「 暁のヨナ 」 は少女漫画らしい三角関係の逆ハーレム的な描写だけじゃない?

暁のヨナ

少女漫画はアニメ化されると原作の繊細なタッチが損なわれていてガッカリすることも多いのですが、今回ご紹介する「 暁のヨナ 」は違います。原作ファンの人も原作をまだ読んだことがない人にも、両方におすすめできるアニメです。

中国や韓国をイメージした架空の王国である高華王国が舞台のファンタジーです。少女漫画的な逆ハーレムの側面は確かにありますが、主人公のヨナ姫は根性があるので好感が持てます。

暁のヨナを描いているのは、熊本県出身の草凪みずほです。2016年現在も花とゆめで連載されています。アニメーション制作はstuidioぴえろが担当していますが、絵ブレが少ないのでオススメです。

アニメ「 暁のヨナ 」のストーリー

高華王国の姫であるヨナは、温厚な王と幼なじみで護衛のハクに囲まれてのほほんと暮らしていました。

ヨナは従兄弟のスウォンに恋心を募らせていましたが、いつもはやさしい父王にスウォンだけはダメだと言われてしまいます。

護衛のハクはヨナとスウォンが結ばれ、2人が高華王国を治めることを願っていました。

しかし、ある日ヨナは父がスウォンに殺されるところを目撃してしまいます。ヨナはスウォンに命を狙われますが、ハクに守られて王宮から逃げ延びます。ヨナは逃亡中に神官と出会い、四龍の戦士を探すことに…。

「 暁のヨナ 」で描かれる政治的な駆け引き。なぜスウォンは国王を害したのか?

このアニメの見所は、スウォンが王を殺害した理由がまだ明らかにされていないところにあると思います。

スウォンは文武両道な上に、本質的にはとても優しい人柄の人物です。少女漫画の国王として申し分のない人柄といって差し支え無いでしょう。

そんな彼がなぜ王を弑逆したのか謎です。おそらく温厚な父がヨナにスウォンとの結婚を許さなかったことにも深く関わってくるのだと思います。この謎が物語全体の奥行きを深めているのでしょう。

お姫様のヨナがどんどん成長していくのも楽しみなアニメです。王宮から逃げ延びたヨナは父の治世を知り、国政に思いを馳せるようになります。ヨナの父は周辺国に貢物をすることで戦争を避けていましたが、租税の負担を国民にかなり強いる事にもなりました。

ヨナは困窮する村の存在を知り、父の庇護下でぬくぬくと育った自分が目を背けてはならないと固く決心します。王宮から逃亡しながら国のあり方をヨナは模索していきます。ヨナがどのような国のあり方を望むのかも気になります。

お約束の三角関係もバッチリと描写してます!

少女漫画らしく三角関係もあります。ヨナとハクとスウォンは幼い頃から幼なじみのように仲良く過ごしていた過去があります。今も昔もそばに居てくれるハクにヨナは、ほのかな恋心を抱いていますが、自分の気持ちにはなかなか気づきそうにありません。殺されかけたにも関わらずヨナはスウォンのことをまだまだ引きずっています。

最初はハクもスウォンとヨナが互いに想い合っているのを知り身を引いていましたが、徐々にヨナにちょっかいをかけています。ヨナは持ち前の鈍感さでスルーしています。もちろんイチャイチャしている場合ではないのですが。ハクの報われ無さが気の毒ですが、そこが見どころかもしれません。

スウォンもヨナを故意に見逃すこともあり、スウォンがヨナを大切に思っていることがよくわかります。ハクは自分が認めた男であるスウォンの裏切りに対して怒り心頭に発しています。

また、ハクやスウォン以外にもイケメンが出てきます。声優陣も豪華なので、見所満載です。もともとアニメ化しやすい画風のため、違和感が少ないのも原作ファンとしてはとても嬉しいです。もちろん原作の漫画の絵もいいので、アニメが気に入った人は是非漫画も楽しんでみてください。

少女漫画らしい逆ハーレム的な描写はありますが、スウォンがクーデターを企てた理由などストーリー性も十分あります。ヨナも最初はお姫様という感じでしたが、実にたくましく成長していくので好感の持てるヒロインだと思います。

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アニメの題名:暁のヨナ
作者/監督:草凪みずほ/米田和弘
主な声優(複数可能):ヨナ(斎藤千和)、ハク(前野智昭)、スウォン(小林祐介)、白龍(森田成一)、青龍(岡本信彦)、緑龍(諏訪部順一)、黄龍(下野紘)、ユン(皆川純子)ほか
製作会社:sutuidioぴえろ
公式サイト:http://www.marv.jp/special/yona/#
公開日:2014年10月
上映時間:24話(2016年時点)

©草凪みずほ・白泉社/暁のヨナ製作委員会

引用元: アニメ「暁のヨナ」公式ホームページ


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ライティング:あにぶ編集部 さん

暁のヨナ

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