『 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 』2期 第9話(第34話)「ヴィダール 立つ」【感想コラム】

『 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 』2期 第9話(第34話)「ヴィダール 立つ」

11/26に秋葉原・AKIBA SQUAREにて開催された「メガホビEXPO2016Autumn」にて、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のスピンオフ作品「3丁目のおるふぇんちゅ」の初のイベントが開催されました。

「3丁目のおるふぇんちゅ」とは「月刊アニメージュ」にて連載中の鉄血のオルフェンズのキャラが猫やネズミにデフォルメ化されて大冒険を繰り広げる物語。本編以外の作品もいろいろと注目してみても面白いかもしれません!

さて、第34話も感想・考察・etcをやっていきたいと思います!

『 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 』第34話「ヴィダール立つ」

地球での一件を経て鉄華団とマクギリス(声・櫻井孝宏)とのつながりはより強固なものとなる。一方、アリアンロッド艦隊で調整中だったガンダム・ヴィダールが、遂にロールアウトする。

新たな機体

鉄血のオルフェンズ1期の終盤のドルトーの一件以来の激化の一途をたどるコロニーの独立運動を鎮めるべく、ついに重い腰をあげたラスタル陣営。
というより、より武力介入を仕掛けようとしているラスタル陣営は、システムの調整が終わった新型ガンダムでついに”仮面の男”が戦場に赴きます。

鉄華団陣営も、火星から搬入されてきた獅電や「王様の椅子」と称される新型ガンダムの整備に追われていました。なんだかユニコーンガンダムに似ている新型ガンダムの形状ですが性能は果していかほどでしょうか…。

さらに、地球支部から回収した備品や農場から発掘された新たな機体「ガンダム・フラウロス」もついに整備が完了しそうですね。

戦力が増加するのはいいことですが、それだけ戦争は激化しその分だけ犠牲者も増えるというもの。いい面もありますが、その分の嫌な予感も感じてしまいます。

テイワズの動き

前回のマクギリスが鉄華団とかわした火星の権利譲渡の問題でやはりテイワズ内では相当ともめごとが起きていました。
鉄華団がテイワズに断りもなくギャラルホルンと手を結んだことや権力が大きくなることはテイワズにとっても黙ってはいられないこと。その責任に矛先は当然タービンズや名瀬に向けられます。

しかし、この火星譲渡がうまくいけば火星そのものを”シノギ”にできるメリットもあると主張するマクワードですが、ジャスレイは失敗したらどう責任をとるのかとまくしたてます。

名瀬は、鉄華団がテイワズ側を失脚させることがあれば”ケジメ”として腹を切ると宣言!!  あ…兄貴ぃ……男やで……。

これにはさすがのオルガも頭が上がりません。名瀬も相当の覚悟があるようですが最悪、テイワズは鉄華団の敵になってしまうかもしれない…。カタギの世界は恐ろしいですね……。

頑張れチャドさん

農場の引き継ぎもひと段落して、お久しぶりのアトラさんが登場。三日月、アトラ、クーデリアのスリーショットはみていてほっこりするなぁと思っていましたが、最近すっかり三日月の飼い犬のようについて回るハッシュくんも同席でめちゃくちゃ迷惑がる三日月さん。

と、そこにチャドさんが登場して衝撃の事実が明かされます。

おやっさんとメリビットさんはなんと付き合っていました。

なんだってぇぇ!!?? チャドさんが寝ている間にいつのまにかデキていた二人、しかも知らなかったのは視聴者とチャドさんだけだったようですね…。

ヴィダール立つ

ついに戦場へと出てきた仮面の男・ヴィダール。自らの名前と同じガンダムを操り復讐を始めようとしていました。

新型の機体をまるで自らの体の一部のように華麗に操り、次々と敵機を撃破してくヴィダール。
レイピアのようなランスを使い、足から隠し武器を出して蹴り上げる一撃離脱型のこの戦いかたはなんとも見覚えがありますね。まるでガンダム・キマリスのようです。二丁拳銃を駆使しりミドル、ロングどちらの距離も戦える武相の豊富さは非常にかっこいいですね。

その華麗な戦いに、普段は厳しい言葉ばかりいうジュリエッタも思わず見とれてしまいます。今まではどこか不信感しか抱いていなかったジュリエッタですが、その戦い方から感じられたのはどす黒い感情ではなく清廉潔白な気持ち。
これからの戦いに不安はないと豪語するジュリエッタ、イオクはやはり不安の塊なんですね。

新たな世界の扉

こちらも久々の登場であるアルミリア・ボードウィン。若干9歳という少女ながらボードウィン家出身の令嬢である彼女は、マクギリスとの縁談のお話がある仲。

マクギリスが実の兄の命を奪ったとも知らずに健気に尽くそうとする彼女を、マクギリスはセブンスターズの実権を握る為の政治の道具として利用しているんです!マクギリスさんを特殊性癖野郎と罵るのはやめましょう!

なんだか、ZZでミネバを利用するハマーンの構図に似ていてちょっと悲しいお話ですね。

新たな世界の扉を開くときが来たんだと主張するマクギリス。果して彼はどのような計画を実行しようとしているのでしょうか…。

テーマは一体化

なんだかラストが全部を持って行ってしまった感の強い34話は全体的に「一体化」というのがテーマだったでしょうか。

地球支部の撤退により、かつての仲間たちがつかっていた機体や備品が彼らの思いとともに集められていく鉄華団の一体化。

そして、着々と進むギャラルホルンと鉄華団の一体化や、自らと同じ名前のガンダムを操り自身とモビルスーツをまさしく一体化させて戦うヴィダールなどなど、それぞれが一体化されていく様子が描かれている回だったなという印象。

テイワズからも目を付けられ最早後戻りさえも許されない状況の鉄華団。彼らの行きつく先は果してどのような未来が待っているのでしょうか。次回のサブタイトルは「目覚めし厄祭」となんだかまたしても不穏なタイトルですが、来週も楽しみです。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 感想コラムのまとめ