『LAST EXILE』飛行艇好きにはたまらない!飛空冒険活劇

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LAST EXILE

アニメーションの世界ではこれまでいくつものファンタジー世界が描かれてきていますが、この「 LAST EXILE 」は[ヴァンシップ]という架空の飛行機械に乗る”空の運び屋”を中心とした群像劇です。

あらすじ

人工惑星である異世界プレステールでは、人類の覇権をかけて「アナトレー」と「デュシス」の2国が戦争中。
戦争は2国を凌ぐオーバーテクノロジーでプレステールを管理する「ギルド」によって実効支配され、人類はいつ果てるともわからない戦争を繰り返しています。
主人公はそんな戦争中の国アナトレーでヴァンシップの運び屋を営む幼馴染、パイロットのクラウスとメカニックのラヴィ。
ふたりはある日、ギルドに執拗に追われるヴァンシップ乗りと、謎の少女アルヴィスを救出します。
救出したパイロット・ラルフから、アルヴィスを戦艦シルヴァーナへ届ける依頼を託されるクラウスとラヴィ。
アルヴィスをシルヴァーナへ届けた彼らはやがて、世界の存亡をかけた戦いに飲み込まれていきます。

空を飛ぶ気持ちよさ、そして怖ろしさ

この作品の見どころは何と言っても躍動感あふれる本作オリジナルの飛行艇、ヴァンシップ。
風を切って飛ぶその姿は、自分もまた空を飛んでいるような気持ちにさせてくれます。
特に物語後半で挑む世界最大の嵐、グランドストリームに挑むシーンは圧巻です。
またヴァンシップだけでなく、巨大な飛行戦艦が空中で戦う映像も迫力満点。
私たちの住む世界とは異なるレトロな機械仕掛けの設定は、異世界プレステールへの関心を高めてくれます。

4つの詩

作中に随所に散りばめられた謎も、物語が進むにつれて明らかになってきます。
謎を解く鍵となるのはギルド四家に伝わる「ミュステリオン」と呼ばれる、4つの詩。

空の彼方にあるものは… 迷い子を母の手に導くもの エグザイル
大地を金色に染める波… 命を育む恵みの息吹き 麦の大地
天使の降りる道… 其は大いなる風の道 グランドストリーム
記憶の彼方にあるものは… 全てが生まれ全てが帰る場所 青い星

この秘密の言葉を巡って、登場人物達のそれぞれの思惑が錯綜します。
物語は最終的にこの言葉の意味するところへ帰結し、幕を下ろします。

群像劇ならではの多面的物語

本作は大きな物語の流れの中で、登場人物ひとりひとりにドラマがあり、その一部が本編で描かれています。
スケールの大きな戦記ですが、視点を少し変えたりして繰り返し観てみると、初見ではわからなかったところを再発見するといったお楽しみもあったりと、観るほどに引き込まれる魅力があります。

冒険もの、群像劇がお好きな方にはぜひともおすすめな作品です。

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mako

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