熱血アニメ列伝その15 最高だよ!兄さん!『 宇宙の騎士 テッカマンブレード 』

宇宙の騎士 テッカマンブレード

九月も後半に入って、かなり涼しい日が増えてきましたね。でも、まだまだ暑い夏の余韻が「熱い」アニメを俺に見せる!な感じで、今回も物凄く熱いアニメを、ニュース的な意味も含めて行ってみましょう♪

今回、取り上げるのは1992年に放送された『宇宙の騎士テッカマンブレード』です。

以前、こちらでも扱った『赤い光弾ジリオン』を手がけた「タツノコプロ」さん制作の、SFヒーローアニメ。まずは、いつもの通りあらすじから行くぞ、ペガス!(どこからか響く「ラーサー」の声)

絶滅間近な地球に舞い降りた天翔ける騎士! テッカマンブレード のあらすじ

宇宙の騎士 テッカマンブレード

画像引用元:youtube.com

連合宇宙歴192年。人類に恩恵をもたらす事を期待して作られた、軌道エレベーターとそれに接続されて地球を一周する巨大建造物の基地「オービタルリング」。そこに謎の侵略者「ラダム」が飛来。

またたく間に、このオービタルリングはラダムに占領されてしまいます。そして、オービタルリングに設置された、本来は地球を外部からの攻撃から守る為のレーザー兵器で、地球は壊滅的なダメージを受けてしまいます。

更に、そこに侵略者ラダムの尖兵「ラダム獣」が地球に次々と降下。街を破壊し、地球を思うがままに蹂躙していきます。ラダム獣は破壊活動を終えると、地中に潜り込み、己の体を「ラダム樹」に変態。

そのラダム樹から排出される胞子で、地球の姿は別の星のように変えられていきます。地球は、もう滅びの道を歩むしかないのか……?

そんな状況のある日、オービタルリング上で、激しい戦いを繰り広げる謎の二つの存在。その一つがもう一つの攻撃を受けて、地球上へと落下していきます。

落下地点の近くで、ラダム樹の調査を行っていた「外宇宙開発機構」のメンバー、アキとノエル。彼らは、落下地点で一人の青年を発見。発見後すぐに気絶したその青年を保護し、「外宇宙開発機構」の基地に連れていきます。

その青年はひどい怪我を負っていましたが、目覚めると「スペースシップを渡せ!」と基地のメンバーを脅し、地球上で唯一残っていたスペースシップ「ブルーアース号」を強引に奪い取って宇宙へと飛び出します。

ブルーアース号は、オービタルリングに接近。ラダム獣が迫り、危機的な状況に。発進前に何とか乗り込んだ、アキとノエルも恐怖に慄きます。そんな状況を作り出した青年をノエルが「デンジャラスボーイ=Dボゥイ」と名づけます。

アキとノエルがDボゥイに「どうするのか?」と問い詰めると、彼は機外へと出ていくと言い出します。

呆気にとられる二人を尻目に、ブルーアース号の船外ハッチの中で叫ぶDボゥイ。

「テックセッター!!!」

Dボゥイが手にしていたクリスタルと同じ形の光に包まれ、彼は宇宙へと飛び出し、宇宙を翔ける騎士のような姿に変身します。そう、その姿こそ「宇宙の騎士テッカマンブレード」!この作品のヒーローです。

テッカマンブレードは、地球上の兵器がまるで役に立たないラダム獣を、次々と撃破。こうして、テッカマンブレードと、侵略者ラダムの壮絶な戦いが始まったのです。

過酷な運命の中でもがきながら戦う男!Dボゥイの生き様が熱い!

『宇宙の騎士テッカマンブレード』のあらすじ、いかがだったでしょうか?

絶望的な状況の地球が一人のヒーロー(及び、その所属する団体)が救う、というある意味超王道なストーリーではありますが、他の作品と一線を画す作風となっている要素が、このテッカマンブレードにはあります。

それは、主人公の「Dボゥイ」の「あまりにも過酷な運命」の中で、彼が戦う、というストーリー展開です。

ネタバレになるので、あまり多くは書けませんが、Dボゥイが何故テッカマンになったのか?

そして、物語が進むと出てくる敵側のテッカマンの正体(元々、この作品のテッカマンシステムはラダム側の技術)などには、その「過酷な運命」が大きく関わってきます。

特に敵側のテッカマンの一人「テッカマンエビル」との、壮絶な関係は必見です。

その他にも、Dボゥイには数々の困難が、戦いの中起こっていきます。この手のアクション要素の強い作品の中で、Dボゥイほどのひどい目に遭っているキャラクターはあまり見た事がありません。

しかし、そんな苦境にありながら、彼の「ラダムを絶滅させ、地球を守る」という思いの強さは折れる事がありません。

そんなまさに「不屈の闘志」を持つ、Dボゥイの姿は、見る者を熱くさせるでしょう。テッカマンブレードの「熱血」ポイントは、まさにここと言って良いと思います。

その他にも、タツノコプロ作品の王道展開の「敵側兵器に対抗し得る唯一の存在」という設定は、ブレードの中では特に顕著に出ている特色とも言えます。

テッカマンブレードは、サイズ的には人間とそう大差ないほどの大きさしかありません。にも関わらず、このブレードに勝てる架空の兵器(あるいは戦闘能力を持つ存在)は恐らくあまり無いでしょう。

少し、このテッカマンについて説明しておきましょう。

ラダムが開発した「テッカマンシステム」は、知的生命体を捕捉、ラダム樹により改造、外骨格をシステムボックスによって形成させ、単体での強力な戦闘能力を有する小型人型兵器とするモノです。

分類的には、パワードスーツの一種と言えるでしょう。と、同時に生体兵器の一種でもあると言えます。

格闘戦、遠距離攻撃、広範囲攻撃、全てを兼ね備える高い攻撃能力。更に、反物質兵器が実現されているこの世界においても、それに耐えうる防御能力をブレードは有しています。

この人型サイズという小ささでありながら、比類なき戦闘能力を持っているヒーロー、というのも、間違いなく「熱い」要素の一つと言えると思います。

テッカマンブレード の魅力の一つは「子安武人」さんの怪演にあり!

宇宙の騎士 テッカマンブレード

画像引用元:youtube.com

前項でブレードの熱いポイントを語りましたが、この作品にはもう一つ、出演声優さんの一人「子安武人」さんの怪演というポイントが存在します。

子安さんの演じるのは、敵側テッカマンの一人「テッカマンエビル」。Dボゥイの双子の弟という設定で、Dボゥイに対して、憎しみと愛情を同時に持ち、その事がキャラクターに異常性を持たせている原因ともなっています。

そして、そのキャラクター性の異常ゆえ、子安さんの演技は作品の中で、かなり暴走しています。

今回のタイトルの中にある「最高だよ!兄さん!!」は、エビルの台詞の一つでもあり、「ブレードファン」なら誰でも知っていると言えるぐらいの、ある意味象徴的な台詞とも言えるのです。

この台詞がどんなシチュエーションで、そしてどんな風に発せられているのかは、実際に見た時のお楽しみ、と言ったところですが。

もし、今回のコラムでブレードを見る事に興味を持った方が、見る時の一つのポイントにして欲しいところです。

2016年10月からキッズステーションにてHDリマスター版が放送開始!

さて、『 宇宙の騎士 テッカマンブレード 』の魅力をいくつか語ってきましたが、やはりこれは実際に見て欲しい作品の一つです。

配信などで、見る事も出来ますが、CSの契約をしている方には、一つニュースが先日飛び込んできました。

今年(2016年)10月より、CS放送局の一つ「キッズステーション」にて、この『宇宙の騎士テッカマンブレード』のHDリマスター版の放送が決定したのです!

10月3日、21時30分より放送が開始されるので、このコラムで興味を持った方は是非、見てみてくださいね!

 

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ライティング:あすかつぐよし さん

宇宙の騎士 テッカマンブレード

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あすかつぐよし

熱血系アニメ大好き! スパロボ、特撮、猫、そんな感じのエレメンツがお好きな方にはきっと面白いコラムが書ける筈! 最近のアニメとは少し違う魅力のある、昔の作品から、 現在の面白い熱いアニメまで、熱く書いていきます!