テレビアニメ『 すべてがFになる THE PERFECT INSIDER 』の特徴と見どころ

すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

当記事は2015年10月~12月にフジテレビの「ノイタミナ」枠で放送された、テレビアニメ『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』の特徴と見どころをご紹介したいと思います!

『 すべてがFになる THE PERFECT INSIDER 』ってどんなアニメ?

本作は、国立那古野大学工学部の助教授・犀川創平(さいかわ そうへい)と同大学1年生の西之園萌絵(にしのその もえ)が、愛知県の架空の島・妃真加島(ひまかじま)の研究所で起こった、天才科学者・真賀田四季(まがた しき)の殺人事件の謎を追うミステリーです。

原作は工学博士のデビュー作!

本作は、推理作家・森博嗣さんが1996年に発表した小説『すべてがFになる』を原作としています。小説は森さんのデビュー作にあたり、シリーズ化もされました。アニメ以外では2002年に漫画化・ゲーム化、2014年にテレビドラマ化、2015年には再度漫画化されています。

森さんは名古屋大学の助教授だった方で、工学の博士号も取得している、バリバリの理系人です。このような原作者のバックグラウンドも、物語に深みとリアリティを与えています。

なお、森さん原作のアニメには、2008年に『攻殻機動隊』の押井守さんが監督をしたことで話題となった、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』もあります。

 

『 すべてがFになる THE PERFECT INSIDER 』のココが面白い!!

本作の特徴と見どころをまとめると、次の3点です。

1)大人も楽しめる、骨太の理系ミステリー!

本作は原作の設定や物語が作りこまれていますので、大人でも十分に楽しめる作品に仕上がっています。ミステリー系アニメとしては『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』などが有名ですが、本作はこれらの作品以上に科学的で数学的な謎解きが展開されており、登場人物の心理描写も複雑で繊細なものとなっています。

果たしてタイトルにある「F」とは何を意味してるのか?真賀田四季の殺人事件にはどのような謎が秘められているのでしょうか?

2)萌えウケを狙わない、独特なキャラクターメイキング!

本作の登場人物はいわゆる萌え系アニメではあまり見られない、独特の容姿と性格を持っています。ここでは本作のキーパーソンとなる、3人の登場人物を見てみましょう。

主人公の犀川創平は、黒縁メガネにボサボサヘアーで煙草ばかり吸っている、32歳独身の研究者です。彼は大学工学部の助教授ですが、学内のしがらみや雑務にうんざりしており、できれば大学を辞めて研究に没頭できる場所に引きこもりたいと考えています。天才工学博士の真賀田四季を心から尊敬しており、彼女の生き方にある種の憧れを持っています。会話は非常に知的かつ論理的ですが、たまに真顔で「意味なしジョーク」を挟むことがあり、「パン」や「なすび」といった謎の文字が書かれたインナーシャツを着ているのも、シュールで笑えます。

一方、ヒロインで犀川の相棒でもある西之園萌絵は、茶髪のショートカットが似合う20歳の美人女性で、抜群の記憶力と計算能力を持つ、いわゆるリケジョです。彼女は裕福な家庭に育ちますが、16歳の時に両親を航空機事故で亡くしています。その事故をきっかけに彼女の容姿や言動は変わり、派手な服装を好み、性格も攻撃的になりました。父親を恩師に持つ犀川とは幼い頃からの知り合いで、彼に一途な恋心を寄せています。

真賀田四季は、仮想現実や人工知能の分野で世界的な権威となっている、29歳の天才プログラマーの女性です。わずか11歳で博士号を取得しますが、14歳の時に両親を殺害したとして刑事裁判にかけられます。しかし、心神喪失との理由で無罪となり、その後15年間は妃真加島の研究所に軟禁され、そこで研究を続けています。彼女は多重人格者でもあり、殺害された両親の人格など、彼女の中には複数の人格が存在しています。

 

すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

 

3)実力派スタッフが制作に参加!

最後に、経験と実績のあるスタッフが多数参加していることにも注目です。

例えば、監督は『エルフェンリート』や『君と僕。』の監督でも有名な神戸守さんです。キャラクター原案は『ソラニン』の漫画家である浅野いにおさんで、オープニングテーマ「talking」は『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のオープニングでも知られる、KANA-BOONが歌っています。そして、現場スタジオは『四月は君の嘘』や『僕だけがいない街』などを制作してきたた、A-1 Picturesです。

とりわけ特徴的なのがシリーズ構成で、担当はテレビドラマ『中学生日記』や『世にも奇妙な物語』の脚本家としても知られる、大野敏哉さんです。実写ドラマを数多く手がけてきた脚本家が、アニメ制作にも参加しているのです。本作がアニメとはいえ、リアリティやドラマ性を重視しているのが良く分かりますね。

『 すべてがFになる THE PERFECT INSIDER 』のまとめ

いかがでしたでしょうか?『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』は、設定や物語の作り込みが見事な、大人も十分に楽しめるミステリーアニメです。本格的な推理物を楽しみたい方や、萌えとは違う視点でアニメの良さを感じてみたい方は、ぜひご視聴になってみてください!

 

筆者:crepuscular

©森博嗣・講談社/「すべてがFになる」製作委員会

引用元: TVアニメ「すべてがFになる THE PERFECT INSIDER」


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ライティング:あにぶ編集部 さん

すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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