2016年夏アニメ『 91days 』のまとめ

91days 8

時は禁酒法時代、法は無意味で街にはマフィアに支配されている。かつてマフィアの抗争により家族を殺された男が、一通の手紙をきっかけに復讐へ。

運命に導かれた男たちの91日間の結末は…復讐が復讐を呼び、殺人が殺人を呼ぶ。そんなギャングアニメ『 91days 』をあにぶライターの井之上さんが、毎週視聴後に感想コラムを書き上げています。

このページは、そんな井之上さんが毎週執筆している『 91days 』のまとめページです。ストーリーの振り返りや、物語の余韻にご利用下さい。

 

91Days 第1話「殺人の夜」

91Days

薄暗い雨の街。生気の感じられない少年、アヴィリオは差出人不明の1通の手紙を受け取る。その内容がどんなものだったのか――彼はかつて裕福に暮らしながらも、マフィアの抗争によって両親と弟を殺された街・ローレスへと舞い戻る。

最初に訪れたのは幼なじみで、「これからは兄弟として生きよう」と言ってくれたコルテオの住居。世は禁酒法時代。「アルコールは神からの贈り物であるが、濫用は悪魔の仕業」という主張から始まり、「ドイツ憎し」の感情からも0.5%以上のアルコール度数の飲料が禁止されていた時代である。

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91Days 第2話「 いつわりの幻影 」

91Days 2話

今回もまた、ライバル組織であるオルコファミリーから酒を盗んでいたヴァネッティファミリーのヴァンノ

首尾よく盗み出したかと思ったもののそうではなく、仲間で運び手だったトロンコを殺され、自身も命からがら逃げ延びる羽目となる。
そんな中ヴァネッティファミリーの邸宅ではボスの娘であるフィオと、ガラッシアファミリーのボスの甥にあたるロナルドのウェディングパーティーで一見華やかな祝賀ムードに包まれていた。

しかしオルコファミリーとの関係が悪化の一途を辿っているのを肌で感じつつ、上位組織であるガラッシアファミリーからは「手打ち」の意向を示されていることにヴァンノは反発意識を強める。

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91Days 第3話「 足音の行先 」

91days

セルペンテの死体が消えていたことで、標的となるはずのネロからオルコファミリーの手先かと疑いをかけられるアヴィリオ。消えたセルペンテの死体の行方を明らかにしなければ敵討ちなど望めないアヴィリオは、苛立ちからコルテオにすら疑いの目を向ける。

そんななか、コルテオはアヴィリオとともにファンゴ襲撃に一役買っていたチェロットに話を聞きに行く。すると連邦取締官に死体を売ったことを告白した。

そして当の連邦取締官・スクーザは、上位マフィアであるガラッシアファミリーにオルコとの諍いを知られるわけにはいかないヴァネッティファミリーの立場を利用し、セルペンテの死体を高く売ろうとやってくる。

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91Days 第4話「 敗けて勝って、その後で 」

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冒頭、ヴァンノとの思い出を夢に見るネロ。フィオとロナルドの結婚を最後まで反対していたヴァンノは、ネロとその弟、フラテの仲が昔のように仲睦まじくないのを心配もしていた。

「思っているより難しいんだぜ」とこぼした言葉を回想しつつ、以前の明るさを取り戻しつつあるネロは、運転下手なアヴィリオに絡みつつも逃走劇をそれなりに楽しんでいた。

オートキャンプ場では子どもたちにジャグリングを見せたり、スリの手口で喜ばせつつ、テントで一夜を過ごす。思い出話に花を咲かせつつ、その流れでアヴィリオはネロに初仕事の話を聞き出すことに成功する。

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91Days 第5話「 血は血を呼ぶ 」

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相変わらず逃走を続けるアヴィリオとネロ。しかしいつもの定時連絡の際、オルコファミリーと手打ちになったという情報を得る。

以前からオルコファミリーと歯車が噛み合わなかったファンゴがついに離反し、その処分のためにヴァネッティファミリーと手を組むことにしたらしい。

これでガラッシアファミリーの意向も成し、晴れてファミリーへと戻れることになったネロ。帰路の最中、ネロはアヴィリオをファミリーへと誘う。

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91Days 第6話「 豚を殺しに 」

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重症のティグレを救い、ファンゴの庇護下にねぐらを確保するため、ドン・オルコを生きたまま引き渡すという約束を交わすアヴィリオとネロ。

ネロに策はないものの、アヴィリオは「とっておきの策がある」と言ってオルコファミリーの拠点であるレストラン、「オッティモ・オルコ」をたった二人で訪問する。

堂々と食事をしながら密造酒の譲渡を提案したネロに、ドン・オルコは密造酒の醸造場所であるロッジへとやってくる。

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91Days 第7話「 あわれな役者 」

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ファンゴファミリーに居候の身となったネロ、そしてヴァネッティファミリー存続のためにガラッシアファミリーの傀儡をよしとするフラテの対立は激化の一途をたどる。

互いの部下を殺し殺される状況に、当事者のネロとフラテだけでなく、ガラッシアとの懸け橋としてロナルドの妻となったフィオは次第に憔悴していくが、歯車は掛け違ったまま加速するばかり。

血を分けた兄弟との殺し合いに戸惑いを見せるネロに、アヴィリオは冷淡な視線で道筋を敷いていく。

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91Days 第7.5話「 短いローソク 」

91Days 第8話

アヴィリオの家族が殺されるシーンから始まるので、視聴者が忘れかけていたアヴィリオの復讐心を再び思い出すことができます。

ナレーションも適宜入っているので、途中から視聴を始めたという人にも非常に分かりやすい構成になっていました。
しかも今回総集編が入ったことで、これまでのアヴィリオの動きやマフィアたちの動きを整理した状態で今後の展開に臨めるという利点もありました!

尺つなぎでなくきっちり意味のある総集編バンザイ……!

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91Days 第8話「 帳の陰 」

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前回のラスト、アヴィリオがネロに言った「今日から俺が兄弟だ」の言葉をドア越しに聞いてしまっていたコルネオ。

あの惨劇の晩、自分がアンジェロ(アヴィリオ)に言った言葉だと回想し、コルネオはマフィアらしくなっていくばかりのアヴィリオに複雑な視線を向けるようになる。そんな折、街には新しい連邦取締官、デルフィが着任する。

密造酒の販売店を次々と摘発し、さらにマフィア一掃を声高に宣言する彼に、ネロとアヴィリオは家族を狙った脅しをも視野に入れる。

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91Days 第9話「 黒ずんだ野望 」

91Days 第9話「 黒ずんだ野望 」

ネロを裏切っていたことが露見してもファンゴの庇護下に入れば当面のところは安泰だと思っていたはずのコルテオ。そんなコルテオがファンゴに裏切られたことをきっかけに彼を手にかけ、拠り所をなくして逃走を図るのはむしろ当然のことでした。

しかしそんな彼の心情を深夜の速歩と息遣い、汽車に乗り込もうという焦りだけで表現したのはすごく雰囲気があっていいなぁと思いました!

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91Days 第10話「 誠実の証 」

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手紙の差出人はネロの叔父、ヴァネッティファミリーの幹部でもあるガンゾだった。ヴァネッティファミリーを牛耳り、街の支配者という玉座を狙うガンゾは、アヴィリオに復讐をけしかけることで邪魔なヴィンセント、ネロの排斥を考えていた。

いわば汚れ役を承知の上で復讐を果たす代わり、アヴィリオはコルネオの引き渡しを要求する。

アヴィリオはファミリーの仕事でシカゴへ向かう際、コルネオを伴い「ブルーノ」の偽名で暮らしていた街へと戻る。抜け殻のように暮らしていた部屋にコルネオを匿い、しばし昔のような一日を謳歌する二人。

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91Days 第11話「 すべてがむだごと 」

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唯一の理解者ともいえたコルテオを手に掛けて以降、目に見えて憔悴しているアヴィリオ。そんな中、劇場のこけら落としを前に、ヴァネッティファミリーの屋敷へドン・ガラッシアがやってきた。

ロナルドのことも水に流すというガラッシアだが、ネロ達はより緊張の糸を張り詰める。

アヴィリオはこけら落とし当日にネロとヴィンセントへの復讐を果たすべく、ガンゾと綿密な打ち合わせを進める。その際、アヴィリオは例の手紙にガンゾの名前を追加することを要求する。

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91Days 第12話・最終回「 汚れた空をかいくぐり 」|最終話

91Days 第12話

ガラッシアファミリーとヴァネッティファミリーの抗争は激しさを増す一方で、もはやヴァネッティファミリーの運命は風前の灯火。

かつてファンゴファミリーが本拠地として使用していたアイランドに立てこもっていたメンバーも、次々とガラッシアの銃弾に倒れていく。

ガラッシアに捕らえられていたアヴィリオは、ネロによってその場から連れ出される。だが当然ファミリーとしてだけでなく、すべてを失ってしまったネロが恨んでいないわけもなかった。

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血と硝煙とアルコールの匂いの中で。「 91Days 」感想の総括

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今となって思えば、オープニングを担当したTK from 凛として時雨(この名義、敬称をつけるべきか迷ってしまいます)はストーリーの大まかな流れを聞いたうえで歌詞を書いたんだと思えます。

決して珍しいことではないんですが、最終回を見終えた今、オープニングである「Signal」の歌詞を見直すと「あぁ、アヴィリオの中でネロはこういう存在になっていってたんだな」と再確認して非常につらいです。

ネロを仇としてではなく友人として見てしまうようになってから、ともすれば手放してしまいそうな憎しみを必死で繋ぎ止めていたとか考えると本当につらい。

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引用元: 91Days


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ライティング:あにぶ編集部 さん

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