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『おおかみこどもの雨と雪』子育てなんて想像もできないとき

子育てって何なんでしょうか?  少子化と教育の問題が叫ばれる現代、育児への関心は高まっています。けれど自分が育てられたのは曖昧な記憶のなか、そして誰かを育てるのは未来のかなたです。そんな理解し難くお金も労力も必要となる子育てって、本当に必要なんでしょうか?  「 おおかみこどもの雨と雪 」は、そんな疑問に真摯に答えてくれます。

おおかみこどもの雨と雪

 

おおかみこどもの雨と雪 とは

日本最後の“おおかみおとこ”と結ばれた花。2人の子供を授かりますが、不慮の事故で夫は帰らぬ人に。立ち上がってシングルマザーを決意する花でしたが、都会は子育てに優しくありません。そこで3人は田舎に引っ越しますが、そこはそこで大変で…というお話です。

作品の魅力

“おおかみこども”という設定が、まずハッと目を引く作品です。狼でも人間でもある子供たちは、感情によってその姿を自由に変えていきます。狼から人間へ、人間から半獣へ、見ているだけで微笑ましくなりますね♪  また人間として育てるべきか狼として育てるべきかという、花の自問には緊張感があり、作品にメリハリを与えています。他にも洗濯されたかのように清々しい風景描写や、シンプルでいて親しみの持てるキャラ造形、ノビノビとしていて飽きさせない巧みな演出と、魅力に事欠かない作品です!

描かれた子育てという時間

この作品の本当に凄いところは、子育てを現実的に描写する一方で、それを幸せに溢れたものと表現しきったところです。花は”おおかみこども”の育て方に苦労しますが、それは子育てを知らない人にも同様に訪れる苦労でしょう。また狼か人間かという問いかけも、よく知る道に子を進ませるのか、それとも知らない世界に旅立つ子を見送るべきなのかと、まるで自立の問題のようです。稼ぎを得ながら育児をすることの困難さや、都会の密集生活で半ば”迷惑”扱いを受けること。学校という閉鎖空間に保護が行き届かないことなど、この作品の描写はとにかく現実的です。

しかしその上で描かれる、花の幸福に満ちた姿が印象的です。苦しい思いもすれば嫌な思いもする、けれど笑顔を絶やさない花の姿を見て、子育ては幸せで望ましいものなんだと、きっと説得されると思います。またその花を実にナチュラルに演じた宮崎あおいさんの演技にも注目です。監督が時をかける少女」「サマーウォーズを制作したハズレ知らずの細田守氏ということも含め、胸を張ってオススメできる作品です。

ライター:Rスキー さん

©2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会 スタジオ地図 作品

公式サイト・引用元: おおかみこどもの雨と雪/

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