも、蘇生秘薬を作成できないでいました
しかし、ついには紫陽花の毒を使って実験は成功するのですが、実験後すぐには何の反応も示さず失敗したと思って諦めてばーぶの葬儀をすることに決めました。

しかし、礼弥は無断で外出していたことが父に知られたため、家に閉じ込められてしまいました。 そのことを悲観し、蘇生とは逆の効果があると期待して紫陽花の毒を飲むも死ぬには至りませんでした。

翌日、ばーぶの葬儀に参加するため家を密かに抜け出した礼弥は事故で崖から転落してしまいます。

命は絶たれてしまったと思われましたが、礼弥はゾンビとなって蘇り、そこから二人の壮絶な物語は始まります。

ホラー要素はかなり少なめ。異色のゾンビアニメが さんかれあ なのです。

ゾンビ好きな人はもちろんのことですが、ゾンビは怖い、嫌いと思っている人も是非一度は見てもらいたいアニメとなっております。

笑いあり涙ありでとても惹きつけられますし、エンディングも大変感動できるものとなっております。

アニメでは原作と比べると省略されている話もありますので、アニメから入って原作を読むことも良いでしょうし、逆に原作から入ってアニメを見るというのも違った視点からアニメを見ることができて非常に面白いのでお勧めしたいです。

このアニメの最大の魅力は何と言ってもゾンビの美少女がヒロインという他に殆ど例を見ないであろうアニメであるという点です。

普通の恋愛アニメというのは世に沢山ありますがゾンビと人間の愛を描いたものは私は見たことがありません。 ヒロインの礼弥はゾンビなのにこんなことするのかといったことが見れたり千紘との面白いやり取りであったり、本当に沢山の見がいのある要素が詰まっています。

また、主人公の千紘の祖父である茹五郎という人物がいるのですが、このおじいさんも面白いギャグを言ってみる人を笑わせてくれること間違いなしです。

この茹五郎というおじいさんはアニメでは語られませんが実はこの漫画において非常に重要な存在となっているのでどんなじいさんなんだと気になった方は原作漫画の方を読んでいただければと思います。

原作はアニメよりシリアスな展開となっていますが、アニメ以上に物語は深く面白いです。

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アニメの原題:さんかれあ
作者/監督:原作:はっとりみつる/監督:畠山守
主な声優(複数可能):内田真礼、井口裕香など
製作会社:スタジオディーン
公式サイト:http://www.tbs.co.jp/anime/sankarea/
公開日:2012年4月
上映時間:30分

 

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