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最強の”ハゲ”ヒーロー物語!『 ワンパンマン 』の魅力にまだまだ迫る!!

当記事は2015年10月から12月まで放送された、テレビアニメ『ワンパンマン』の魅力について考えてみたいと思います!本作はONEさんと村田雄介さんの同名マンガを原作とした、ヒーローギャグアニメです。

アニメ『 ワンパンマン 』のあらすじ

まずはあらすじをご紹介します。

主人公の青年・サイタマは就職活動をしていたある日、偶然子供を怪人から救います。その時、ヒーローになりたかった幼い頃の夢を思い出し、ヒーローに就職することを決意します。その後彼は3年間毎日、ヒーローになるべく腕立て伏せ100回、腹筋100回、スクワット100回、ランニング10kmという、常識的なトレーニングメニューをこなしたことで、何故かあらゆる敵をパンチ一発(ワンパン)で倒せる、無敵のヒーローになるのです。

しかし、代償としてサイタマは25歳にしてハゲてしまいます。また、プロのヒーローが加入するヒーロー協会の身体能力検査でも、数値が異常であったため協会職員にその強さを信用してもらえず、ランキングはC級(最高位はS級)止まりです。しかも、協会が彼に与えたヒーロー名は「ハゲマント」という仕打ち。そんな彼の住むZ市に、今日も悪の怪人が人間を襲いにやってきて……

アニメ『 ワンパンマン 』の魅力とは!?

本作の魅力は、1)主人公最強だけど面白いストーリー、2)魅力的なキャラクター、3)劇場版レベルの作画クオリティにあると思います。以下、簡単に説明します。

1)主人公最強だけど面白いストーリー

本作の主人公・サイタマは、物語の最初から無敵です。従って、よくあるヒーロー物語のように、弱虫な主人公が強大な敵からヒロインや町を守るために、修行して強くなる……といった鉄板の展開はありません。戦いはいつもワンパンで終わってしまうのですから。

「それのどこが面白いの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、この物語の面白さの肝は主人公の成長ではなく、見た目や名声のみでサイタマを軽んじてあとで痛い目を見る怪人や同僚ヒーローの滑稽さや、最強となっても驕らずマイペースにヒーローを続ける、サイタマの飾らないカッコよさにあるのです。

2)魅力的なキャラクター

本作には主人公のサイタマはもとより、ヒーローから怪人まで魅力的なキャラクターがたくさん登場します。

例えば、ヒーローでは金髪のイケメンサイボーグ・ジェノスがいます。彼は15歳の時に暴走サイボーグに襲われ瀕死となりますが、クセーノ博士と出会い、復讐のためサイボーグになります。4年後、彼は怪人モスキート娘との戦闘で負けそうになったところをサイタマに救われ、彼の強さに惚れ込み、弟子入りをすることになります。ジェノスはヒーロー協会からS級の認定を受けているトップクラスのヒーローなのですが、協会の認定になんら価値を見出しておらず、サイタマに対してのみ敬意を示しています。

このほかタツマキという、黒のドレスに緑色の天然パーマが似合う、S級2位の女性ヒーローもいます。実年齢は28歳なのですが、見た目も言動も子供っぽいキャラクターです。彼女は超能力を操り、他のS級ヒーローが苦戦する相手も圧倒的な力で簡単に倒してしまいます。よく空中にフワフワ浮いている彼女ですが、どんなカメラアングルでもスリットの入ったドレスから下着が一切見えないため、「履いてない」との噂も……

怪人も、非常にユニークなキャラばかりです。蚊の群れを操って相手をミイラにしてしまうモスキート娘、普段はカタコトだが本当は普通に話せるアーマードゴリラ、S級ヒーローもビビるほど強いが口調はオネエの深海王など、バラエティに富んでいます。

3)劇場版レベルの作画クオリティ

作画が劇場版並にハイクオリティなのも、本作のポイントです。特に注目すべきは戦闘シーンで、ヒーローや怪人たちが縦横無尽に暴れ回り動きます。最後はサイタマのワンパンでカタがついてしまうのですが、その一撃もとても丁寧かつダイナミックに描かれています。

ちなみに、キャラクターデザイン・総作画監督の久保田誓さんは、過去に『天元突破 グレンラガン』の作画監督・原画マンとしても活躍され、『ドラゴンボール』や、高速で動く物体とそれを追いかける物体をカメラが捕えるアニメーション技法、いわゆる「板野サーカス」の大ファンとしても有名な方です。

アニメ『 ワンパンマン 』のまとめ

いかがでしたでしょうか?ヒーローやギャグが好きな方、劇場版クオリティの作画でアニメを楽しみたい方は、『ワンパンマン』をぜひ一度ご視聴ください!

筆者:crepuscular

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