最近、子供たちの間でものすごーく歌いまくられている曲がある。なんだか同じ部分しか歌われていない気もするが、とにかく子供なら誰でも、本当にだれでも知っているその曲こそ、『妖怪ウォッチ』のOP、『 ゲラゲラポーのうた 』である!!
やめろ、俺の中に入ってくるな!
この曲は、とにかく本当に本当に本っ当に!頭の中に残る!
頭の中に……ずっと声が聞こえるんだ……!!そんな中二病を発現したくなるような、いわゆる中毒ソングである。
聴いてみれば「ゲラゲラポー」以外の歌詞もあるし、むしろその部分の歌詞量の方が多いのだが、なにぶんその辺りがすべてラップなために頭になかなか入ってこない。
「ベンリってなんだろう?」「ハイスペックスーパーコンピューター全知全能、スマートにシステム連動、でも外れる天気予報」-(ゲラゲラポーのうた/キング・クリームソーダ)など、なかなか面白い歌詞なのだがとにかく「ゲラゲラポー」のインパクトが半端ない!!
気がつけば自分が口ずさみ、テレビの見える場所で食事準備していた母親が口ずさみ、そして家族全員へと伝播していくその様子、まさにウイルスがごとし!!
しかしこの曲の魔力は、「ゲラゲラポー」の曲調のみにはあらず!
ゲラゲラポーのうたは画面が可愛い!
アニメで見ると、「ゲラゲラポー」のリズムに合わせてキャラクターたちがちょっと変わったダンスを繰り返している。
これがまた、なんとも言えず可愛い!
特に主人公のケータから近い場所にいる妖怪「ジバニャン」(車に轢かれて地縛霊になった猫の妖怪)と「コマさん」(狛犬の妖怪)がもう、見た目からして可愛い!!
それもそのはず、この二匹は「プリチー族」という種族なのだ。
あざといほど可愛くて当たり前である!!!
そんな可愛いキャラクターたちがこれまた可愛く踊ってくれれば、躍りまでも頭に残るというわけだ。
そして困ったことに(?)、このアニメのEDもまたかなりの中毒ソング。そしてそれもまた、ラジオ体操がモチーフになっているだけにキャラクターたちが体操している姿が流れる。
妖怪ウォッチを一度視聴すれば、延々と頭の中を曲が流れ続けるのである。しかも忘れようとすれば忘れようとするほど頭の中にこびりついて離れない。
その現象に苦悩する姿はまさに、蜘蛛の巣にかかった獲物のごとし!!!
だがこの曲を覚えていれば、確実に子持ちの先生、上司、もしくは子供たちと盛り上がれる魔の曲!!!
さぁ、あなたも一度勇気をもって、「ゲラゲラポー」!!!