そもそも「オタク」って何?~西森流オタク論~

いつの間にか広く世間に浸透した” オタク ”という言葉。しかし、実はその明確な定義は存在しません。
それでは、 オタク と非オタクを分かつものとは一体何なのでしょうか?今回はこの点について、私なりの見方をまとめていこうと思います。

オタク

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オタクの要素

オタクの根幹にあるのは、いうまでもなく「何かを好きだと思う気持ち」。ただ、その思いが特定の要素を満たすことで、ただの「好き」とは大きく異なる「オタク」へとその認識が変容していくのです。今回は、その要素の中でも特に重要だと思われるものを3つにまとめました。

①現実(現物)への関与
オタクといえばフィギィアやグッズなどの関連商品をひたすら集めたり、関連イベントには必ず参加したりといったイメージがあります。
逆に、こういったことを全く行っていない人にはオタクという言葉がそぐわない気さえします。

ここで一点注意しておきたいのは、この要素を支えるためには「資金力」が必要不可欠であるということ。彼らのなかには、趣味に対して効率よくお金と時間を使うために非常に勤勉で堅実な人が多いのです。

②集中の継続
オタクの特性として特筆すべきなのは、ある特定の分野に対して集中的な興味・関心を、長期間にわたって継続して持ち続けるという点です。
もし仮に、ある分野についての膨大な知識を3日間で叩き込んだという人がいたとしましょう。しかし、それだけでこの人をオタクと呼ぶのは少し違う気がします。
その理由は、オタクにとっては「知識がある」という結果よりも「どれだけの時間を費やしてきたか」というプロセスに重点が置かれているからなのです。

③同質な対象
「ある分野について膨大な知識を持つ人」という認識でいうと、オタクに似た言葉として「専門家」と呼ばれる人たちがいます。
それでは、「専門家」と「オタク」の違いとは何でしょうか?

ここで着目したいのは、彼らが関わりを持つ対象の違いです。
専門家が相手にするのは、当然その分野について知識を持たない一般人。
一方、オタクが相手にするのは自分と同質な者たち。彼らは、同じ趣味を持つ者同士で活発なコミュニケーションを取るとしても、自分とは異質な一般人(非オタク)に対してあまり自分の趣味の話はしない傾向にあります。
自分のテリトリーの中に、何も知らない他人が土足で上がってくることを本能的に嫌っているのかもしれません。

ABOUTこの記事をかいた人

西森ゆう

20代前半の駆け出しライターです。数年前からアニメを観始めたので、読者の皆さんに近い目線で記事を書いていけたらと思います。個人的な野望は、アニメに対して多くの人が持っている悪い印象を払拭すること。アニメならではの良さを伝えていきたいです。