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『 魔神英雄伝ワタル 』ロボットファンタジーの金字塔

ファンタジー世界の冒険物語を愛する人に、ぜひ見て頂きたい作品がある。それが「 魔神英雄伝ワタル 」シリーズだ。
この作品の放送当時、ファンタジーと言えば西洋風の作品ばかりだった。そこに、和風の世界観を持ち、ロボットはデフォルメ体型と言う「ワタル」が現れたのだ。

魔神英雄伝ワタル

普段語られない設定は、広く深く。でも、本編は明るく楽しく!

神々の住む世界、神部界の中央に座す巨山。それがこの物語の舞台になる神の山、創界山である。創界山は7つの層が重なって宙に浮いており、頂にかかる虹は神部界と現生界(現実世界のこと)の希望と平和の象徴であり、その光が失われることは世界が闇に閉ざされることだった。
魔界の者によって創界山が襲撃され、7色の虹が色を失ったとき、神部界から現生界に降りた「戦部」の血を引く救世主が召喚されるところから物語は始まる。

と、重々しい文章を書いたが、本作の持ち味はギャグテイストが強く、誰かが死ぬこともほとんどない。頭を空っぽにして楽しむことも出来るし、緻密に作られた背景世界の重厚さを味わうことも出来る。非常に入口の広い作品なのだ。
放送から既に25年が経過しているが、純粋に子供が楽しめるような作品を作ろう!と、深く考えられて作られたその面白さは現在でも色あせていない。

Blu-rayBOXの発売を記念して行われたイベントは、あっという間に席が完売してしまうほどだ。

救世主として召喚された少年・戦部ワタルは、仲間である忍者の頭領・忍部ヒミコと剣の師匠・剣部シバラク、そして敵のスパイである渡部クラマと旅を始める。敵が魔神(この世界のロボット)を出してきたなら、ワタルは剣を天に掲げて自分の魔神・龍神丸を呼ぶ。
龍神丸はこの世界の7体の守護龍の1体、金龍の化身であり、救世主とともに戦うパートナーでもある。時に優しく、時に厳しくワタルを導き、共に苦難を乗り越えていくのだ。

一番人気なのは、宿命のライバル

もう1人、この作品を語る上で欠かせない人物がいる。登場は後半になってからだが、このシリーズで最も人気のあるキャラクター、それが虎王だ。本作品の監督である井内秀治氏は虎王が大のお気に入りで、彼が主人公の外伝小説を何本も書いているくらいだが、今となっては入手が難しい。中古本屋で探すとたまに見つけることが出来るくらいだろうか。
ワタルと虎王、2人はライバルであると同時に、唯一無二の親友でもある。彼らの前にはやがて宿命の壁が立ちはだかり、剣を交わさなければならなくなるのだが……

基本の明るいギャグの中に、重厚なシリアスさを織り交ぜて物語は進む。最初は剣を抜くだけで四苦八苦していたワタルだが、やがて彼は剣だけで十分戦えるほどに成長していくのだ。
しっかりと練られたファンタジーの世界は、何度見返しても飽きることのない楽しさを与えてくれる。驚くほど大量に作られた設定も、物語の背景を知ることが好きな人にはたまらないだろう。
大人の視聴に耐えうる作品、そう断言できる名作である。

ライター:あにぶ編集部 さん

©サンライズ

公式サイト・引用元: 魔神英雄伝ワタル

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