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『進撃の巨人』駆逐してやる!人類の心に潜む闇を抉り出すダークファンタジー

「駆逐してやる!」で一世を風靡した「 進撃の巨人 」。漫画原作を忠実に再現したアニメは人気を博し、放送最終話はパブリックビューイングでも放映され、主題歌を歌うLinked Horizonは国民的音楽番組紅白歌合戦に出演し、さらには三浦春馬主演で実写映画化もされるという話題ぶりだ。

進撃の巨人

進撃の巨人 は日本人の心を揺さぶる「巨人の襲撃」

原作からアニメまで衰えないこの人気は一体なんだろう。平和ボケした日本への警鐘だと、筆者は思う。豊かな文明を築いた人類は、それでも政治や自然災害など、日々危機に直面しているはずなのに、若者は崩壊しかけた政治を他人事のように考え、頻繁に起こる自然災害に慣れきってしまった結果、稀に訪れる大災害で大被害を受けるも、自分一人がその状況に疑問を抱いたところで、世界を変えることはできない。

「進撃の巨人」では、巨人の侵略を防ぐため壁を造り百年の平和を保っていた人類が、突如かつて類を見ない大きさの巨人により、絶対安全だと言われた壁が破壊され、その平和を乱されるところから物語が始まる。主人公エレンは、壁に頼り切った人類の傲慢さゆえに母親を殺されたことから、徹底的に巨人を憎むようになる。

このエレンの気持ちは、我々の根底に潜む危機感を揺さぶるには十分だったのではないか。

魅了たっぷりの「リヴァイ兵長」

親を亡くしたエレンとその幼馴染ミカサ、アルミンの三人は、それから五年間、子供たちだけで巨人の侵略に怯えた過酷な社会を生き抜いた末、訓練兵104期の同期という三人以外の仲間と、調査兵団の指導者たちという、親の死後初めて頼れる大人に出会う。それがリヴァイ、エルヴィン、ハンジたち調査兵団の上司たちである。特にリヴァイの魅力はアニメ第9話の冒頭5分で過不足なく描かれている。人類最強の男で、不愛想でありながら部下を心の底から大事にしている。しかしその根拠は明かされていない。つまり、なぜ彼が冷静沈着で人類最強の男と呼ばれながら、部下の死を心の底から悲しむのか、推測する楽しみが生まれる。

進撃の巨人 の臨場感を体験してみよう

今日のアニメは大衆化しており、頭を使わなくても理解できるよう、とことんわかりやすく描かれることが多い。しかし考えてみれば、我々が生きる現実世界は決してわかりやすい世界ではない。巨人のように未だ完全には解明しきれない特徴を持つ災害は幾度となく人類を存続の危機に至らしめてきたし、安全なところに身を置き民衆の声に耳を貸さない権力者も存在する。果たして、エレンたちが感じている恐怖や不安、憎しみは、ファンタジーだろうか? もし、自分がこの物語のキャラクターだったら…。訓練生の一人、調査兵団の一人になったつもりでご覧いただきたい。

ライター:あにぶ編集部 さん

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

公式サイト・引用元: 進撃の巨人

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