『 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 』2期 第4話(第29話) 「出世の引き金」【感想コラム】

画像引用元:©創通・サンライズ・MBS

10月から第2期の放送がスタートした「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。それを記念して鉄血のオルフェンズの世界観をガンダムのプラモデル、通称「ガンプラ」で表現された特別展「GUNPLA×鉄血のオルフェンズ展」が池袋パルコにて期間限定で開催されています。

来場者には公三日月・オーガス、オルガ・イツカの会場限定ステッカーも配布されるそうなので、アニメと合わせてこちらもお楽しみください。

さて、第29話の感想・考察をやっていきたいと思います。

「 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 」第29話『 出世の引き金 』

夜明けの地平線団による襲撃の落とし前をつけるため、鉄華団の三日月・オーガスとオルガは思想家団体テラ・リベリオニスのアリウムのもとを訪れる。

一方、ギャラルホルン火星本部には、地球外縁軌道統制統合艦隊司令のマクギリス・ファリドが到着。

マクギリスは、鉄華団にある誘いを持ちかける。

火蓋が切って落とされた混戦

ついに現れた敵のボスであるサンドバルを目の前にした三日月の前に割って登場したのは、新型機レギンレイズに乗って登場したギャラルホルンのアリアンロッド艦隊からジュリエッタ。

お互いにサンドバルをねらう三日月とジュリエッタに対して、ユーゴー三機で対抗しようとするサンドバルとの激しいバトルが始まろうとしていました。

しかし、本来の目的は海賊団討伐。敵の頭さえおさえてしまえばこの混戦の戦場から抜け出せると悟ったオルガは三日月に指示を出しますが、当然こんな戦況でうまくことは運ばず大混戦の火蓋が切って落とされます。

ワイヤーアンカーでレギンレイズを捕らえるユーゴーに対して、肩パーツをパージして反撃を避ける。
そこに、イオクがスナイパーを打ち込み、さらにギャラルホルンのシュヴァルヴェ・グレイズが割って入り込む!それらをかわしつつサンドバルを目指す三日月。

そして、さりげなく色んな人からディスられるイオクさん。

一瞬、一瞬で目まぐるしく変わる戦場は『Zガンダム』の終盤戦を彷彿とさせる熱さに思わず魅入ってしまいました。
戦闘そのものよりも戦場の状況、次々に投入されるパイロットや新型機というまさに『終盤戦』という構図自体になんだかワクワクとさせられてらしまいます。

ついに敵のユーゴーを捕らえることに成功した三日月!
しかし、捕らえた敵のユーゴーをメイスでボッコボコにしていきます!!本人曰く殺さないような捕ら方らしいがやり方が雑過ぎるw

思いがけず大混戦へと発展した今回の戦闘は、敵の頭を抑えることに成功した鉄華団の勝利で終わるのでした。

内部組織の確執

仕事を終えた鉄華団たちを他所に、依頼主側であるテイワズの間で今回の鉄華団の活躍はギャラルホルンの介入にあるのではないかと揉め始めます。

しかし、マグワードは鉄華団の活躍を評価、火星クリュセ領内でも最大の規模のハーフメタル発掘場の利権を譲渡することを決めます。

ポッと出の鉄華団がここまで高く評価されるのを当然気に食わないと思うナンバー2のジャスレイ。

成果をあげ名をあげるたびに代償として敵が増えていく鉄華団。今度は内部との確執が生まれつつあるのかもしれない。

これは本当にガンダムなのか……!?

今回の戦闘の発端ともいえる人物・アリウム・ギョウジャンの元へカチコm…ゲフンゲフン、やってきたオルガと三日月。
今回の一連の騒動の”落とし前”を付けにやってきたというわけです。

突然やってきたスペースヤクz、もとい鉄華団に賠償金の倍額を要求され当然、しらばっくれてギャラルホルンに助けをこいます。しかし、ギャラルホルンには取り繕ってはもらえず、頼みの綱の仲間も抑えられ狼狽えるギョウジャン。

『何言ってんの、あんた』

『払う金もねぇなら今すぐ”向こう”に行ってあいつらに詫びてこい』

引かれる引き金。鳴り響く銃声。飛び散る血。

あれ…なんかこういうシーン『ヨルムンガンド』とかでみたことあるぞ!!もしかして別のアニメを見ていたのかな?

いやいや、安心してください『ブラックラグーン』でも『新宿スワン』でも『闇金ウシジマくん』でもありませんよ。日曜夕方から放送されている健全なロボットアニメ『機動戦士ガンダム』です。BPOへの連絡はご遠慮ください。

争いごとが起きる度に犠牲がでて、三日月たちや鉄華団の誰かがまた誰かの命を奪う。
こんな事が起きてしまったのも、自分が弱い立場であると嘆くクーデリア。
いつの日か平和な日常が訪れたら3人で農場をやりましょうと提案するアトラ。はぁ…天使。
最終回はそんなハッピーエンドでぜひとも終えてほしい。

新型ガンダムフレームの出現

今回の報酬で得た採掘場からなにやら新型のガンダムフレームとモビルアーマーらしきものが発掘されます。なんだか発掘と聞くと『∀ガンダム』を思い出しますね。

まだまだ戦力の少ない鉄華団には文字通りの掘り出し物ですが、これはモビルスーツに乗ることを熱望している「彼」への布石となるのでしょうか…。

そして、ハーフメタルの採掘場からガンダムフレームが出てくるということが意味することはなんなのでしょう。
かつて、ここが激しい戦場だったという単なる符号でしかないのか。ハーフメタルってもしかしてMSに使われている!?はてさて…。

動きはじめるギャラルホルンとオルガの決意

海賊団討伐という共闘作戦を経て、ついにギャラルホルンのマクギリスが動き始めます。

ギャラルホルン内部での争いもかなり激化しているようで、今回の一件を受け改めて鉄華団との共闘を申し出るマクギリス。

鉄華団にとって、ギャラルホルンという戦力や後ろ盾はもちろん損ではない話。しかし、完全に信用しきったわけではない間柄である両者、そしてそれを承知の上で協力をこうマクギリス。

オルガもあらゆる利益不利益を考慮したうえで、固い握手を結びます。ついに正式にギャラルホルンとの共闘を決めた鉄華団、この先鉄華団になにが待ち受けているのか…。

「夜明けの地平線団」編は終了

さてさて、第29話は戦闘シーンあり、内部の動きあり、そしてギャラルホルンとの共闘という結末と、見どころ満載のお話となりました。
ギョウジャンのところへ押しかけたときのオルガ役の細谷佳正さんの演技も素晴らしかったのですが、個人的な見どころはクーデリアが改めて強い決意を語るシーンですね。

アトラには本音を吐露しながらも、その後は立ち直りこの情勢を変えなければという強い決意はぐっとくるものがありました。次回も楽しみです。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 感想コラムのまとめ