舟を編む 第2話「逢着」 【感想レビュー】

こんにちは。吉野です。皆さま、『舟を編む』の原作は、もう読まれましたか?

2012年本屋大賞で第1位を受賞した、三浦しをん先生の長編小説。私は、本日、本屋さんでGETしてきました。

まだ、読み始めなのですが、ページをめくる手が止まらないくらい面白いです。アニメはもちろん、小説もオススメなので、是非、読んでみて下さい。

では、早速、第2話のまとめを、書いていきたいと思います。

舟を編む 第2話「逢着」

辞書編集部の新しい仲間――馬締の歓迎会が開かれた。 彼女もいない、携帯電話も持っていない、さらに、趣味は「エスカレーターに乗る人を見ること」だという馬締を、怪訝な目で見る西岡。 けれど、荒木は、監修の松本先生を振り返り、顔を見合わせて頷き合う。   その後、辞書にかける情熱を語る、荒木と松本先生。

2人の熱い思いを知り、自分も何か辞書作りの役に立ちたいと思う反面、辞書編集部のみんなと仲良くやれるか、そして、期待に応えることが出来るのか、不安になる馬締。

そんな馬締に、下宿先の大家 タケさんは……?!

辞書編集部員が作ろうとしている辞書「大渡海」

「辞書は、言葉の海を渡る舟です。言葉がなければ、自分の思いを表現することも相手の気持ちを深く受け止めることもできません。人は辞書という舟に乗り、最もふさわしい言葉を探して、暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。言葉は光なのです。

しかし、刻々と変化する世界でうまく言葉を見つけられず、行き場を失った感情を胸に葛藤の日々を送る人もいる。そういう人々にも安心して乗ってもらえるような舟。それが我々が作ろうとしている辞書。大きな海を渡ると書いて「大渡海」です」

と穏やかに、けれど、どこか熱っぽく語る松本先生。

「辞書」に対して、そのような見方をしたことがなかったので、このセリフには、鳥肌が立ちました。

約23万語を収録する予定だという、人々の思いに寄り添う辞書「大渡海」

一体、どのような言葉が選定されるのでしょうか。

ますます完成が楽しみになりました。

心優しい大家 タケさん

新しい職場環境のことで思い悩む馬締に、タケさんは、

「頼ったり頼られたりすればいいと思うよ。私だけじゃなく職場の人とも。一生懸命みんなに気持ちを伝えればみんなも一生懸命応えてくれる。世の中ってのはそういうもんさ」

と温かい言葉をかけます。

まるで家族のように、馬締のことを気遣ってくれるタケさん。こんな大家さんのいる下宿先に、私も住みたいです。

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さて、馬締の前に現れた謎の美人女性……彼女は一体、何者なのでしょうか。
タケさんが電話で話していた相手のようですし、もしかして、親戚とかお孫さんとかですかね?!

続きが気になります!!

舟を編む 感想レビューのまとめ

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