おいしい秋に見る異色のグルメアニメ四重奏

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美味しんぼ」「クッキングパパ」から「幸腹グラフィティ」「ワカコ酒」まで、食をテーマにしたアニメ作品は多数放送されていて、すでに定番ジャンルのひとつになっています。

そして、ジャンルが定着すると、スキマを狙ったニッチな作品が登場するのがお約束です。今回の記事では、そんな異色のグルメ(?)系作品を紹介します。

無敵看板娘(2006年)

商店街の道路を挟んで向かいあう定食屋とパン屋が争う…といっても、味やメニューの斬新さなどの基準で店同士が優劣を競う作品じゃありません。それぞれの店の看板娘が、いやがらせをしたり、それに対して報復したり、ささいなきっかけから殴り合いに発展したりと、どう見ても子供のケンカです。

もはやグルメでもなんでもないのですが、飲食店・食品店が舞台にもかかわらず、ここまでグルメ要素が無視されていると、むしろそんな作品こそ異色のグルメと呼ぶにふさわしいと思うのです。

ベン・トー(2011年)

詳細は過去記事(『ベン・トー』お腹がすいたら笑いで満たそう!)に譲りますが、ざっくり言うと、半額弁当に青春を賭けた少年少女の群像劇です。

登場人物が血まなこで求めるモノがスーパーの弁当…しかも消費期限ギリギリの商品ですから、これをグルメ作品と主張するのはムリがあります。

ところが、半額弁当に注ぐ彼らの情熱はホンモノです。たとえば、ルールらしき決めごとがあったり、学校で同好会を結成して敵(?)の素性や弱点を探ったり…その果てに獲得した半額弁当は、たとえ風味が落ちていようが、ご飯がパサパサだろうが、他の何物にも代えがたい味がするのではないでしょうか?

ベン・トー

TOKYO MX * アニメ「ベン・トー」
(C)アサウラ・柴乃櫂人/集英社・HP同好会

目玉焼きの黄身 いつつぶす?(2014年)

食は食でも、食べ方にフォーカスした作品です。タイトルとなったエピソードでは、たかが目玉焼きの食べ方ごときで、主人公がカノジョと破局の危機に直面します。

他にも、カレールーをご飯にかける方法とか、ショートケーキの苺を食べるタイミングとか、普通なら気にもしないコトに疑問を抱き、悩み、ときに激昂する主人公を見ていると、これはむしろ哲学作品じゃないかとさえ思ってしまうのです。

目玉焼きの黄身 いつつぶす?

NHKアニメワールド 目玉焼きの黄身 いつつぶす?
Ⓒおおひなたごう・KADOKAWA/NHK・NEP

だがしかし(2016年予定)

2016年1月からTBS系で放送予定の駄菓子をテーマとした作品です。駄菓子がグルメなのか少々疑問ですけど…だがしかし、おやつ(間食)がテーマってことで、時刻とメニューに関しては、まさに冒頭で書いた「グルメ系のスキマ」作品ではないでしょうか?

週刊連載とはいえ、開始から1年半ほどでアニメ化されちゃうのも異色というか、関係者の意気込みを感じます。

個人的には、制作がfeel.で脚本に横手美智子さんが参画してることから、「人生」「俺ガイル続」レベルの画質と「銀魂」「じょしらく」レベルのコミカルな展開を期待しています。

だがしかし

だがしかし 公式ホームページ
©2016 コトヤマ・小学館/シカダ駄菓子

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anIORIent asst.

1.メガネ属性…要するに、メガネが大好きです! 2.要注意人物…監督とシリーズ構成は要チェックや。 3.バカバカしさ炸裂…エンタメだもの、笑えればいいと思うよ。 … といった視点でアニメを観ています。特にメガネに関しては、ドミネーターを向けると執行モードがリーサル・エリミネーターくらいにはなるかもしれません。