【2015年春アニメ】絶対的王道!『響け!ユーフォニアム』は見逃せない

響けユーフォニアム
響けユーフォニアム

4月から始まった「 響け!ユーフォニアム 」。中学校で吹奏楽をしていた主人公「黄前久美子」が高校で新しい仲間とも出会い、また吹奏楽に挑んでいく青春アニメである。 このアニメ、1話目から部活モノ青春アニメの王道を行くような展開を直球で示しているが、実に気合の入った直球になっている。

スタッフがベテラン揃い!盤石のアニメ

驚くほど豪華なメンバーが揃っている。 まず、このアニメの舞台が京都。そう、やはり京都アニメーションの制作である。そして、監督は京アニの重鎮、石原立也ハルヒ中二病CLANNADなどを手掛けた名監督である。さらに、シリーズ演出がけいおん!山田尚子という京アニの本気が窺える。 本気なのは京アニだけではない。劇中音楽はグラスリップ、河合荘のうりんなど最近引っ張りダコの松田彬人。音響監督はマクロス7も行い、最近でも京アニ作品、物語シリーズまどマギなど人気作には必ず携わっているといっても過言ではない鶴岡陽太。主題歌は長年歌手活動をしているTRUEという豪華さである。 メインキャストは黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵、安済知佳と若手揃いだが、逆にベテランと混ざるとどのようになるか期待である。

細かく描く「青春」を匂わす描写

青春アニメがもつ独特の空気感というものがあるが、このアニメは実にその空気感がグッと伝わってくる。 きれいに花舞う桜の姿、青い空と白い雲、色が剥げ落ちた横断歩道のボタン、学校の窓から差す木漏れ日。どれも青春の淡さとさわやかさを良く表している。 反対に登場人物の瞳ははっきりと輝いており、嬉しさで潤む瞳、悔しさで涙流す瞳など様々な印象を強く与えている。

脚のカットが多い

脚のカットがこのアニメはよく存在する。これは監督の趣向からかもしれないが、顔を映さずどのように登場人物の心情を描写するかを考えた結果であるのは間違いない。このアニメは脚以外にも空やカメラワークなどで心理描写をするシーンが多数存在している。一度、どのくらいそのようなカットがあるか確かめながら見ても面白いかもしれない。   このようにしっかりと手掛けられている「響け!ユーフォニアム」。

ホームページも各吹奏楽の楽器の音を聴くことができるなどの細かい作りになっており、スタッフの「届けたい」という想いがこれでもかと伝わってくる。2015年春この作品が心に残る作品になるのは間違いないだろう。