『新世界より』社会の掟に疑問を感じたときにみたいミステリーアニメ

学校や職場には暗黙の掟がありますよね。
過度に目立たない、テスト前は「勉強してない」アピール、ドン臭く周りの足を引っ張ってはいけない…などなど。周りのみんなはこの掟にすんなりと従っているように見えます。
その掟に「なぜ?」という疑問が強くなったときは、『 新世界より 』です。
このアニメは、「当たり前」に納得できないアナタの味方です

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作品概要

いつかの日本。人々は呪力と呼ばれるサイキック能力を身につけ、その力から「神」とまで呼ばれる存在となっていました。平和で穏やかなその暮らしはまさに理想郷
しかし明確な掟が支配しているこの世界に、主人公・早季は微かな違和感を持ちます。

「何か、おかしい…」理想郷にうごめく違和感とは

このアニメでまず見どころとなるのは「呪力」というものの存在。手を触れずに物を動かせるし、火だって起こせる。万能でユニークな設定です。

この呪力のおかげで理想郷は出来上がっているわけですが、しかし何かおかしい…

まもなくそう感じられるはずです。第1話を見るだけで十分です。全人学級に進級した早季が幼なじみ達に言われたこと、そして1話ラストのモノローグにご注目ください。
波風立たない湖面のような平和を享受しているこの社会の裏に何があるのか。早季の周りでささやかれる噂、当たり前の毎日に漂う微かな違和感、そして起きる明確な事件。 それぞれの出来事によって真実は次第に明らかになっていき、ラストは衝撃のどんでん返しが待っています。

「当たり前」に従うことへの戦慄

ラストまで見ると、この作中で描かれた理想郷の正体がわかります。すべての真実を知ったとき、「当たり前」に疑問を持たない早季以外の人達に戦慄することでしょう。

このアニメは私達に二つのことを教えてくれます。

一つはどれだけ自分達が善良に思えても、視点が変われば自己中心的で勝手な存在でしかないこと。自分を善良と信じ込む姿は、他人から見ると滑稽ですらあります。
もう一つは、思考停止しない大切さです。様々な事件を乗り越え、早季は真実に辿り着きます。自分が持った違和感を「まあいいか」で終わらせないことがいかに大切か、非常によくわかります。

これらは現実社会でも役立つ教訓ですよ。

学校や職場の掟にせっかく疑問を持ったのですから、その疑問を追及してみてはどうでしょう?思考停止して掟に従うことの恐ろしさを見せてくれるこのアニメは、強力にアナタの背中を押してくれます。