わっちは賢狼ホロでありんす♪アニメ「 狼と香辛料 」の世界

2006年2月から刊行され2011年7月に全17巻という幕を閉じたライトノベル「狼と香辛料」が帰ってきました!なので、もしかしてひょっとすると第三期があるかもしれない?!今のうちにアニメを見て予習しましょう♪

新たな旅路の前に今までの旅の振り返りのススメ

全17巻で主人公ロレンスとホロの二人の旅は終えたかのように思ってました。
ところが、2016年9月、何と何と! 18巻が出たのです。
それも新シリーズの新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙を引っ提げて!

ということで、主要人物二人についてご説明したいと思います。

ロレンスは旅の行商人。小麦やテンの毛皮といったものを商いに扱っています。あご髭が自慢の少しよれっとした青年男性です。

ですが、頭の回転は速く行商人としては中々のキャリアを積んでいるようです。

声優さんはイケメンボイスの福山潤さん。渋い声がとても素敵です。

ホロというのはパスロエという村にある理由で豊作をもたらしていた神様です。自身のことを賢狼ホロと言い、それに相応しくとても頭脳明晰でその為か口も達者。耳とふっさふさの尻尾がチャームポイントな娘の姿をとっています。小清水亜美さんの声は小説「狼と香辛料」を読んでから見た私には、はまり役に思えています。

あることをきっかけにロレンスはホロを生まれ故郷のヨイツまで連れて行くことになります。

そこから二人の長い旅は幕を開けます。

二人のやりとりが恐ろしく面白い!頭を使う恋模様

しっとりとした曲調から始まるOPを裏切ることなく、穏やかな雰囲気のアニメです。

ライトノベルが原作なのでアクションものかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あまりアクションシーンはありません。

というのも、メインが商人としての商売の戦いだからなのです。

頭脳戦がとても心地良いストーリーとなっております。

嘘を聞き分けることが出来るホロの耳を頼るのか頼らないのか。悩むロレンスに全ての答えを知っているかのような振る舞いのホロ。

苦い思いをしながらも二人は信頼を築いていく過程が全13話×2のアニメの中に詰め込まれています。

言葉遣いとホロの関係? 貴方もホロ言葉で癒やされてみよう

狼と香辛料
画像引用元:youtube.com

不思議な話し方をするホロにいつの間にか惹かれてしまう人は多いのではないでしょうか?

わっち、ありんすなどは廓詞(くるわことば)に近いのかもしれませんね。

廓詞というのは、ありんす言葉や花魁詞と呼ばれたりもする江戸時代の遊郭で遊女が使っていたとされる言葉遣いです。

耳に心地良く入ってくるホロの言葉には意味や内容だけではなく、こういった言葉遣いによるものもあるのではないかと思っています。

作者の支倉凍砂(はせくらいすな)先生が意図して使ったのかどうかは思考遊びに持って来いかもしれません。

 

一緒になって頭を使い謎を解く楽しみやキャラクターに萌えるのも良し、二人の行方末をやきもきするも貴方次第。そんな優しくも残酷な「狼と香辛料」の世界に貴方も浸ってはみませんか?

 

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