妖怪ウォッチぷにぷに人気投票結果発表!イナイレから続くレベルファイブ人気投票の歴史の集大成か!

モバイルゲーム「妖怪ウォッチぷにぷに」の1周年記念企画として“ぷにぷにVSそれ以外”の人気投票という、なんでもありな「妖怪ウォッチ」らしいイベントが催されていました。ジバニャンやコマさんなどのお馴染みの妖怪ウォッチキャラクターが投票選択肢として並ぶ一方で「唐揚げ」「インターネット」「地元に残ってバンドを応援し続けてくれる彼女」など、ありとあらゆるジャンルのものも選択肢として並べる異常事態となっていました。

Aブロック、Bブロックと段階を踏み、ジバニャンが予選落ちするというアクシデントを経て、遂に最終的な人気投票結果が発表されました。見事栄えある第一位を獲得したのは妖怪ウォッチキャラクターではなく「3兆円」となったそうです!!

ある意味、オチまで綺麗に決まった今回の人気投票。「妖怪ウォッチ」を産んだレベルファイブのこれまでを思うと、集大成とも感じられる企画だったように思えます。レベルファイブが同じく産んだ人気作品「イナズマイレブン」の人気投票を遡ると非常に感慨深い企画です。

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第1回~第3回イナズマイレブン人気投票

レベルファイブの躍進ゲームタイトルのひとつ「イナズマイレブン」。

レベルファイブ作品の人気投票の歴史はこの作品から始まったと言えるでしょう。TVアニメ化した本作は、遂に劇場版の公開が決まり「劇場版イナズマイレブン最強軍団オーガ襲来!」のプロモーションで“劇場版イナズマイレブン爆熱キャラクター人気投票”が行われました。人気キャラクターに票が集まる一方で、マイナーキャラクターである『五条 勝』に投票しようという運動がネットユーザーの中で起こり、半ば悪ノリのまま、その運動が加熱。最終的に本編では大した出番のない『五条 勝』が圧倒的投票数で人気投票1位を獲得するという事態になりました。

これにより第二回人気投票では、条件を“劇場版で活躍したキャラクターは誰か?”としてチームのメインキャラクター11名に選択肢を絞る方式に変更。選択肢から『五条勝』を外すという戦略に出ます。しかし、結局1位を獲得したのは、花形とも言えるキャラクターたちを抑えて、寸胴な体型で異彩を放つ『壁山塀吾郎』が受賞するという事態になりました。

イナズマイレブン側としては企画を遊ばれてしまって悔しい思いをしたかもしれないのですが、そこからの開き直りが見事でした。続く続篇シリーズ「イナズマイレブンGO」などにおいて、人気投票1位を獲得した五条勝を度々ピックアップし、公式側が率先して悪ノリするような立場をとっていきます。

そして、劇場版第二弾「劇場版イナズマイレブンGO究極の絆グリフォン」のプロモーションでも、第1回同様、マイナーキャラクターの選択肢も加えた“爆熱キャラクター人気投票”が再び行われ、マイナーキャラクター「五条 勝」の二冠が達成されます。

第4回~第5回イナズマイレブン人気投票

レベルファイブ作品はその後もまだまだ人気投票企画を続けます。

イナズマイレブンは劇場版第3弾「劇場版イナズマイレブンGOVSダンボール戦機W」でも“激突!イナダン総選挙”という人気投票を行いました。今作は同じくレベルファイブ発のゲームであり当時TVアニメ化が果たされた「ダンボール戦機」シリーズとのコラボ映画となりました。

今作の上位キャラクターはユニット化させてCDデビューさせることが决定していたこともあり、さすがに三連覇を狙われるキャラクター『五条勝』は予め外されましたが、『壁山塀吾郎』は投票候補として選出。案の定、アニメ情報誌などで上位を獲得するキャラクターを抑え『壁山塀吾郎』が1位を獲得する事態となりました。「イナズマイレブンGOドラマCD時を超える絆」では本当に上位キャラクター出演によるボーナストラックドラマが収録されるに至りました。

続く第5回人気投票は「イナズマイレブン」キャラクターをサッカーのポジション別で部門に分けベストイレブンを決める“ベストイレブン国民投票”となりました。投票方法が電話投票だったり、投票時間が短かめだったこともあり、奇抜な結果になることなく、主役キャラクター達が安定して上位を獲得。選ばれたベストイレブン達の出演による劇場版「イナズマイレブン超次元ドリームマッチ」が公開され、イナズマイレブンブランドがひとまずの区切りを迎えます。

時には悪ノリもしつつ、抑えるとこはしっかり抑えて、人気投票を定期的に駆使してきます。

人気投票はレベルファイブ作品へ

そんな人気投票イズムは「イナズマイレブン」だけで終わりませんでした。

第5回人気投票が行われる少し前にレベルファイブ創立15周年記念の人気投票が行われました。この人気投票では「イナズマイレブン」キャラクターだけではなく、アニメ映画化を果たした「レイトン教授」シリーズやスタジオジブリが制作協力した「ニノ国」などのキャラクターなども選択肢に入った、ごった煮状態の人気投票となりました。

一時代を築いてきたキャラクターブランドが並ぶ中、栄えある一位を受賞したのはなんと“飛行機”!レベルファイブ制作ゲーム「AIR PORTER」に登場するキャラクター・・・と言ってよいのかわからないものの、特筆してヒットしたとは言えないゲームのキャラクターが「イナズマイレブン」の人気キャラクターを抑え、首位を飾りました。すっかり人気投票で遊ばれることがレベルファイブ作品に定着していました。

しばらく悪ノリができる人気投票は控えてしまったところでの、今回の人気投票です。

「妖怪ウォッチ」という大ヒット作品を生み出したレベルファイブは、「妖怪ウォッチ」ならではとも言えるなんでもありの妖怪ウォッチぷにぷに人気投票を送り出してきました。『投票候補の選出段階ですでに遊んでしまう』という逆に人気投票というエンターテイメントで苦心してきたからこそとも言える大オチとなっています。今回3兆円の1位獲得に添えられた運営側からのコメントは圧巻です。

今回の人気投票では「3兆円」が優勝して幕を閉じた。だが、考えてみてほしい。こんな方法で本当に人気がわかるのだろうか?たしかに3兆円あれば5000回生まれ変わっても遊んで暮らせる。 しかし、ヒトは手の届かないものに憧れを募らせる生き物。本当に大切なものはすぐ近くにあるのだ。いつでもスマホで会える『妖怪ウォッチ ぷにぷに』のキャラクターが優勝しなかったのは、彼らが身近すぎたがゆえの悲劇なのである。

むしろ、予選落ちしたジバニャンにこそ真の「優勝」の栄冠が与えられるべきであろう。そもそも、3兆円なんか『妖怪ウォッチ ぷにぷに』と全然関係がない。関係ないものに投票しないでほしい。迷惑しています。

引用:http://cp.yokai-punipuni.jp/vote/

ギャグとも言えるこのメッセージですが、人気投票という試みが真の人気の物差しではないことを、その身で知っているレベルファイブ陣の言葉と思うと身に染みます。人気投票の結果こそが、全てではないとキッズたちに教えてくれているのです。


「イナズマイレブン」時代を思うと、来るとこまで来た感じのある人気投票。

「妖怪ウォッチ」に限らずレベルファイブ作品には今回の企画で終わらず、あっと驚くアイディアで人気投票というエンターテイメントを今後も活かして欲しいです。一旦休止を挟んだ「イナズマイレブン」ブランドですが、最近は再始動の動きもあるようです。人気投票の面でも新たな展開があるかもしれません。

※そしてもちろん、筆者の見識不足で実は心から五条守、壁山塀吾郎、そして飛行機を支持する圧倒的多数の層が存在する可能性も忘れてはいけません。

「イナズマイレブン」新作はパラレルワールド!過去作への因果を考察してみました

http://cp.yokai-punipuni.jp/vote/


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ライティング:ネジムラ さん

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ネジムラ

普段は缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナーやってます。その傍ら個人ブログとしてアニメ映画情報ブログ「ねじまき恋文のヤブレター」を公開中。国内外問わずアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるよう努めて参ります。