6月ももうすぐ終了に差し迫り、じわじわと気温も上がって空が暗くなる時間もだんだんと遅くなっていきまさに初夏の香りが感じる季節とシフトしてきました。学生の方々は夏休みが待ち遠しいのではないでしょうか。
朝の澄んだ空気、セミの鳴き声、入道雲に天気雨、あぜ道の情景、ひぐらしの鳴く頃に………そんな『夏』が感じられる おすすめアニメ をご紹介したいと思います。
あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。
(個人的に)夏に何度でも観たくなる作品No.1｡通称『あの花』
最近では、実写ドラマ化も決定し話題となったこの作品は、埼玉県秩父市を舞台に6人の男女のひと夏の不思議な出来事を描いた感動作。
2015年9月には同じスタッフが集結し、再び秩父を舞台にしたアニメ映画『心が叫びたがってるんだ』も公開されることが決定し、今年の夏は秩父が熱く盛り上がりそうです。
■『あの花』普段アニメを観ない人にもお勧めできる感動名作アニメ
■「secret base 〜君がくれたもの〜」『あの花』この夏は泣きましょう。
イリヤの空、UFOの夏
『ほしのこえ』や『最終兵器彼女』らとともに”三大セカイ系作品”と称されるライトノベル原作のOVA作品｡
学校の近くの空軍基地ではUFOの研究がされてるのではと囁かれ、夏休みにUFO研究の真実を突き止めようといきり立っていた中学生の浅羽｡
けっきょく夏休み中にUFOは見つからず最後の思い出に学校のプールに忍び込んだ浅羽は、そこで不思議な少女『イリヤ』と出会います。
イリヤの正体、裏で動く陰謀、少年と少女が織り成す、切なくておかしくてどこか懐かしいボーイ・ミーツ・ガールを描いたSF青春ラブストーリーです。切ないラストの展開は必見です。
(C)秋山瑞人・メディアワークス／東映アニメーション／ハピネット・ピクチャーズ
Air
『Kanon』や『CLANNAD』といった大人気PCゲームメーカー『Key』のゲームを原作とした作品｡
不思議な力をもった流浪の人形遣いの国崎往人が、海辺の田舎町で偶然出会った少女達と紡ぐひと夏の物語｡
感動的なストーリーや主題歌にも注目ではありますが、田舎町の情緒感ある背景から感じられる夏っぽさになんとも云えぬ気持ちにさせられるアニメです。
もう…ゴールしてもいいよね…
© VisualArt’s/Key/翼人伝承会
瀬戸の花嫁
瀬戸内にある父の実家にきていた中学生の「満潮永澄」は海水浴の最中足をつって溺れてしまう。そこに偶然泳いでいた、人魚の「瀬戸燦」に命を助けてもらうのだが、人魚の掟で人間に正体をみられた場合どちらかが死ぬか、人間が人魚の身内になるというものがあり、しかたなく永澄は燦と結婚することを選ぶものの…燦の家は極道一家『瀬戸内組』だった……『任侠』とかいて『にんぎょ』と読むきん！
とにかくテンポの良いハイテンションのドタバタギャグコメディで馬鹿らしいことを全力でやるような作品です！ ヒロインの燦ちゃんが方言で喋るところもポイントですね。
■『瀬戸の花嫁』仁義と笑いを重んじる人におすすめ人魚系ラブコメアニメ
©木村太彦/スクウェアエニックス・瀬戸内魚類協同組合
夏のあらし!
原作は『スクールランブル』の小林尽さんによる漫画作品。
古臭いレトロな喫茶店「方舟」で働く「嵐山 小夜子」通称、あらしは誰にも明かせない秘密を抱えている、それは彼女が毎年ひと夏の間だけ存在することができる『幽霊』であること。
そんな幽霊とはつゆ知らず、夏休みので帰省してきた主人公の「八坂一」はあらしと出会い一目ぼれをしてしまったことから、彼の非日常なひと夏の物語が始まっていく。
まさにシャフトクオリティ全開といった作画と演出がふんだんに入っており、ギャグパートとシリアスな重いパートのバランスがアニメではしっかりと取れています。
特に『堀江由衣』さんと『野中藍』さんの二人のキャラが会話する各話に挿入されるネタ的（かなりグレーなパロディ）Cパートは必見です。
©小林尽/スクウェアエニックス・夏のあらし!制作委員会
その他にも『あの夏で待ってる』や『夏色キセキ』『TARITARI』など夏っぽさを感じるオススメ作品はまだまだありますので、いろいろなアニメで夏を先取りしてみてください｡
