アンパンマンにも総集編映画があった!?思わぬ珍作「 ドキンちゃんのドキドキカレンダー 」

U-NEXTでアンパンマン映画などを漁っていたところ、なんだか変わった映画に出会ってしまいました。その名も「それいけ!アンパンマンドキンちゃんのドキドキカレンダー」!

ドキンちゃんが主役のスピンオフ短編みたいなものかな?と思いきや、50分の長編作品なのだからビックリです。しかも、実際に中身を観てみて、さらにビックリ!この作品、普通のアンパンマン映画ではなかったのです。一体どう普通じゃなかったのかを紹介します。

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「 ドキンちゃんのドキドキカレンダー 」はどんな映画なのか

「それいけ!アンパンマンドキンちゃんのドキドキカレンダー」は1991年の劇場公開作品。劇場版長編の第3弾である「それいけ!アンパンマンとべ!とべ!ちびごん」の併映作品です。

アンパンマンの劇場版といえば、1時間弱の長編+数分の短編という構成がお馴染みなのですが、今作に限っては「とべ!とべ!ちびごん」と同じぐらいの尺になっており、長編二本立ての状態となっています。

この「ドキンちゃんのドキドキカレンダー」がどんな物語かというと、バイキンマンとドキンちゃんがカレンダーに合わせて、一年間を振り返るというもの。振り返るだけで映画になるのか!?そもそもそんな内容で長編作品になれるのか!?と疑問に思うかもしれないのですが、安心してください、この映画、総集編映画(!)だったのです。

まさかのアンパンマンの総集編映画

8月、9月、10月・・・とそれぞれの月のテーマに合わせてアンパンマンのTVシリーズの映像を振り返るのがこの「ドキンちゃんのドキドキカレンダー」です。(夏がスタートなのはドキンちゃんのワガママ)

秋だったら、食べ物だったり芸術だったりのテーマに合わせたエピソードやキャラクター。冬だったら、クリスマスやバレンタインのエピソード。春にはこどもの日・・などなどその月に合わせてアンパンマンのTVシリーズを再編集しています。

アンパンマンやバイキンマンの誕生エピソードをピックアップしたり、バタコさんをフィーチャーしたパートもあり、さらにはその月ごとにドキンちゃんがファッションショーを披露したりと、かなり通好みの作品となっている、異色作品だったのです。まさかアンパンマンにこんな映画があったとは驚きです。

ドキンちゃんのドキドキカレンダーの魅力

この映画の魅力はなんといってもアンパンマンの初期エピソードを体験できること。

「それいけ!アンパンマン」のTVアニメシリーズはまもなく30周年を迎えるということで、すっかり長寿アニメとなっています。この映画ではそんな「それいけ!アンパンマン」の最初期にはどんなキャラクターが居て、どんなキャラクターがまだ居なかったのかが垣間見れます。あかちゃんまんやらーめんてんし、ハンバーガーキッドなどある意味、メジャーなモチーフキャラクターが勢ぞろいしているところも逆に新鮮味があります。

また、アンパンマンの世界観入門としてもオススメ。誰もが存在こそ知っていれど、そこまで詳しくは知らない・・・というアンパンマンレギュラーキャラクターの一面も掘り下げており、意外とざっくりとしかアンパンマンを知らない人ほど楽しめる作品ではないでしょうか。


実際の対象年齢であるキッズには、逆に長くて楽しみにくいかもしれないこの一本。子供よりは、もっと大人なあなたにこそ、アンパンマンの意外な一面を知れるという意味で「それいけ!アンパンマンドキンちゃんのドキドキカレンダー」はオススメです。

今でこそ、TVアニメの総集編を映画化することは定番ですが、その大先輩とも言えるアンパンの総集編映画があることを知っていれば、みんなにも自慢できるかもしれませんよ!

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ネジムラ

普段は缶バッジ販売専門店「カンバーバッチ」のオーナーやってます。その傍ら個人ブログとしてアニメ映画情報ブログ「ねじまき恋文のヤブレター」を公開中。国内外問わずアニメ映画を中心とした有益な情報を多くの人に提供できるよう努めて参ります。