この素晴らしい世界に祝福を!2 第5話「この仮面の騎士に隷属を!」【感想レビュー】

 前回の暴走したダクネスをご覧になって、視聴者の方はどんな反応をされたのでしょうか? きっと、彼女はもう救いようがないと思った方も多いと思います。私もその一人。仲間の中で、少しはまともなキャラ期待していたのですが、さすがはこのすば。期待をいい意味で裏切ってくれますね。

それでは、第5話のあらすじと感想にいってみたいと思います。

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この素晴らしい世界に祝福を!2 第5話「この仮面の騎士に隷属を!」

 血相を変えてカズマ達の元へやってくるセナ。話によると、キールダンジョンからモンスターが溢れ出てしまっているらしい。身に覚えがないカズマ。だが、アクアのやったことにカズマは耳を疑うのだった。そして、再びキールダンジョンへ潜入を試みる・・・。

アクアがまたやらかした!

 セナがめぐみんを連れて、カズマ達一行がいるダクネスの屋敷へとやってくる。彼女によると、キールダンジョンのモンスターが外に溢れていることが分かったらしい。身に覚えがないカズマ。一応他の仲間にも話を聞くのだが、めぐみん、ダクネスは無罪。「日頃から問題はあまり起こしていないはずだ」と堂々と言ってのけるダクネスに突っ込んだほうがいいのかな・・・(笑)。アクアも無実だと言い張り、それどころか「私のおかげでモンスターは寄り付かないはずよ」と言う始末。だが、カズマはその発言に耳を疑う。アクアを連れ出し、こっそり話を聞くことに。そして、彼女が本気でキールがいた部屋に作った魔法陣が機能しているそうで、そのおかげでモンスターが寄り付かなくなっているそう。

うん? あれ、確信犯だコイツ! そのせいで行き場を失ったモンスターが外に出ているってことですよね(笑)。

再びキールダンジョンへ

この素晴らしい世界に祝福を!2 第5話「この仮面の騎士に隷属を!」

画像引用元:© 2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会

 結局、魔法陣を消すために再びダンジョンを訪れることになったカズマ達。そして、入り口には仮面を被った小さい人型のモンスターが大量に発生していた。そのモンスターが生理的に受け付けず、小石を投げようとするアクア。そんな彼女に、なぜかそのモンスターが抱きつくのであった。そんな仕草に可愛いと思えてきてしまうのであったが、その瞬間にそのモンスターが自爆を起こしたのだ! その爆発を至近距離から受け、ダウンするアクア。仮面のモンスターよ、グッジョブ! そして、そのモンスターがとりついて自爆する習性があることを説明するセナさん、言うの遅すぎやろ(笑)。

 そんな仮面のモンスターに自ら進んで向かうダクネス。彼女にとりついて爆発するのだが、なぜか彼女は無傷だった。そして、自信満々に前衛をやることを告げるのであった。めぐみんは、爆裂魔法が使用できないダンジョンなので待機。アクアもそれに乗っかろうとするのだが、カズマがキレる。だが、彼女にはこの前ダンジョン内で置き去りにされたトラウマが蘇るのであった。それを思い返して震えが止まらない。ああ、もう駄目だコイツ・・・。というわけで、潜入するのはカズマとダクネスの二人っきりになったのだが、「モンスターよりも、カズマの方に身の危険を感じるのだが」と興奮しながら話す彼女はさすがといったところか。

 中に潜ると、先ほどの仮面のモンスターがはびこっていた。そして、あろうことか・・・ダクネスの攻撃が当たっているのだ!! 嘘だろおい(笑)。こんなにいとも簡単に当たって喜ぶダクネス。そしてそれを適当に褒めるカズマがシュール。他の冒険者も来ているため、こっそりアクアの魔法陣を消しに行くことができない。だが、天はカズマに味方したのか、モンスター達が冒険者に近づいたからと思えば、次々に爆発を起こしたのだ。普通なら助ける場面のはずだが、クズのカズマはそれをチャンスだと思い、ダクネスと共に足早に先を急ぐのであった。

魔王軍幹部「バニル」は全てを見通す能力の持ち主

 深く進むと、明らかに仮面のモンスターの主だと思われる敵が胡坐をかいて座っていた。そいつの正体は、魔王軍の幹部にして、この世のすべてを見通すことのできる大悪魔「バニル」であった。肩書だけで強敵だと察したカズマは逃げようとするのだが、ダクネスは強い意志で立ち向かうことを決意する。バニルによると、手氏と使ってダンジョン内のモンスターを排除していたそう。モンスターを一通り駆除し終えたと分かると、自ら手下を片付けるのであった。あれ、この人魔王軍の幹部にしては結構いい人そうに見えるぞ(笑)。次の計画に移行すると言う彼に、カズマは目的を問いただそうとする。だが、そんな彼の無礼な態度を目にし、ダクネスが数日返って来ないだけで、心配して自室をクマのようにウロウロしていたことを暴露されるのであった。否定しようとせず、むしろなぜ知ってるんだと顔を真っ赤にする。マジかよカズマ(笑)。こんなの聞いたらダクネスが絶対・・・という予想は大当たりで、モジモジしながらカズマをチラ見する彼女が可愛い。

幹部といえど、ダクネスにかかってしまえば・・・

 バニルには破滅願望があるそう。なんだそれ? まずダンジョンを支配し、各部屋に悪魔たちを待機させて罠を仕掛ける。それに挑むのは、歴戦の凄腕冒険者達。様々な試練を潜り抜け、最後に立ち塞がるのはもちろんバニル本人。激闘の末、打ち倒された彼の背後には封印された宝箱が現れる。それを開くと「スカ」と書かれた紙キレが。愕然とする冒険者達の表情を見ながら滅ぶのが、彼の願望だそう。えっと・・・どこから突っ込めばいいのかな(笑)? この人、普通の人と感覚がズレ過ぎている。魔王軍の幹部だというのに、とてつもないユーモアを感じる。その計画を遂行するために、友人の店でお金を貯めたのだが、偶然通りかかったこのダンジョンに主がいないようだったので、ここに決めたそう。いや、バニルさん真面目だな! 大悪魔なら、お金なんか貯めずにどこか適当なダンジョンを力づくで支配してしまえばいいのに。だが、奥にアクアお手製の魔法陣があるために中へ入ることができないで困っているそう。カズマの仲間の中に犯人がいると悟った彼は、全てを見通す力でカズマの中を見るのだった。お茶を飲みながらくつろいでるプリーストの姿が見えるそうで・・・。バニルの能力チートすぎやろ! てか、アクアリラックスしてんなし(笑)。そして、彼には人の心もお見通しのようで、ダクネスがこの前カズマに言われた凄い要求とやらが気になってずっとモジモジしていると暴露され、更にはカズマがこの件が終わったらどんなことを要求してやろうかとソワソワしていることを見透かされるのであった。必死に言い訳しようとする二人につい爆笑してしまった。

 アクアに鉄槌を下してやろうと意気込むバニルだが、それをダクネスが阻止しようとする。だが、そんな彼女に、このまま何もせずに帰れば誰にも邪魔されずに凄い要求が期待通りになることを告げられるのであった。惑わされている彼女を説得するカズマ。そのやり場のない気持ちをごまかすかのように、ダクネスはカズマに赤面しながら八つ当たりをする。だが、なぜか彼は心揺り動かされているようで。まさかカズマがダクネスにときめく日が来ようとは思わなかった(笑)。ごまかすかのように、バニルに斬りかかるダクネスだが、当然のごとく攻撃は当たらない。余裕の表情で、魔法陣が張られた部屋で(二人っきりで)休憩することを勧められて、理性が保てなさそうになるカズマ。おい、カズマ抑えろ。「見てくれがよくても、中身があれなダクネスだ。しっかりしろ、俺」と、自分を説得するカズマが面白すぎ。

 いくらダクネスが攻撃してもバニルには当たらない。だが、何よりもひどいのは、どさくさに紛れて潜伏スキルを使って一人だけ隠れるカズマだった。相変わらず腐ってやがる・・・そう、この数秒後までは。ダクネスの攻撃を後ろに回避するバニルを見計らい、カズマが背後から襲撃しようとする。だが、落ちていた石に足を取られてしまい、バランスを崩した彼はバニルにそのまま体当たりするという形に。せっかくのチャンスがと思われた次の瞬間、体当たりで体勢を立て直せなかったバニルは、そのままダクネスの攻撃を受けてしまったのだ。ま、まさか当たるとは・・・この時を誰が想像していたでしょうか(笑)。こればかりはカズマを褒めざるを得ない。崩れて消えるバニル。そこには仮面だけが残っていた。喜ぶ2人だが、その瞬間に仮面だけがダクネスに憑りつくのであった。全くダメージを負っていないと言う彼。まさか仮面が本体だとは思いもしなかった。憑依されたダクネスは、苦しんだ挙句にその体を乗っ取られてしまった・・・? いや、明らかにおかしい! バニルがしゃべったかと思えば、ダクネスが現れるなど、交互に入れ替わっているのだ。なんだよこの光景。攻撃できるものならやってみろという姿勢のバニルに対し、興奮しながら攻撃してくれて構わないと言うダクネス。この対照的な2人のやり取りは、ずっと見ていても飽きないことでしょう。憑依と言うと、普通ならもっと深刻な話になってもおかしくないはずですが、このすばの実力を思い知りました(笑)。

 耐えれば耐えるほどに抗いがたい激痛が走ると脅すバニル。だが、彼女にとってそれはご褒美に等しい。そして、バニルが彼女から察したのは喜びの感情であった。まあ、普通ならビックリするでしょうね。憑依されて喜ぶ人なんていないはずですから。そんな2人のどうしようもないやり取りを無視して素通りするカズマ。そして、奥の部屋で魔法陣を消す作業をするのだった。呆れた顔をしながら作業するのやめて。腹筋が崩壊しそうだ。

 作業が終わって戻ろうとするカズマだが、まだ2人は先程のやり取りを続けていた。らちが明かないと思った彼は、仮面にセナから貰った封印の札を貼り付け、地上でアクアに浄化してもらうことを決意する。このままでは、ダクネスの心が壊れてしまうかもしれないと言うバニルなのだが、それでもなおこんな強烈なのは初めてだと言ってのける彼女は、やはり頭のネジが外れているのではなかろうか? 「地上に着いたら、すぐ楽にしてやるからな」と心配するカズマに対し、真顔で「お構いなく」と、ダクネスは言い切るのだった。ああ・・・もう狂ってる(笑)。

 出口が見えてきた。だが、ついにバニルによる支配が完了してしまう。アクアに一泡吹かせてやろうと躍起になるバニル。だが、地上に出た瞬間に待ち受けていたのは、アクアの「セイクリッドエクソシズム」という浄化技だった。バニルさん、ちょっと可哀想だ・・・。魔王軍の幹部に体を乗っ取られていることを説明するのだが、悪魔から漂うにおいが臭くてダクネスと縁を切ろうとするアクアがクズすぎる(笑)。せっかく自己紹介をするバニルを、体臭の話で遮ろうとするダクネスが面白すぎる。あの仮面が欲しいと言うめぐみん。お前、少しは空気読みなさい。

 冒険者達が必死になってダクネスに攻撃を仕掛けるのだが、ことごとく剣ではじき返されてしまう。「あのダクネスがこんなに手強いなんて」と本音が漏れてしまう冒険者。いつもは気さくに話しかけてくれる彼らも、今は蔑んだ目で彼女を見ていることに本人は喜びを感じている。ダクネスは、いつだってぶれない。ついにバニルがアクアに迫ろうとしていた。号泣して顔を崩壊させながらカズマに助けを乞う彼女に爆笑。しびれを切らしたカズマは、アクアの前を庇ってダクネスを挑発する。ちょろいお手頃女だとか、言いたい放題だな(笑)。彼には狙いがあった。仮面の封印を解き、その隙にダクネスがバニルから支配を一時的に取り戻し、仮面を脱ぎ捨てるという作戦だ。だが、彼女の力を引き出した幹部を相手に、ただの冒険者が立ち向かうことができるであろうか? いや、カズマには最高の奥義があった。そう、「スティール」だ。まあ、ダクネスが手の内を暴露してしまったので通用するかどうかは疑問だが・・・。そして、カズマがもし勝ったら例の約束に更にひどいことを付け加えるという、彼女にとってはご褒美なことを用意するとも。ついに「スティール」が炸裂・・・? いや違った! そうと見せかけて、火の魔法を放ち、封印の札を焼いたのだ!

 封印を解いたことにより、一時的にバニルの支配から離脱することに成功したダクネス。だが、仮面をはがすことができない。そして、彼女は決断する。めぐみんに、自分もろとも爆裂魔法によって消されることを望む。ここに来てまさかのシリアスな展開とは・・・。みんなが暗い雰囲気になる中、カズマはこの件に関して全責任を負うことをセナに告げるのであった。おいおい、お前本当にカズマかよ。カッコつけやがって・・・。そして、ついに爆裂魔法が炸裂する!!

ついにこの日がやって来たぜ・・・

この素晴らしい世界に祝福を!2 第5話「この仮面の騎士に隷属を!」

画像引用元:© 2017 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/このすば2製作委員会

 後日、カズマに感謝状が贈られることに。それに加えて、「魔王軍の関係者が、あれほど身を犠牲にしてまで幹部を倒すはずがない」という理由で、彼の魔王軍スパイ疑惑が晴れ、死刑を本当の意味で脱することになった。そして、もう一人・・・? ダクネス、生きてたのか!! 本当に良かった。彼女がいないと面白くありませんからね。爆裂魔法で瀕死の重傷を負ったのだが、アクアの献身的な介抱でなんとか回復に至ったそう。彼女にも感謝状と、戦闘で失った鎧を進呈されることとなった。そして、冒険者達がこぞって彼女を「ララティーナ」と呼び、褒め称えたのだ。あまりの恥ずかしさに顔を隠すダクネス。だが、隣にいるカズマはドヤ顔で・・・。

そう、例の凄い約束と言うのが、ララティーナと言う名前を面白半分にみんなに広めるという形で果たされることになった。なんていう羞恥プレイや(笑)。そしてなんと!! デストロイヤー討伐と、バニル討伐への貢献により、カズマが背負っていた借金全部が帳消しになり、それに加えて4000万エリスを報酬として受け取ることになったのだ!! ついにこの時がやって来たのだ。

ダクネスと魔王軍幹部の対照的なやり取りに爆笑させられっぱなしの回だった!!

 見た感じは怖そうな雰囲気が漂っていた魔王軍幹部のバニル。だがそんな彼もダクネスにかかればとてもシュールに見えてしまいました。彼女の体を乗っ取った彼は、その彼女の苦しむ姿を楽しもうとしていたのだが、むしろそれをご褒美と言わんばかりに興奮した様子で受け入れている。こんな変態なら、いくら魔王軍の幹部でも調子が狂ってしまいますよね(笑)。もはや幹部の威厳すら感じられない。でも、最後には自分を犠牲にしてバニルを倒した姿には、ちょっと素敵だなと思ってしまいました。

でも、そんな感動で終わらないのがこのすば。そんな彼女にも、ララティーナと言う恥ずかしい名前をみんなに暴露して、それを楽しむカズマがやっぱりクズでした。とりあえず、借金返済に加えて報奨金を大量に貰えたことはよかったですね。ただ・・・くだらないことで使い果たしてしまいそうな気がします(笑)。

これからどんな冒険が彼らを待ち受けているのでしょうか? 次回も楽しみに待ちたいと思います。

 原作:暁なつめ       監督:金崎貴臣       出演:福島潤、雨宮天、茅野愛衣、高橋李依  他       製作:スタジオディーン       公式サイト:http://konosuba.com/

この素晴らしい世界に祝福を!2 感想レビューのまとめ