『 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 』2期 第7話(第32話) 「友よ」【感想コラム】

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 2期 第7話(第32話) 「友よ」

鉄血のオルフェンズの単独イベントまでいよいよ一か月を切りましたが、現在公式サイトでは「鉄華団決起集会 特別演目「鉄血愛クイズ」」と称して、鉄華団にまつわるクイズを全25問公開!

なんと、このクイズで面白かった解答などは、12月3日(土)に舞浜アンフィシアターにて開催の「鉄華団決起集会」で発表されるかも!?とのこと。 全問正解を狙うのか、イベントでの受け狙いをするのか悩んでしまいますね…。 さて、ということで『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第32話も感想、考察、etcをやっていきたいと思います。

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第32話 「友よ」

SAUからの調停要請を引き受けたギャラルホルン。長引く戦況を打開するためマクギリスは自らモビルスーツで戦場へ出撃する。

アーブラウ側の戦力を削るマクギリスのもとに、ガラン率いる一隊が急襲する。

最終局面、そしてついに到着する火星メンバー

様々な人物の思惑が交錯する戦争も、いよいよ最終局面を迎える。

ついに直接対峙した各陣営。この極限下で精神的に追い詰められながら戦ってきたタカキの判断能力は当然鈍っていました…。

『いつも通りにやればいい』というアストンの言葉は耳に入らず、マクギリス、そしてガラン、もはや誰の言葉を信じればいいのかわからない。わかるのは目の前の敵を討てばこんな訳のわからない戦争に終止符がうてるということだけ。

冷静さを欠いたタカキは単騎特攻を仕掛ける。

しかし、戦闘巧者のマクギリスに単騎で仕掛けるには余りにも無謀でした。互いに殴り合いを続けるも、タカキは絶対絶命の状況を迎える。

しかし、タカキに振り落とされた刃を身を呈して受けて止めたのはアストンでした。

再び混戦状態に持ち込まれたその時、ガンダムバルバトスに乗った三日月、そしてハッシュたち待ちに待ちに待った火星メンバーが到着しました。

いやー待望の火星メンバーの到着。ラディーチェの罠によりSAUを経由して地球に降下したメンバーたち。完全にぶち切れモードの三日月さんに分が悪いと悟ったガランは退散を余儀なくされます。

友よ

タカキをかばったことで致命傷を負ったアストン。 タカキは必死にアストンを助けようとするも、彼の命は風前の灯にありました。 アストンに出会えたから、友になれたから火星から地球に来れたし不安な気持ちも乗り越えられたと告げるタカキ。

アストンは逆に俺はお前らと友にならなれければよかった、と告げます。 ヒューマンデブリとしてこれまで誰かが死ぬなんて当たり前の世界で心を殺して生きてきたアストンは、友に悲しまれながら、こんなにも死にたくないと思いなが逝くのは彼にとって非常に辛いものでした。

前話からあまりにもわかりやすくフラグが立っていましたが、まさかのアストンの死。 彼の最期はヒューマンデブリなんかではなく、鉄華団の一員として、人間らしい姿でした。

けじめ

ついに、裏切り者・ラディーチェを捕まえた鉄華団。 『けじめ』をつけに鉄華団に必死に言い訳を取り繕うラディーチェ。口の減らない野郎ですね。

ガランという男は厄介なやつでラディーチェも彼に対しては警戒していたようで、ガランについての情報を聞き出した鉄華団に、戦況の沈静化とアストンの悲報が届きます。 再び、義弟たちを失った昭弘は静かに怒りの闘志を燃やしガランへの敵討ちを誓うのでした。

昭弘の思い

予想以上に早く到着した鉄華団本隊と、マクギリスを取り逃してしまったことでもうこの戦場をラスタルに託し逃げる算段立てるガランでしたが、そうは問屋が卸すわけもないわけで。 ラディーチェの情報からガランの足取りを追っていた鉄華団は、ガランのアジトへの襲撃をかけますが戦力を分散させ逃げ切りを図る作戦にでます。

それでも、次々と敵を撃破しガランの前に立ちはだかる昭弘。 その戦闘はまさしく圧巻。相手の飛び道具に対して作戦は近接戦闘武器で真っ直ぐ仕掛けるという、幽遊白書の幽助ばりの愚直な攻撃に逆に面食らうガラン。 鉄血のオルフェンズお得意の泥臭い肉弾戦に、昭弘の溢れんばかりの感情が伝わって来ます。 昭弘の攻撃に対して、ガランは相打ち狙いの自爆をはかります。

あれだけ追い詰められながら昭弘の心情を見抜き感情に訴えることで彼の動揺を誘ったり、最期は冷静に相打ちを狙うという死ぬ間際まで侮れない男でした。 しかし、昭弘は自らの手で制裁を加えられなかったことにどこか消失感を覚えていた感じでした。

タカキの決意

ガランに対して「けじめ」をつけた鉄華団。いよいよ裏切り者であるラディーチェへの制裁タイムへと突入します。 ここでも、ガランを欺くためと体の良い言い訳を必死に並べるラディーチェに対して「話す必要なんかない」と”懐に手をかける”三日月。 そこへ、これは地球支部の問題だというタカキ。

『チャドさんに後を託された者として”けじめ”は俺がつけます』 そして、ちゃk…銃を手渡す三日月。 『オルガ団長からの指示があったところで現場とは遠く離れている。結局は私達自身で状況を判断し全てを選ぶしかないんです!』 ここは火星ではなく地球であり、自分は自己判断で動いた結果であり決して裏切り行為ではないと、未だに言い訳を続けるラディーチェに向けられる銃口。

これまで命を大事にして死というものを誰よりも重んじていたタカキ。鉄華団のメンバーですら、タカキに人を殺せるなんて思えないとされていたタカキは自ら非情な道を選んだのでした。 こうして鉄華団の地球支部メンバーの”名前のない戦争”は幕をとじたのでした。

タカキとハッシュ

これまでのフラグをまさかのアストンが回収。昭弘の義弟そして、タカキは友をそして自分を失ってしまった回でした。 EDでは、もう血に染めてしまった手ではもう妹の頭をなでることはできないと手を引っ込めるタカキ、前のように妹を抱きしめることもできないのが本当に辛い…。

そして、アストンの死とタカキの決断という衝撃の影に隠れてしまいましたが、ハッシュくんが実は今回が初陣を迎えていました。ですが、なにもできないうちに三日月に「邪魔」と一蹴されてしまいます。

あれだけホタルビの中で意気揚々としていたハッシュもタカキ同様の己の未熟さを感じていた回でもありました。

ハッシュの今後の成長にもまだまだ期待大ですね。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 感想コラムのまとめ