このブっさいくなキャラのゲームを遊んでいるワケ~米国で大ヒット中の大傑作アニメ映画「Trolls」~

Trolls

最近、私が携帯端末で遊んでいるゲームがあります。それが「Trolls : Crazy Party Forest !」

携帯ゲームではよくある街づくりタイプのものなんですが、この街の住人がブサイク

鼻がぺちゃっとしてたり、やたら奇抜な配色だったりで客観的に見て万人にオススメできるキャラクターデザインとは申し訳ないながら思っていません。

ただ、今の私には、このゲームの住人たちが愛おしくて愛おしくてたまらないのです!なぜなら、このゲームのまさにタイアップ元であるアニメ映画「Trolls」が、大傑作でして、大好きで大好きでたまらない作品になったからです。

海外で本作を鑑賞してきましたので、今回は映画「Trolls」を紹介します。

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なんなら映画に登場してたかどうかもよくわかんないトロールもこんなかに混ざってる。

映画「Trolls」とは

今年11月初頭、全米にてアニメ映画「Trolls」の上映がスタートしました。初週末興行ランキングでは同時期公開開始のマーベルシネマティックユニバース(「アベンジャーズ」等のアメコミ・ヒーローシリーズ)最新作「ドクター・ストレンジ」に首位を譲ったものの、見事2位にランクイン。初週末興行収入は4500万$と決して悪くない、大ヒットとなっております。

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本作を制作したのは「シュレック」「カンフーパンダ」「ヒックとドラゴン」などの数々の傑作シリーズを世に送り出してきたドリームワークスアニメーションです。監督は、「シュレックフォーエバー」のマイク・ミッチェルと数々のドリームワークスアニメーション作品に参加してきたウォルト・ドーンが共同で務めます。

この映画の題材となっているのは、長い髪の毛に老け顔で裸の妖精“トロール人形”。正体こそ知らなくても、だれもが一度は目にしたことがあると思います。そんなトロール人形と比べたら、映画のトロール達は少しはポップで可愛くなってはいるものの、それでも可愛いとは言い切れないビジュアル要素を結構継承している感じがします。

このキャラクターで一体どんな映画を作るんだ?と思いきや、この映画ではトロール達を意外な存在として描いています。

「Trolls」のあらすじ

映画「Trolls」の世界のトロール達は、まさかの“食材”という存在で登場します。

トロール達よりも圧倒的に大きな種族バーゲンズという生き物もこの世界には存在しており、彼らは24時間ずっと不機嫌。生まれてからずっと幸せな気持ちになれない存在です。そんなバーゲンズが唯一、幸福な気持ちを味わえる瞬間が『トロール達を食べた時』だったのです。

もちろん食べられたくないトロール達はバーゲンズから逃げ出し、山の奥深くで隠れて生活を始めるのですが、そこまでが本当にこの映画の冒頭の冒頭。本編ではそれから月日が経ち、トロール達の気が緩み始めた頃、再びバーゲンズに居場所を発見されてしまい、数名のトロール達をバーゲンズに捕らえられてしまうというお話です。

果たしてトロール達はこのままバーゲンズに食べられてしまうのか?

そんな危機に、ポジティブで無鉄砲な主人公の女の子トロール「ポピー」と、用心深くはみ出し者の男の子トロール「ブランチ」の凸凹コンビが立ち上がります。

「Trolls」の素晴らしいところ

冒頭でこそブサイクと揶揄したものの、この映画ではトロールというキャラクターであることがちゃんと物語に生きています。やたら長い髪の毛を自在に扱える特徴による、様々なアクションやトリックが展開されて非常に面白いですし、無駄に鮮やかな配色もバーゲンズ達とは対照的で画的な説得力を与えたり、この色だからこその演出も展開され、非常に有意味となっております。

トロール達は歌やパーティーが大好きという設定にもなっており、劇中曲もセンセーショナル。歌にもガチで力を入れてます!といった感じの抜群の歌唱力を持ったアナ・ケンドリックやジャスティン・ティンバーレイクを主要キャストに用意しています。最初から最後まで、とてもレベルの高い楽曲で物語を展開していく、半ミュージカル的な側面も持った映画です。

そして何よりこの映画の面白いところは、「ズートピア」とはまた違った視点で世界平和を描こうとしているところ。人種や民族などの違いを描いた作品が「ズートピア」だったとしたら、「Trolls」は貧富の差であったり、出生時から生じている格差を描いているとも言えます。

人間の世界においてこそ“食べるもの”と“食べられるもの”という差は、言葉そのままの意味では繰り広げられません。ですが、異国の貧民の犠牲のうえに先進国の誰かの幸せな生活があるなんて構図は意外とあるもの。

どちらかというと、豊かな生活を得ている側でありがちな日本人としては、終わってみると考えさせられる部分もある映画です。


最後に考えさせられるなんて締めにしましたが、そんなずっと難しい顔して観る映画ではありません。ドリームワークスアニメーションらしい、大人から子どもまで笑って楽しめて、時には涙腺を刺激される、そんなエンターテイメント映画となっています。

日本での上映はまだ決まっていないうえ、最近のドリームワークスアニメーション作品は国内上映されない傾向にはあるのですが、是非日本の映画館でも観る機会のあってほしい映画です。

 

観る前こそブサイクと思ってた私が、すっかり虜になってしまった「Trolls」。きっと素敵な体験をあなたにも与えてくれます。

(そして良ければわたしと一緒にアプリを楽しんで欲しい。なんたって周りは全くやってないんだもん。)

DreamWorks Trolls © 2016 DreamWorks Animation LLC.

引用元: Trolls | DreamWorks - DreamWorks Animation


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ライティング:ネジムラ さん

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ネジムラ

普段は缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナーやってます。その傍ら個人ブログとしてアニメ映画情報ブログ「ねじまき恋文のヤブレター」を公開中。国内外問わずアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるよう努めて参ります。