特 刀剣乱舞 花丸 雪ノ巻 パンフレット 入場特典

9月1日に、いよいよ三部作の最終巻が上映される、映画『特「刀剣乱舞-花丸-」』。
今回はその公開に先立ち、最初に公開された~雪ノ巻~について振り返ってみようと思います。

ところで「刀剣乱舞-花丸-」って?

「刀剣乱舞-花丸-」は、PCブラウザゲーム「刀剣乱舞 ONLINE」を原作としたアニメです。

第一期の放送は、2016年10月から。その後「続 刀剣乱舞-花丸-」として2018年1月から第2期が放送されました。
どちらかというとシリアスな展開のストーリーが多い「刀剣乱舞ONLINE」のメディアミックス作品。その中で、花丸は異彩を放つ作品といえます。

のんびりとした本丸での日常がストーリーの主軸となっています。シリアスなストーリーは最終話近辺くらい。それも最終的にはめでたしめでたしの大団円となっています。

新しい刀剣男子も続々登場

映画『特「刀剣乱舞-花丸-」~雪ノ巻~』では、新たに10振りの刀剣男士が顕現しています。

序盤は山姥切長義と山姥切国広の本歌と写しの二振りに焦点が当てられています。この二振りの確執はゲームでも大きく取り上げられています。長義が初登場するイベントでは、国広が極「前」か「後」かで二振りの会話が微妙に異なります。

劇場版での国広はまだ極前。自分に自信が持てず、しかし刀工・堀川国広の最高傑作だという誇りも併せ持つ。そんな、かなり複雑な性格の頃の国広です。そこに自信満々な長義が来るのです。長義は本当の「山姥切」は自分なのに、国広が「山姥切」と周知されている事をよく思っていません。そんな二振り、もめないわけがありません。

花丸本丸では加州が二人の間を取り持ち、互いの心の中の本当の想いを言い合う場が設けられます。この本丸での初期刀は加州清光。頼りになる初期刀です。

歴史改変により閉じられた世界

後半はゲームでもイベントとして開催された「特命調査・文久土佐藩」のストーリーを軸に進みます。
ゲームではいきなり本丸の広間に「入電」という文字が現れ話が始まる特命調査イベント。花丸では思いもよらないアイテムが出現!その名も「狐型投影機」!あの映像、こんなの通して表示されてたのか…と思わず「へ~」と漏らしてしまったシーンでした。

もう一つ、「こんな風になってるのか!」と驚いたのが、放棄された土佐藩へと向かう際の時空トンネルの内部。
え、こんなジェットコースターみたいな方法で行くのか!とワクワクしてしまいました。

この放置された文久土佐藩の高知城城内がとても美しい!また怪しい雰囲気も醸し出しており、秀逸でした。
政府から派遣されていた肥前忠弘と南海太郎長尊。そして花丸本丸の陸奥守吉行たち刀剣男士の活躍で、この時代の調査は無事終了します。

そしてこの二振りが本丸に配属されるのですが、この南海太郎長尊(南海先生)がなかなかの個性派曲者。学者気質の南海先生。そして最新機器に明るく手先の器用な陸奥守吉行。この二振りのタッグに、肥前くんの今後の苦労がしのばれます。

そして旅立つ初期刀・加州清光

~雪ノ巻~のラストで、加州清光はさらに強い主の刀となるために、修行の旅に出ることを決意します。
相方の大和守安定は、TV版ですでに極の旅に出て帰ってきています。
先に修行に出た身として、加州を気遣い励ます安貞。本丸にくる新人の世話を託され、安貞は加州を見送ります。

季節は冬から春へと変わろうとしていました。

『特「刀剣乱舞-花丸-」~雪ノ巻~』総括・感想

ゲームだと、絵が動くわけではないので、どうしても自分の想像で補うしかなかった背景や小物類。これが、わかりやすい形として提示され、とても感動しました。

文久土佐藩パートはストーリーがシリアス寄りです。しかし間に大阪城地下の粟田口が混ざったりして笑えるシーンが配置してあり、緩急のある、花丸らしいストーリーだったと思います。

そして最後はハッピーエンド。これぞ花丸というエンディングでニコニコと帰路につけました。

ゲームをしていれば、よりストーリーを楽しめますが、ゲーム未プレイでも十分楽しめる。それがアニメ「刀剣乱舞-花丸-」の良い所です。ですから、「『~雪ノ巻~』と『~月ノ巻~』見逃したよ~(´;ω;`)」という方も、『~華の巻~』は、ぜひ観に行ってみてください。

 

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特「刀剣乱舞-花丸-」公式サイト

 

 

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