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『化物語』「羽川翼」委員長の中の委員長メガネっ娘ヒロインの魅力

属性に富んだ『 羽川翼 』のキャラクター性

物語シリーズ」には数多くのヒロインが登場する。文房具を武器にしてしまうツンデレヒロインや、ツインテールのロリっ娘ヒロイン、スポーティな後輩キャラからさらには、引っ込み思案の妹キャラヒロインまで非常に個性的なヒロインが多い「物語シリーズ」だが、

その一人である 羽川翼 にスポットを当てて紹介したいと思う。

彼女を言葉で表すならば、成績優秀で容姿端麗、メガネに三つ編みのクラス委員長。
学校の規則だからと、外出するときは常に制服という規律を遵守をする真面目っぷり、
まさに「委員長の中の委員長」でおまけに巨乳という、これでもか!!!と言わんばかりに属性に富んだキャラをしている。

委員長キャラというと堅物で無表情なキャラという印象があるが、彼女の場合はたいていのことを許容してしまうほどの、
大らかの心も魅力のひとつだろう。風がなびいてスカートの中をみられた程度では彼女は決して動じないのだ。

ホワイト?ブラック?どっちがお好き??

「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」というのが物知りな彼女の常套句、しかしそんな彼女にはそんな物知りな彼女の知らないところで、生み出してしまったもう一人の羽川が存在する。

通称「ブラック羽川」という、見た目こそ羽川翼だが髪は白く染まり、猫耳と尻尾が生えて「ナ行」と語尾が「にゃ」になってしまうのだ。

「斜め七十七度の並びで泣く泣く嘶くナナハン七台難なく並べて長眺め」というセリフをブラック羽川に言わせてしまうと……

「にゃにゃめにゃにゃじゅうにゃにゃどのにゃらびでにゃくにゃくいにゃ(ry」

「カッワイイ~♪♪」

そう、普段の真面目な羽川とのギャップがたまらなくかわいいのだ。
その正体は「障り猫」と呼ばれる猫の怪異で、羽川のストレスがたまってしまうとストレスの捌け口として無意識的にブラック羽川が現れる。

この黒と白の二面性こそ、良くも悪くも羽川翼の個性であり、意外とブラック羽川も人気があったりする。

完璧少女の繊細の心

ブラック羽川が生まれてしまった、ストレスの根源こそ羽川翼の主人公・阿良々木暦に対する、どこまでも真っ直ぐで一途な恋心なのである。

阿良々木暦への想いを隠しながら、暦ともう一人のヒロインである戦場ヶ原ひたぎの恋愛を応援している自分の心のタガが外れ、怪異を生み出してしまったのである。

周りからは憧れるほどの完璧な彼女は、「真面目が取り柄だけの普通の女の子」と自らが語るように、実は脆く繊細な心なんです!

「なんでもは知らない なんにも知らない…」、と気丈に振舞う彼女が時折見せるか弱い部分というのは非常に魅力的な点の一つですよ。

そして、最後に私は声を大にして言いたい! なぜ阿々木君は羽川翼を選ばなかったのかと…

すでに映像化が決定している「傷物語」でもキーを握る人物である羽川翼。そんな彼女の魅力をご紹介しました。

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