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『Kanon』泣きゲージャンルを作り上げた「泣きゲーの金字塔」

記事公開日2014年8月14日 (木曜日)

文章:あにぶ編集部 さん


今回紹介するアニメは京都アニメーション(以下、京アニ)製作の『 Kanon 』。
原作は恋愛アドベンチャーゲームで、可愛いヒロインと感動的なシナリオが特徴。
いわゆる「泣きゲー」と呼ばれるジャンルの先駆けとなった作品である。

kanon

主人公の相沢祐一は北国(雪の街)にある叔母の家に居候することになる。
7年前にはよく訪れていた街だが、当時のことを祐一はほとんど忘れていた。
しかし新生活が始まって、そこで出会った5人の少女たちとの交流がきっかけで、幼い頃の大切な記憶を取り戻していく。

二度のアニメ化

本作は最初、東映アニメーションによって製作された。
しかし、東映版は残念ながら、原作の魅力を十分に発揮できたとは言い難い。
よって本コラムでは、冒頭で述べたように京アニ版について語りたい。

京アニ版が東映版よりも優れている点は大きく言って2つ。
第一に、キャラクターデザインが原作のイメージを崩さず、独自のアレンジを加えていること。
第二に、24話と大きく増やし(東映版は14話)、原作のエピソードをより多く反映していること。

原作にプラスアルファ

要するに、絵も話も原作に近づいたという訳だが、京アニ版の長所は他にもある。ストーリーの構成が秀逸なのだ。
原作でヒロイン別だった5本のシナリオを、アニメでは一本のストーリーにまとめている。だが、木に竹を接いだような違和感はまったくなく、全体的によく調和がとれているのだ。

また、原作には二人の脚本家がおり、ヒロイン単位で担当している。
そのため脚本家の異なるヒロイン同士では物語上の絡みが少なかった。
だが、京アニ版ではその点もほどほどに解消しているのだ。
中でも、中盤で存在を失った沢渡真琴を、一工夫して終盤(=月宮あゆシナリオ)に再登場させた演出が素晴らしい(原作の真琴とあゆは別々の脚本家である)。

本コラムで興味を持った皆様は是非、泣きと萌えの極致『 Kanon 』の世界にふれて下さい!

(C)VisualArt's/Key/百花屋

引用元: Kanon


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ライティング:あにぶ編集部 さん

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