夏がきましたね!
夏と言えば海? 山? それともアナタは怪談派?
夏はクーラーよりも怪談で涼しくなりたいなら、ちょっとヒヤリとする物語を見てはどうでしょう?他人に話す怪談話のネタにもなって一挙両得ですよ!
そんなアニメ『 シゴフミ 』のご紹介です!
「シゴフミ」って?
シゴフミとは何なのか。漢字で書くと「死後文」となるでしょうか?
そう、これは「死んだ人から届く手紙」のこと。
「死んだ人間が最後に残したメッセージ」
それがシゴフミ。想いの強さがシゴフミを送れる資格であり、文を送ると決めたら配達人が宛先人のところまで手紙を送ってくれます。ちなみに配達人もまた死人。
不思議な配達人、死者である送り人、そして生きている手紙の宛先人の三者を巡るドラマです。
話の展開としては、主人公の配達人・フミカを軸にオムニバス形式でシゴフミ配達を続けるエピソードが中心の前半部。そしてフミカの謎に迫っていく後半部に分けることができます。
幽霊よりももっと怖い「人間の想い」
死んだ人から手紙が来るというこのアニメ。
ホラー嫌いの人が一人でトイレ行けなくなる系アニメかと思いきや、案外そうでもありません。お化け幽霊お断りの人でも別に見られなくはないアニメです。
死人であるシゴフミ配達人も見た目にはそうだとわかりませんのでご安心を(笑)
ではこのアニメの特徴って何でしょうか?
それがよく表れている作中の台詞をご紹介しておきましょう!
いわく、「死は人を正直にする。優しさも憎しみも、すべて」。
そして、「死なないと言えないこともある」。
ハートフルなエピソードも、ないわけではありませんが…。
「幽霊より人間の方が恐ぇよ!!(笑)」という意味がよくわかるアニメです。
それプラス、死んだ人から手紙が来るという現実では絶対遭遇したくない展開。
見ていると、ヒヤリと心を撫でられることがちょくちょくあります…。
生きた人間の怖さも幽霊話もどっちも好きだっ!という都市伝説ラバーな人にピッタリのアニメです。
怪談話のネタの仕入れとしてもぜひどうぞ。
お勧めエピソード
このアニメのエッセンスを軽くつかみたいという人は、一話と二話がオススメです。
ある少年少女を巡るシゴフミに、ときにゾッとし、ときに救われ、報われるような報われないような…というラストで幕を閉じます。
シゴフミというアニメがどういうものか、簡単に知ることができますよ。