最近は『ガールズ&パンツァー』、『響け!ユーフォニアム』など、作中に「頑張る可愛い女の子」が出てくるアニメは巷にたくさんあふれています。
皆さんはどんな女の子が好きですか?そんな中でも今回は、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』に出てくる、スクールアイドルを頑張る黒沢ルビィちゃんの魅力について掘り下げたいと思います。
アニメ中では幼く泣き虫でネタキャラ寄りに見えるルビィちゃんですが、そんな彼女の魅力とはいったい何なのでしょうか?
黒澤ルビィ ちゃんの好きな「スクールアイドル」って?
『ラブライブ!サンシャイン!!』はランティス、サンライズ、アスキー・メディアワークスの3社による共同企画である、スクールアイドル・プロジェクト「ラブライブ!」の1作品であり、2016年7月から10月までアニメが放送されていました。
前作の『ラブライブ!』から一貫して作中のメインテーマとなっているスクールアイドルとは、アニメ中にて全国各地の学校で結成されているアイドルグループのことを指します。人気なスクールアイドルのグループは、街中のスクリーンに映し出されたり、雑誌に取り上げられたりとメディアへの露出も多く、主に10代からの絶大な人気を誇っています。
『ラブライブ!サンシャイン!!』は、そんなスクールアイドルを目指す女の子たちのお話です。
黒澤ルビィ の周りを取り巻く環境
そんな『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する黒澤ルビイちゃんは、舞台である私立浦の星女学院の1年生。姉は3年生の生徒会長である黒澤ダイヤちゃんで、幼馴染である国木田花丸ちゃんといつも一緒に行動している、臆病で泣き虫な女の子です。
究極の人見知りでありながらも、アイドルが大好きでずっとアイドルになることを夢見ていました。浦女でスクールアイドル部の設立のため、部員集めに奔走していた2年生の高海千歌ちゃんの前に現れたのが、新入生である黒澤ルビィちゃんと国木田花丸ちゃんなのでした。部室を得て正式に部活として認められた後にも、改めてスクールアイドル部に勧誘された二人。
しかしルビィの姉であるダイヤはスクールアイドル嫌い。それを想って、スクールアイドルに強い憧れを抱きながらもなかなか前に踏み出すことのできずにいたルビィ。そんな彼女のために花丸が背中を押します。
スクールアイドルの活動を始めた後は、臆病さや泣き虫や極度の人見知りという弱さを抱えつつも、Aqoursのメンバーたちと統廃合の危機から学校を救うために、様々な壁を乗り越えて成長していきます。前述のように、ルビィと花丸はいつも一緒に行動しているため、一緒にいるシーンが多くあります。
黒澤ルビィ は思いやりがあって優しい、頑張り屋の女の子
千歌には美少女扱いを受けるも、究極の人見知りであるルビィ。スクールアイドル部の勧誘を受けるシーンでは、千歌に手を触れられ、周囲の人間が耳をふさぐほどの大絶叫をかましました。彼女のピギィィィィ!!!!という鳴き声(?)はファンの皆様にはお馴染みですね。ことあるごとに物陰に逃げ隠れ、おびえながらも挨拶する姿は、アニメ内でも2年生組に「可愛い~!」と大人気でした。
飴につられて木の陰から出てきてしまったり、言葉もなんとなく舌っ足らずで何かと幼さの目立つルビィ。それゆえにネタキャラとして扱われることも多く、東京に行く際には「ちゃんとしてますか?」と言いながら着てきた服がまるで小学生のようだった、なんてシーンもありました。
しかしただ幼いばかりでもなく、姉のダイヤを気遣ってスクールアイドル部に入部することをためらったり、花丸と一緒にスクールアイドルがしたい!と涙ながらに訴えたり、人を思いやる気持ちと優しさは人一倍ある女の子なのです。
また、人見知りでありながらも懸命に大好きなスクールアイドル部の活動をする彼女。彼女のスクールアイドルへの思いは、誰にも負けないほど強いものなのです。ちなみに、彼女を代表するセリフである「がんばルビィ!」は、中の人である降幡愛さんが自身のTwitter上で広めたものを公式に採用されたものです。
姉、友人、スクールアイドル……幼くとも自分の大好きなものにまっすぐ向き合うルビィは、とても魅力的な女の子だと思います。
『ラブライブ!サンシャイン!!』を見る際には、ルビィとの一番の友人である花丸とのやり取りや、彼女のアイドルへの熱意に注目してみると彼女の深い魅力に触れることができるでしょう。
タイトル | ラブライブ!サンシャイン!! |
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監督 | 矢立肇(原作),公野櫻子(原案),酒井和男(監督) |
放送期間 | 2016/7/2 全13話 |
主な声優 | 伊波杏樹,逢田梨香子,諏訪ななか,小宮有紗,斉藤朱夏,小林愛香,高槻かなこ,鈴木愛奈,降幡愛 |
製作会社 | 2016 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!,サンライズ,バンダイビジュアル,ランティス,ブシロード,KADOKAWA アスキー・メディアワークス |
その他の情報 | http://www.lovelive-anime.jp/uranohoshi/ |