今回も公開が遅れてしまって申し訳ないです。ついにベトさんとモツさんがまともに働いて家賃を稼ぐ時がやってきました!やって……きました……?
果たしてあの人間性が底辺にある二人は本当に日銭を稼ぐことができるのでしょうか!!
今回もあらすじと感想に参りたいと思います!!
クラシカロイド 第16話「 働け!ベト モツ 」
ついに歌苗から本気で家賃催促をされたベトとモツ。家賃をもらえればギリギリの状態でなんとか使用している風呂場の修理やリフォームもできると夢見て語る歌苗の前から逃げ出した二人だが、歌苗の様子を思い起こし、ついに働く決意をする。
最初に訪れたのはやはりアルケー社だったが、面倒を嫌った三弦に口先三寸で追い出されてしまう。
しかし紹介された音楽教室では人間性を理由に雇用を断られ、コンビニではバイトリーダーのギャルに勤務態度について説教を受け、二人は職を転々としていくことになる。
その最中、ショパンは外籠りで山に行き、シューベルトはベトがいないことに気分を落ち込ませていた。
クラシカロイド の謎のツボ
今回キーアイテムになったのは「マーレオポン」。「マー」が最初についていることから分かる通り、モデルはぶっちゃけあれですね。口から水を吐いてる、世界三大がっかり名所のアレです。
どうやらこのマーレオポン、クラシカロイドたちの謎のツボを刺激するらしくこれを求めて数人が駆けずり回る結果となりました。
そしてリッちゃんの隠された才能とノリが凄まじい回でもありました。ノリだけであんなもの即興で彫れるとかミケランジェロですかリッちゃん。
ところで今回のマーレオポンへの反応といい前回のあれといい、奏介はクラシカロイドなんじゃないか疑惑が出てきました。絶対ないけど。
しかしマーレオポンの魅力に取りつかれ(?)、職を探すベトとモツ。
二人の人間性を問題視せず、ただ個々人がひたすらにいいものを選りすぐっていくという最終職に関しては確かに合っていたのかもなぁと思いつつ、相場の時給が1500円という茶摘みバイトであんなにどっぷり浸るほど居座っていたにもかかわらず音羽館に帰ってくるまでの運賃と食費に消えたというのはどういう了見だと思ってしまったのもまた事実です。
少なくとも二人で一か月分のお家賃を払える程度の金額はあったはずなのにホイホイ全額使ってしまうような人間性だから歌苗ちゃんが苦労するんだよ!!としか思えません。
あとその、リッちゃんが最終的に彫り上げたマーレオポンなんですが……いえ、全体にモザイクがかかっていたので断言することは決してできないんですが……あれっていわゆるネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲のちょっといかついやつだったんでしょうか……。
今回驚いたのは、チョッちゃんとリッちゃんの関係!
しかし今回一番驚いたのは、ベトさんとモツさんが一応真面目に働こうという意欲を見せたことでも、リッちゃんが恐るべき情熱とノリでマーレオポンを彫刻したことでもありません。
チョッちゃんとリッちゃんの関係です!!
筆者、チョッちゃんはリッちゃんにだけ少し心を開いているんだとばかり思っておりました。
が、まさかの!!今回まさかの評価!!
精神的にも物理的にも距離が近すぎるお化粧オバケ!!まさかの評価ですよ!!!
確かにリッちゃんは基本的にゼロ距離射撃を繰り出してくる人ですけど、そんな認識だったのかいチョッちゃん!!
いやー普段本音を隠して引きこもっている人ほど腹の内ではひどいことを思っているものだと分かってはいますが、こいつは驚きました。
最近は音羽館メンバーとの距離が近づいてきていると思っていたのにまさかの認識!むしろあれは外籠りの時期に向かっていたからこそできた距離だったんでしょうか!
ていうかまず外籠りってなんやねん!!と突っ込みたくて仕方ありません!!
しかし音羽館に住むクラシカロイドたちにとっては、どんなに化け物屋敷と蔑もうと、守銭奴大家と陰口を言おうと、音羽館は「帰ってくる場所」になっているようです。
都合の悪い部分は全否定して戻ってくるチョッちゃんといい、罵ったことを肯定しつつしれっと戻ってくるベトさんとモツさんといい、本当に人間性は底辺だなと生暖かい目をしたくもなりますが、これこそが天才を天才たらしめていると思えば受け入れるしかないんでしょうね。
ところで来週はみかん回!!近畿在住の筆者にとってみかんといえば和歌山!
ですが浜松在住の友人は「見覚えのある場所がどんどん出てきて毎回笑ってる」と言っていたので、きっと来週も静岡のいろんな場所がモデルになるんだと思います!
もうそろそろ聖地としてツアーの一つも組めそうになってきているクラシカロイド。来週も楽しみに待ちましょう!