『キノの旅』「こんな世界があったら…」想像力を刺激される異国探検アニメ

キノの旅

少し昔の作品になりますが、いまだに静かな人気を誇るアニメが「 キノの旅 」です。見たいアニメがないのならこれを選んでみてはどうでしょう?

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キノの旅 ブラックジョークの効いたSS

この作品は主人公キノと喋るバイク・エルメスの旅の物語。キノ達が旅先で出会った国や人とのエピソードがそれぞれ一話分で描かれ、基本的に一話完結。旅先で出会う国や人達はとても個性的で独特。科学技術が発達した国や特殊なしきたりが支配した国など、それぞれ個性があって飽きません。そして良かれと思ってやったことが本末転倒の結果を招いた国などもよく登場します。このあたりは非常にブラックジョーク的です。
少し風変わりな旅物語ですが、一話完結とブラックジョーク的展開は不動のSS作家、星新一の作風に近いものがあります。そういう作品が好きな人なら「他人の痛みがわかる国」(第1話)や「レールの上の三人の男」(第5話)といったエピソードはとてもツボだと思いますよ?
とりあえず、「次はどんな国なんだろう」と思わず引き込まれてしまうこと必須です。

淡々と続く静かな旅物語が キノの旅 だ

「おいおい…」と突っ込んでしまうそんな世界を、キノとエルメスは通りすがりの傍観者として冷静に見つめ、そして去って行きます。傍目にはおかしいと感じる光景に対しても野暮な突っ込みを入れず、そこがそれをよしとするならよしとする。「旅人」としての立場を徹底的に貫くキノ達の姿勢は鮮やかで、ときに冷酷なようでもありますが、それが逆に旅先で出会う者たちの個性を引き立たせます。
キノ達の旅に引き込まれてしまうと同時に、「こういう世界があったらこういう風に人間は変わってしまうのかも」というような想像力を刺激されずにはいられない。それもまたこのアニメの大きな魅力です。

 

(あにぶ編集部/Nori)

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