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『装甲騎兵ボトムズ』とある男の、硝煙の匂い漂う苦悩の逃避行


装甲騎兵ボトムズ

『リアルロボットアニメ』
とは、いわゆる『スーパーロボットアニメ』とは対照的に、戦争や機械をリアルに描くタイプのロボットアニメを指す言葉だ。

そんな数ある『リアルロボットアニメ』の中でも、この『 装甲騎兵ボトムズ 』は、『ガンダムシリーズ』と並びリアルロボットアニメの金字塔と称される作品である。

終戦から始まる物語

『ボトムズ』の第一話のサブタイトルは『終戦』
なんとこの作品、冒頭からいきなり戦争が終わってしまうのだ。

「それじゃあ戦闘シーンは少ないんじゃないか?」と思う方もいるかもしれないが、心配はいらない。
今作の主人公・キリコにとって、この終戦の日こそ激しい戦い日々の幕開けなのだ。
彼は、冒頭から始まる秘密作戦で“とあるモノ”を見てしまったがために、かつて所属していた軍から追われる身となってしまう。
そうしてキリコの悲しき逃避行は始まっていくのだ。

強運ゆえに不幸を呼ぶ男・キリコ

今作の魅力はなんといってもキリコという男そのものにあると言えよう。

まず彼は徹底して運がいい。敵の弾は当たらないし、乗っているメカが破壊されてしまっても、自身は助かることが多い。
本当に、圧倒的なまでに強運な男なのだ。

しかしそれゆえなのか、彼は戦いを呼び込んでしまう。御尋ね者になった彼は、逃げ延びる先々で血生臭い戦闘に巻き込まれてしまう。
そのたびに、街が崩壊したり、戦友が死んでしまったり……とにかく、自分の周りへと不幸が飛び散ってしまう。

自分は幸運でも、まわりに不幸を呼びこんでしまう。その哀しき境遇からか、キリコは表情一つかえないほどクールだ。まだ18歳という若さながら、その瞳にはいつも憂いがやどっている。
しかしただ暗いというわけではない。敵を倒す強さもち、仲間を守る優しさを内に秘めている。

そんな漢らしい魅力が、キリコという男には詰まっているのだ。

乗り捨てられるロボットたち

一方でキリコらの駆るロボット・アーマードトルーパー(AT)の扱いは実に雑。
ほかのロボットアニメに登場するロボは、最初から最後までトコトン使い倒されるものが多いが、『ボトムズ』におけるATの位置づけは「壊れたら乗り換える」という程度のものでしかない。

だがこの「ロボットを、あくまでも兵器の中の一つとして描写する」という要素が、泥臭い物語とマッチして魅力的に映る。
これこそが、今作を『リアルロボットアニメの名作』に昇華させている要因だろう。

兵器描写のリアルさとハードボイルドストーリーが合わさった、実に男臭いロボットアニメ『装甲騎兵ボトムズ』
キリコのカッコ良さに、貴方も痺れてみないか?

ライター:あにぶ編集部|あにぶ編集部 さん

(C)サンライズ

公式サイト・引用元: ボトムズWeb

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