1999年から2002年まで約4年間、月刊コミック電撃大王(アスキー・メディアワークス)にて掲載していた日常系4コマ漫画の王道と言われる作品で、2000年にインターネット上でアニメ化し、2001年にはスタッフと声優を変えて短編映画『あずまんが THE ANIMATION』を公開した。
そして2002年に映画版の声優とスタッフによるテレビアニメ全26話を放送し、同時期にゲーム化まで実現した日常系アニメとして珍しい作品である。
あずまんが大王 のメインキャラクターは6人の女子高生
少し変わった女子高生を中心とした、美人でトラブルメーカーな学校の先生や真面目な先生、変態で根暗な先生、同級生たち、不思議なお父さん、人間より大きい犬などのサブキャラクター達がとにかく面白く魅力が満載です。特定の主人公はいなくギャグもコメディもたっぷり詰まっています。漫画では珍しく時系列がしっかりとリンクしていて春には進級して秋は文化祭といったようにその時期にあった話が展開されているのでアニメでもまとまりに欠けることがなく、すでに大人な人がこのアニメをみると学生時代だったころを思い出してノスタルジックに浸ってしまわれることでしょう。
ゆるいながらもしっかりとしたストーリーがある作品
最後までみた人なら一度は最初に戻り見直していることでしょう。そう、何度でも楽しめる非常に中毒性が高い作品だと思います。最終回は思わずほろりと涙を流してしまうところもあったりと、間違いなく一家にDVDBOXひとつ置いておきたいくらいに。
あずまんが大王 は映像・音楽ともに申し分なし
オープニングではクレジットの一部がアニメーションに組み込まれていたり、サウンドトラックは『栗コーダーポップスオーケストラ』によるもので、今でも様々な番組でBGMとして使用されることが多く人気です。普段あなたが耳にしている何気BGMは『あずまんが大王』に使われている曲かもしれません。
とりあえず あずまんが大王 を観てみよう!
少し変わった女子高生たちのほのぼのとした日常。こんなにも丁寧な描写で複雑な内容でもなく、ただ少女たちの成長していく姿を一緒に見ていきませんか?