ナースウィッチ小麦ちゃん|10年ぶりの新シリーズが放送

小麦ちゃん

2000年代前半、オタクや秋葉原、萌え文化なるものが浸透し始めてきた時代。 売れないコスプレアイドルが悪のウイルスから颯爽と地球を救う異色の魔法少女アニメがOVAシリーズとして登場しました。
それこそが、アニメ『ナースウィッチ小麦ちゃん』なのです。

なんと今回!ファンには待望!?の、2016年にまさかのTVアニメで新シリーズが放送という朗報が舞い込んできました!!
今期では伝説の赤塚不二夫作品の「おそ松くん」も復活し、昔のアニメのリバイバルや実写化が流行っているなーと思っていた矢先のニュースに、ネットでも「新作!? マジかよ!」といった声や、「ナースウィッチ小麦ちゃんをリアルタイムで見てた世代はもうおっさんか…」など嘆き?の声も聞こえてきている。

いやいや、面白いアニメに古いも新しいもない。これを機におよそ10年ぶりという復活を遂げたこのアニメを知らない若者にも知ってほしいということでご紹介していこう。ナースウィッチ小麦ちゃん

ナースウィッチ小麦ちゃんのあらすじ

異世界・わくちん界で保管されていたウイルス・あんぐら~が地球に迫る。その捕獲を命じられた見習い守護獣のムギまるは、偶然出会ったコスプレアイドルの中原小麦に魔法少女への変身能力を与える。かくして小麦ちゃんは地球を救うため、ナースウィッチとして面白おかしい戦いを開始するのであった。

怒涛のパロネタの宝庫な作品

そもそも、『ナースウィッチ小麦ちゃん』とは、2001年に放送された『The Soul Taker』というタツノコプロ制作のアニメに登場するキャラの一人である「中原小麦」にスポットを当てた、いわゆるスピンオフ作である。
原作の「ソウルテイカー」はダークヒーローファンタジー作品、(余談であるが監督は「シャフト」作品ではおなじみの「新房昭之」監督、そしてキャラクターデザイン「渡辺明夫」というのちに「物語シリーズ」でタッグを組む二人の作品なのでこちらも、ぜひ視聴してほしい作品の一つでもある。)なのに対して、そのスピンオフ作品である『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』は、がらっと雰囲気を変えた、ギャグを中心としたパロディ魔法少女アニメ。

あらすじだけみると正統派な魔法少女ものと思えるが、実際は見た目だけはとっても愛らしい女の子やそれっぽい魔法少女設定を掲げておきながら、他作品のパロディギャグを織り交ぜたり、作中で主人公である小麦ちゃんが何回か死んだりと、ブラックなネタをぶっこんできたり、『撲殺天使ドクロちゃん』や『大魔法峠』らと共に『邪道魔法少女三部作』なんかと呼ばれた作品でもある。

タツノコプロ作品のパロディはもちろん、他作品のパロディから特撮作品のパロディだったりとかなりマニアックな、こんなネタで笑えるやつのほうが少数派だろと言いたくなるくらいのパロディがいろいろと盛り込まれている。
さらには、某「ハッキング」から「今晩のおかず」までを手広くカバーする巨大掲示板から派生したAAを敵として登場させ、当時のネット民に衝撃を与えたりとスタッフが満足するまで悪ふざけをやったんじゃないかと思える作品だ。もちろんほめ言葉だ。

新シリーズ『ナースウィッチ小麦ちゃんR』

ナースウィッチ小麦ちゃん
さてさて冒頭で話した通り、この小麦ちゃんが装いも新たに、TVアニメ『ナースウィッチ小麦ちゃんR』として放送が決定。
前作をベースにしながら、キャラクターや設定を一新し、学生、アイドル、魔法少女という三足のわらじを履いて奮闘する「吉田小麦」ちゃんとそのライバル達のドタバタな日常を描いていきます。
タツノコプロが誇る3DCGによるライブシーン等もあるとのこと。いったいどんなパロディネタをぶっこんでくるのか今作も期待大といったところでしょう。