この秋最高に熱いアニメ!『 劇場版 マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子 』の魅力をご紹介♪

『 銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 』とは、2013年の春に2クールものとして放送されたロボットアニメです。監督は『デート・ア・ライブ』や『デジモンアドベンチャー tri.』でも監督を努めた元永慶太郎さん。キャラクターデザインは『機動戦士ガンダムSEED』、『蒼穹のファフナー』、『スクライド』等を担当した平井久司さんです。そんな豪華なアニメ、マジェプリの劇場版がついに公開されました。

地球人類と宇宙から来た勢力の戦いを描いたロボットアクションアニメ

 物語は、宇宙へ進出した地球人類と謎の勢力“ウルガル”との戦いを描いたものです。主役サイドは全地球防衛軍ことGDFに所属する五人組、“チームラビッツ”。彼らは遺伝子操作によって生み出された戦闘に特化した者達です。最新鋭の戦闘デバイスAHSMB(アッシュ)という機体に乗って戦う五人ですが、個々の能力は高くともチームワークが悪く、そのため彼らは“ザンネン5”と呼ばれています。

そんな彼らが成長していくさまを描きつつ、人類に隠された秘密、“ウルガル”の謎にも触れていく話です。

 

――というわけなのですが、劇場版本編開始前にこれまでのあらすじが流れるため、一応初見でも見ることが出来ます

劇場版『マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子 』のストーリーとは?

劇場版はTVアニメ本編後のお話です。“ウルガル”のやってくるゲートを破壊し、一時的に地球人類側が勝利するところから始まります。先にも書いた通り、そこに至るまでのあらすじが流れるため、初見の方やTVアニメ版を見たけどもう忘れてしまったという方も観れます。安心してください!

劇場版のストーリーは簡単に説明しますと、主人公のイズルは戦闘終了後、意識不明の状態で運ばれます。しかし、敵の残存勢力が地球に向けて侵攻を始めます。そこで“チームラビッツ”は、イズルの欠けた四人で戦地へ赴くことになり……というものです。

要するに主人公不在なのに敵がまた来てやべええええって感じですね。熱い展開です。

そう、マジェプリはとにかく熱いアニメなんです!

劇場版マジェプリの熱い要素はココ!

1.テンプレ崩しからの王道展開が熱い

マジェプリの熱さの一つに、テンプレ崩しがあります。この戦いが終わったら結婚するんだ――みたいな王道的な死亡フラグを立てつつ生還したりするように、あえてテンプレを崩してきます。とにかく、「えっ、さっきのフラグはなんだったの?」という風に崩してきます。

そして崩しに崩したところで、来るんです。王道的展開が。そこがマジェプリの熱いところです。ここでそうくるか!とます。劇場版でもこのテンプレ崩し→王道路線!の流れが楽しめます。実際にどう崩してくるのかは観てのお楽しみ。

2.戦闘がとにかく熱い

戦闘はCGを駆使したロボットアクションです。宇宙に、空に、地上にととにかく動きまくります。ただビームを撃つだけでなく、実体武器での火花を散らした格闘戦や、味方のフォローを受けつつきっちり仕事をこなすスナイパーなど、熱い要素が盛り沢山。ビーム兵器派も実体武器派も、地上戦派も空中戦派も宇宙戦派もまとめて楽しませてしまう、贅沢なアニメです。しかも、集団対集団の連携戦も楽しめるのがマジェプリのいいところ!

3.総力戦が熱い

劇場版の敵は残存勢力なのですが、TVアニメ版のボスキャラクターと同等かそれ以上というほど強いエースが登場します。さらに、残存勢力とはいえ戦力では敵の方が圧倒的に有利というほどの数が登場します。それを受けて、主人公側も他チームやあらゆる戦力をかき集め対抗します。モブキャラクターだって頑張って戦うし、機体の散り際の描写もしっかり描かれていて、ロボットアニメにおける総力戦が好きな方も必見のアニメです。

映画館で叫び出したいような熱い衝動に駆られても、叫んじゃ駄目よ

といった具合に、『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』は最高に熱いアニメです。劇場で見終わった後、今すぐ叫び出したいような熱い衝動に駆られるかもしれません。ですが、スタッフロールの途中で走り出してはいけません。最後には後日談のボイスドラマが流れるからです。盛り上がりまくって高ぶった心をボイスドラマでクールにさせてしまうんです。

いやいや劇場で音声だけのおまけってどうなんだよっ!

と思うかもしれませんが、その決める時は決めるのにどこか残念な感じがするのもマジェプリの魅力なのです。そこはまあ“ザンネン5”ですし、ね?

『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』は現在上映中です。少しでも気になった方は観に行ってみてください。

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