91Days 第8話「 帳の陰 」【感想コラム】

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前置きが思い浮かばない程度に、言葉にできない衝撃。

91Days、Day8「 帳の陰 」

前回のラスト、アヴィリオがネロに言った「今日から俺が兄弟だ」の言葉をドア越しに聞いてしまっていたコルネオ。

あの惨劇の晩、自分がアンジェロ(アヴィリオ)に言った言葉だと回想し、コルネオはマフィアらしくなっていくばかりのアヴィリオに複雑な視線を向けるようになる。

そんな折、街には新しい連邦取締官、デルフィが着任する。

密造酒の販売店を次々と摘発し、さらにマフィア一掃を声高に宣言する彼に、ネロとアヴィリオは家族を狙った脅しをも視野に入れる。

今やネロの片腕としてマフィアに溶け込んだアヴィリオに、コルネオは……。

なぜこんなことになってしまったのか

なんでコルネオがここまで追い詰められなきゃなんないの……!!視聴終了直後、本当に言葉にできませんでした。なんでこんなことになったの。

いえ、アヴィリオのことだからコルネオの関与を拒否した時点でなにか考えがあったんだとは思うんです。

現時点で、上記のようにネロにとってなくてはならない存在となってきたアヴィリオ。ヴィンセントとの対面はまだ済んでいないようですが、かなり近いところまで入りこんでいるのは確かです。

だからこそ、ヴァネッティファミリーに入りこむための手段だった密造酒の担い手であるコルネオはそろそろ役目を終えた。だから今後は自分の希望通りに生きてもらいたいという意味だったのかもしれません。

ただアヴィリオがネロに言った「兄弟」の言葉は、コルネオにとっても非常に重いものだったと思うんです。

その絆があると思えばこそ、コルネオはアヴィリオの無茶とも思える潜入策に同じ組を投じ、言われるままローレスヘブンを作り続けてきました。

なのにアヴィリオは自分にローレスヘブンの製造だけを任せて、まるで復讐のことなどなかったようにネロと談笑している。それを目にするのは疑念が募ったことと思います。

しかもそれを揶揄したとたんにあの仕打ちですからね。

そりゃあああいう行動に出たくもなるってもんでしょう。この場合コルネオにとって憎いのは「兄弟」とまで呼び交わしたアヴィリオじゃないはずです。そんなアヴィリオから復讐心すら忘れさせたように見える、ネロです。

古い友人を大切に思っていたために、そしてその意思に従って動いたために巡り巡ってしまった今回の展開。

本当に、見終わった直後は重い溜息しか出ませんでした……。

今後アヴィリオは。コルネオは。ネロは。

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画像引用元:youtube.com

今後って言ってもあと4話ですよ!!面白すぎて終わるっていう実感がないよ!!

しかしすでに大風呂敷は畳まれはじめ、そこに至る経緯もきっと計算しつくされてるんだろうなぁ……という信頼すら感じさせるこの作品。

今やヴァネッティの実質的なトップはネロ。そしてその右腕として動いているアヴィリオ。

ヴィンセントと対面し、信頼を得るまでそう遠くはなさそうです。そうなれば、アヴィリオはヴィンセントに対しての復讐は迷わずやるでしょう。母と弟を始末したのはヴィンセントですから。

そして今回のことでどう転ぶのか分からなくなったのはコルネオ。

アヴィリオたちと敵対する方向に行くのか、それとも面倒ごとを片付けたとしてアヴィリオと同じ道を往くのか。または、逃げて今回のことを一生のトラウマとして抱え込むのか。

さらにネロ。ファミリーの存続を一身に背負っているネロですが、アヴィリオとはもはや親友と言っても差し支えないでしょう。けれどアヴィリオがヴァンノに復讐したことに変わりはなく、また、アヴィリオがヴィンセントに復讐した場合……許容範囲は超えると思います。

あと4話。あと4話かぁー!

果たしてこれからどうなるのか。本当に、作中の誰にも、なにも残らないんじゃないだろうかという不安感すら押し寄せてきました。
生き残ってるみんな幸せになってくれと思うけど、たぶんみんな幸せにはなってくれそうにない。つらい。

もはや最終回までのカウントダウンは始まっています。これからはより一層心して見なければ!

91Days 第7.5話「 短いローソク 」【感想コラム】

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引用元: 91Days


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ライティング:井之上 さん

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井之上

濃いめのオタク。実家がオタクだったせいで自然学習されてしまった年齢に見合わないオタ知識のせいで年齢詐称を疑われることもしばしば。家事育児と投稿小説製作の合間に少しだけライターとして書かせていただいています。