『Another』ホラーとミステリーの融合

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今回紹介するアニメは『 Another 』です。
原作は小説で、著者は新本格派ミステリー作家として知られる綾辻行人です。
ホラーとミステリーを融合させた内容となっています。

Another

異様なクラスメイトたち

物語は、主人公の榊原恒一(さかきばら こういち)が、亡き母の実家に引っ越すところから始まります。
転入先の夜見山北中学校で、恒一は三年三組に配属されるのですが、クラスメイトはみんな異様な雰囲気――何かに怯えているような感じなのです。
そんな中、恒一はミステリアスな少女・見崎鳴(みさき めい)に惹かれますが、これまた不思議なことに、他のクラスメイトは彼女のことを「いない者」として扱っているのでした。

三年三組の災厄

実は、夜見山北中の三年三組には代々、呪いともいえる災厄が存在します。
それは「クラスメイトやその家族が一年間を通じて死んでいく」というものでした。
実際、恒一が転入して間もなく、クラスメイトの一人が凄惨な死を遂げます。
そして、それを皮切りに、死亡事故が次々と起きるのです。

本作はハッキリ言って・・・死亡シーンが怖いです! ガチで怖い!
視覚的に残酷なことに加え、音響による臨場感もハンパないです。

叙述トリックに工夫

本作はまた、叙述トリックを用いたミステリー作品でもあります。
原作の小説では、文章上の仕掛けで読者のミスリードを誘います。
具体的には、重要な情報をあえて隠し、最後に明かす手法です。
しかしそれは、映像化してしまうと成り立たないものでした。
そこでアニメでは、別の工夫を加えて叙述トリックを成立させます。
ただしその工夫は(詳細は伏せますが)事実と異なるという理由で、ミステリー的にはアンフェアなものです。しかし「視聴者が謎に惹きつけられる」という点で成功しているため、個人的には優れた演出だと思っています。

生き残れるか!?

恒一たちは、ただ死を待つばかりではありません。
災厄を止める方法を積極的に探していきます。
果たして彼らの運命やいかに!?

背筋が凍るホラーアニメ『Another』
この夏、楽しむのにピッタリの作品ですよ!