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『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』安彦良和が描く、もうひとつの1stガンダム

今年で35周年を迎えた、今や誰もが知る一大コンテンツとなった『ガンダムシリーズ』。
その第一作目にあたる作品『機動戦士ガンダム』、『ガンダム』の名を有する一連のシリーズの原点であることから敬意を込め『1stガンダム』や『初代ガンダム』などと呼ばれている。
そんな1stガンダムのキャラクタデザイン及び総作画監督であるアニメーターの安彦良和さんが描く、アニメ『機動戦士ガンダム』のストーリーをベースに、アニメでは描ききれなかった補足エピソードや外伝的エピソードを加え安彦先生なりのアレンジをプラスさせた『もうひとつの1stガンダム』こそ『 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 』である。
ガンダムエースという雑誌で2001年から約10年もの間連載された漫画作品であり数年前の最終話を前にアニメ化決定の発表があったが、そこから数年間は音沙汰がなくファンはがっくりとしていたのだが2014年3月に行われた「機動戦士ガンダム35周年プロジェクト」においてそのベールがついにとかれた。

『シャア・アズナブル』の過去に迫るアニメ第一作

全4作の作品であると発表がされ、その記念すべき第1作目にあたるのが、赤い彗星と畏怖されたジオン軍のエース『シャア・アズナブル』そして、地球連邦軍に所属する生き別れた妹である『セイラ・マス』の知られざる過去を描いた原作9 10巻にあたる『シャア・セイラ編』の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』のOVAそして、劇場版形式の映像化が決定した。
兄妹の父『ジオン・ズム・ダイクン』の突然の死、暗躍するラル家、ザビ家の双方の陰謀、主導者の死に暴徒と化する市民たち、二人の兄妹の悲しき数奇な運命に迫る一年戦争の過去の物語。

キャッチフレーズは『赤い復讐の始まり 明かされる過去』

一年戦争の英雄たちの過去も

シャアの過去を描くということで、一年戦争でもおなじみのザビ家の面々や『青い巨星』と呼ばれた『ランバ・ラル』なども登場し『1stガンダム』を観た人にとってはおぉっとなるようなお話も描かれるので初見の人から初代のファンまで楽しめる内容になること受け合いです。
さらにはオリジナルキャラクターたちとの絡み合い、安彦良和さんならではの新たな設定にも注目をしてみてほしいポイントだ。

CGを多用した映像美

MSや戦艦など3DCGを多用した『新しい1stガンダム』と安彦良和さんが豪語するレベルの映像美はぜひPV映像などでチェックしてほしい

2015年4月のDVD/BDの発売に先駆けて、2015年2月28日から劇場でわずか二週間の期間で限定公開される本作、期待が高まる作品だけにそのクオリティを劇場で味わいたいものだ。

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