『 あまんちゅ! 』 第5話「仲間と始めての海のコト」【感想コラム】

8月7日に聖地・伊東市にてイベント三昧だった「あまんちゅ」。参加された方々はお疲れ様でした、聖地巡礼などに勤しんでいるかたもまだまだいらっしゃるかと思いますぜひ楽しんでください。

さてさて、メインキャストらによるアニメ振り返りトークイベント内にて、さっそく来年1月に開催されるアニメ放送後イベントの発表がありました! BD/DVD1巻にはイベントの優先券が封入されていますので、詳細等は公式にて確認をお願いします。

ということで、第5話もさっそく感想とまとめと考察etcをやっていきたいと思います!!!

あまんちゅ! 第5話「仲間と始めての海のコト」

体力をつけるため、てこはぴかりと一緒にジョギングをすることに。そんな中、海女人屋でダイビングを見学したときに出会った愛と誠が、部の先輩であることが判明。しかも、部室に無断侵入した新入部員を絶対に許せない!と、愛が激怒しているのを知って恐怖するぴかりとてこ。怒りに我を忘れて追ってくる愛! その怒りを静めるためにとったぴかりの行動! それらすべてはまたしても、てこにとっては知らない世界の出来事だ。しかし、それは大切な出会いでもあった。

いよいよ登場、まだ見ぬ先輩たち

前回のプール実習で見事に頭以外筋肉痛になってしまったてこさん。水の抵抗って予想以上に強くて水の中って相当なエネルギーやら筋肉を使っているんですよね。ということで当面の課題である『基礎体力づくり』のためにランニングをするてことぴかりたち。春から夏にかけては春濁りなどで海に潜るには厳しい季節なので、体力作りをするには絶好の季節。
ジャージに着替えて二人で軽く走っていた二人ですが……なぜかすでにヤバイ状態のてこ!どんだけ体力ないんだこの子は!!!

「ぴかり…わたしに構わず先に行って…」「てこ、君のことは絶対に忘れないよ…未来で待ってる~」と言いあう二人、なんだかこういうじゃれあう感じは高校生っぽい感じがしますね。
先行したランニングしていたぴかりは、先日インストラクターをしていたときのイチゴパンツ事件のお客さんと偶然校内で再会。
あのときのお客さんはなんと、ダイビング部のまだ見ぬ先輩だったのです。なんといい人そうな先輩たちか…ぴかりはダイビング部の新入部員であることを挨拶しようした刹那ー。
先輩の怒りが爆発。先日のぴかりとてこが無断で侵入してスーツを使ったことに相当怒りを抱えている先輩…。先輩たちと今まで部室で会わなかったのは、新入部員と顔合わせたくなくランニングを繰り返していたためだったのです…。

バレてはまずいと全力で逃げるぴかりとてこ。しかし、先生の不用意な発言でついに二人が新入部員とバレてしまい先輩に追いつかれて絶対絶命の二人。
最後の手段とばかりに、ぴかりは全身全霊の土下座をぶちかまします。てこもジャージ半脱ぎブルマ状態で心からの土下座。なんというシュールな図…。というか、夢ヶ丘高校はいまだに体操着とブルマなんですね。
拳という名の肉体言語で対話を試みようとしていた先輩は拍子抜け(というか、生土下座にドン引き)してしまいます。

ちなみに、すごく余談ですが、原作と同じシーンではてこはちゃんとジャージを履き直して土下座スタイルに入るのですが、なぜかアニメではそのまま土下座するというシュールさが際立つ改変をしていました。

二人の誠意と、前回のインストラクターの一件でぴかりがどれだけ一生懸命に案内して、どれだけ海が好きなのかということを知っている先輩たちは二人を部員として受け入れることに。なんだかんだでツンデレな先輩です。

先輩たちとの改めての出会いはドタバタはあったもののなんとか最初の試練を乗り越え、晴れて夢ヶ丘高校ダイビング部の仲間入りをすることができたてことぴかり。どちらかというとコメディよりの内容で、ようやく夢ヶ丘高校ダイビング部が始動!といった感じのAパートでした。

みんなで潜った初めての「海」

 

あまんちゅ! 5
画像引用元:youtube.com

 

そして、Bパートでは先輩たちの教室での部活についてのミーティング。ここでようやく二人の自己紹介がありましたね。
姉ちゃん先輩こと『二宮愛』ちゃんと弟くん先輩こと『二宮誠』くん。二人はこうみえて双子の兄弟だったという事実も明かされました。そして、姉ちゃん先輩はてこぴかりのことは先生から聞いていると言い、お猿パンツがぴかりで、ジャージ半脱ぎブルマっ子がてこと言い当てる。なんだか変な覚えられ方に嬉しいような恥ずかしいような気持ちのふたり。

そんなこんなで、ダイビングとしての今後の方針を話し合うミーティングがスタート。初心者のてこを部員全員でサポートして、目標は夏までに「オープンウォーターダイバーの資格を取る」ことに決定。
オープンウォーターダイバーは、知識や技術を習得してインストラクターなしでもバディが居れば海に潜ることができる資格のこと。バディと潜れる。明確な目標が定まりさらなる胸のときめきを隠せないてこは、オープンウォーターダイバーになる!と決意を口にするのでした。

ミーティングもそこそこに、なぜかぴかりと姉ちゃん先輩が黒板にお絵かき大会を始めてしまいます。そしてみんなで絵を描いていつの間にか完成した一つの『海』。みんなで潜った初めての『海』。ラストはみんなで携帯片手にカメラを収めるみんな。今後もずっとずっと消えない思い出の1ページが増えた回でした。
いやー誰もいない教室で友達と黒板に落書きするのってなんかすげー青春って感じがします!!チョークアートがあるくらいチョークって色調がパステルで柔らかい絵が描けるんですよね…。てことぴかり二人だけの世界だったのがいっきにキャラも増え広がりを見せた回でした!

第五話は、口よりも先に足が出てしまう姉ちゃん先輩と地味ながら影から支えるタイプの弟くん先輩が改めて登場した回でした。Bパートのラストのてこのモノローグだったりとポイントポイントで入る、原作にはないセリフや展開を挟むことでうまく原作補完をしている印象があります。
また、てこが気持ちを口に出してしまう癖だったり、1話2話で携帯を大事そう眺めていたてこが、思い出に携帯に写メする習慣があること。など伏線?ぽいところやキャラのまた違った性格も垣間見える回でもありました。
そして、AパートとBパートとともに、てことぴかりが普段と髪型が違っていてとてもキュートだったのが個人的な5話の注目ポイントでした。

そして、1クールも折り返しの第六話は「オープンウォーターダイバー」の資格取得に向けて海洋講習を前にプール講習に挑むてこ。どんどんと前に歩み始めるてこは無事プール講習を突破できるのか。

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