『天保異聞妖奇士』で自由研究を先取り提案!?

天保異聞 妖奇士

天保異聞 妖奇士
まだまだ夏は先だけど、宿題と共にやって来る夏休み。

自由研究って、何をやります?

決まってないなら、『 天保異聞 妖奇士 』を提案してもいいですか??

あらすじ

時は天保12年。

江戸の町を時折、異界の獣が出没し人々を襲っていた。

1つの村で山神と信じられてきたモノ、またある時は戦が終わりを迎え用済みとなった武具の塊など様々で、それらは「妖夷」と呼ばれ、恐れられる。

それに立ち向かうのが「蛮社改所」に所属する者たち。

物語は主人公:竜導往壓が何かに追われる農民の親子と出会うことから始まる。

個性派揃いの奇士

浮浪者同然の生活をしていた者から、男装をした少女、蘭学者…。

奇士」と呼ばれ、蛮社改所に所属しているものの、その面々は得体の知れない人達ばかり。

しかし、それぞれに妖夷を討つ特別な力を持っていて、竜導往壓が持つ「漢神」という能力もその1つ。

その他にも、素手で戦える術を身につけている者や、蛮社改所の表向きの立場(蘭学者の取り締まり)から手に入れたと思われる大砲など射撃の腕を武器にする者もいる。

凸凹ではあるが、息が揃った時のチームワークは抜群! そんな時の彼らの戦いっぷりは見ていて飽きない。

史実に基づく世界、漢字を取り入れた能力

往壓たちが生きる世界は、教科書にも載っている天保改革の頃。

その為、江戸習俗であるとか天保年間の時代背景が忠実に再現されている。

時代劇と異なり派手な要素は少ないが、より史実に近い内容を楽しみながら学ぶことができる。

そして、森羅万象各々の持つ名前を漢字として取り出し、己の力とする能力である「漢神」

この能力は漢字を取り出す際、甲骨文字のような形で現れるのだが、そこは漢文学者:白川静の説を元として、蛮社改所頭取でもある小笠原放三郎によってきちんと説明がなされる。

何も取り出される漢字の由来を出鱈目に言っていないところは企画である武田青磁の、「このアニメを通じて子供達に漢字の意味などを知ってほしい」という思いが強く表れていると言えるだろう。

学ぶ、という意味では大人も楽しめる内容となっている『 天保異聞 妖奇士 』

オリジナルストーリーで、コミックでも全2巻で発売中。

自由研究は、このアニメの漢字で決まりだ!!