グロ注意!?『 屍鬼 』はちっぴり刺激的なアニメを見たい方に薦める本格ホラーアニメ。

現実では血を見るのは苦手だけど、アニメならちょっと刺激の強いものを見たい。ホラー映画は苦手だけど、アニメでなら怖いモノも見てみたい。そんな方はいませんか? ちょっぴり刺激的なオトナのホラーアニメ、ありますよ。教えちゃいます♪

死と狂気に満ちた村での出来事を描いた本格ホラーアニメ、『 屍鬼 』

『屍鬼』とは小野不由美先生の小説を原作とし、2010年にテレビアニメ化された作品です。原作がライトノベルではない一般小説と聞くと、中には少しお堅いイメージを持つ人もいるかもしれませんが、全然そんなことはありません。2008~2011年の間にジャンプスクエアにてコミカライズもされていて、アニメはその時作画をしていた漫画家・藤崎竜先生の絵をベースに作られています。内容もコミカライズ版を基準にして、コンパクトにまとまっています。

さて、気になる内容ですが……。

舞台は人口1300人の閉鎖された村、外場村。いまだ土葬の習慣が残っているこの小さな村に、ある日原因不明の衰弱死が蔓延していきます。この謎と死の恐怖に、村で唯一の医者・尾崎敏夫や都会で育った故に村での生活を嫌っている少年・結城夏野らが立ち向かっていくというものです。

と書いていしまうとなんだか謎解き系のお話のように思えてきますが、ホラーです。タイトルからも想像できる通り、このアニメには屍鬼という人外が登場します。起き上がる死者です。村に死を運ぶ屍鬼の存在に気づいた主要キャラ達が、いかにしてその存在を村のみんなに証明するか、屍鬼とは何者でどうすれば退治できるのか、ということを探りながら死への恐怖と戦っていくお話です。

徐々におかしくなっていく”人間側の狂気”もまた見どころです。

屍鬼
画像引用元:youtube.com

グロ注意!?リアルな解剖シーン

このアニメの見どころの一つに、解剖シーンがあります。詳しく説明するとネタバレになってしまうので状況は省きますが、敏夫がある人物を解剖するシーンが出てきます。

解剖されている相手の表情、身体の表面を切り裂き内部の血管を切断する様子や溢れ出る血の描写――といったグロさもまたこの作品の魅力です。とにかくグロいです。というかエグいです。

そして、淡々とエグいことをする人間の狂気。屍鬼だけではなく、人間もまた恐ろしい。ここ、ポイントです。

藤崎竜の独特なタッチ

藤崎竜先生の絵は独特なタッチをしています。個性あふれる髪型や服装をしたキャラ達を眺めているだけでも面白いです。リアル系の絵ではないので、興味はあるけどちょっとホラーは苦手かも? なんて方でも安心して見れると思いますよ。

藤崎竜先生は現在、ヤングジャンプにて『銀河英雄伝説』のコミカライズを連載しています。『屍鬼』のアニメを見て気に入ったら、こちらも合わせて読んでみてはいかがでしょうか。

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