SFファンなら一度は見ておきたいアニメ特集その1

SF…サイエンス・フィクション。もしくは、すこしふしぎ
近代に入ってから勃興した、空想科学を取り扱う作品を指す言葉であり、今や一大ジャンルを形成している作品群である。

そしてアニメーションとSFの関係は実に深く、とくに日本のアニメとSFは切っても切り離せない関係にあると言っていい。
そんな数ある SFアニメ の中から、「SF好きならこれを観よ!」と私が選んだ作品を紹介しよう。

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SFと学園ドラマの融合『宇宙のステルヴィア』

宇宙のステルヴィア
機動戦艦ナデシコ
や現在放送中の『魔弾の王と戦姫』などでお馴染み、佐藤竜雄監督による2003年放送のアニメが『宇宙のステルヴィア』である。
舞台は西暦2356年の地球圏。2167年にみずへび座ベータ星がおこした超新星爆発により、電磁パルスと放射線が地球に降り注ぎ、人類は大打撃は受けた。
なんとか滅亡を免れた地球人類は、2356年に襲来が予測されている第二波・セカンドウェーブからの防衛体制を着々と構築していた……というところから物語はスタートする。

舞台設定を読めば大体わかると思うが、この作品は人類を滅亡から救うため、皆が一致団結して驚異と戦うというお話だ。
しかし主要メンバーは科学者でもなければ軍人でもない。一介の学生たちだ。主人公の片瀬 志麻らは、大防衛計画であるグレート・ミッションに、学生という立場で参加することになるのだ。

物語の主軸は、人類が一致団結した防衛作戦と学園ドラマの2本だて。一見、水と油に思えるこの2つの要素だが、人類規模のサバイバルと青春の甘苦を、佐藤監督が見事に両立させている。
こってりした大人のSFもいいが、たまにはこういう青臭いSFを楽しんでみるのもいいのではないだろうか?

“適当さ”がクセになる不条理SF『スペース☆ダンディ』

スペースダンディ
往年のパルプ誌のスペースオペラを彷彿とさせるビジュアル
と、いい加減すぎるキャラクターたちの掛け合いが楽しいアニメ。それがスペース☆ダンディだ。
バカ・ポンコツ・ボンクラと称されるような三馬鹿キャラたちを主人公に、毎回一話完結の形式で様々なストーリーが展開されていく。

……のだが、その内容が実にアホくさい。誇張抜きにアホくさい。アホくさいのだが……それがなぜかクセになる。独特の中毒性を孕んでいるアニメなのだ。
もちろん宇宙を舞台にしているだけあって、SF要素も盛りだくさん。様々な種類の宇宙人はもちろん、平行世界がどーのとか、多次元人がどーのとか、意外に凝ったお話も多い。
芥川賞作家にして日本SF界の鬼才・円城塔さんなど、参加スタッフやゲストも豪華。まさに「一流のクリエイターが本気で適当をなすアニメ」がこの『スペダン』なのである。

©2014 BONES / Project SPACE DANDY

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あにぶ編集部

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