9月に入り、そろそろ10月スタートの秋アニメが出揃ったようです。そこで、今回は、いくつかの特徴別に、筆者が観よう!と思った秋アニメについてデータと共に2回に分けて紹介しようと思います。

コミック・小説・ゲーム・ドラマCD等 原作もの

今回はコミックや小説など、原作があり、初めてアニメ化される秋アニメを中心にご紹介します。コミックや小説原作のアニメ化は昨今、非常に多くなっていますが、今回も原作が面白い作品が続々アニメ化されています。では順に紹介していきましょう!

秋アニメ(2023年)漫画原作もの

やはり一番多いのは漫画が原作のもの。キャラクターが既に出来上がっている上に、ある程度先までストーリーが決まっているので、安心してみることができるアニメともいえます。ただし、原作キャラクターがキレイ・カッコイイのに、アニメ版ではそれが崩れているパターンもあるので、その点は要注意です。また、最近はあまり見かけませんが、原作が終わっていないのに、アニメで無理矢理終わらせようと、原作と違う展開になるものも過去にはありました。原作知らなければ、何も問題ないとも言えるのですが…結論としては「原作を知らないならアニメを観てから読もう!」でしょうか(身も蓋もない結論)

「新しい上司はど天然」

マンガクロスにて現在も連載中。コミックスは累計50万部を突破している話題作です。
パワハラ上司のもとで働いていた主人公・桃瀬が転職先の新しい上司・白崎の天然ぶりに癒されるお仕事コメディとなります。
ちなみに、筆者も原作コミックスを読んでいるのですが、とにかく白崎の天然ぶりがかわいくて面白くて癒されるんです。
「クールドジ男子」系のアニメや漫画が好きな方ならハマること間違いなしです!

原作 いちかわ暖「新しい上司はど天然」(秋田書店「マンガクロス」連載)
制作 A-1 Pictures
キャスト 白崎優清:梅原裕一郎
桃瀬健太郎:西山宏太朗
青山光男:杉田智和
金城愛悟:福山潤
白桃:下野紘

「鴨乃橋ロンの禁断推理」

少年ジャンプ+で連載中。世界最高峰の探偵養成学校BLUE開校以来の天才と囁かれた鴨乃橋ロン。在学中に探偵として致命的な“欠陥”を抱えた為、BLUEを追放され「探偵」を禁じられます。さて、そんな失意のロンの元に、警視庁捜査一課の刑事・一色都々丸が連続殺人事件解明への協力を求めて訪ねてきます。
ロンは”ピュアでマヌケ”な一色都々丸を気に入り、二人はバディとして事件解決に乗り出す…というのがイントロダクションです。
ミステリー好き、バディもの好きな方におすすめです。

原作 天野明(集英社「少年ジャンプ+」連載)
アニメーション制作 ディオメディア
キャスト 鴨乃橋ロン:阿座上洋平
一色都々丸:榎木淳弥
雨宮:笠陽子
シュピッツ・ファイア:八代拓
放送局 AT-X、TOKYO-MX 他

「葬送のフリーレン」

週間少年サンデーで連載中。マンガ賞2021では大賞を受賞した今作が待望のアニメ化です。
かつて魔王を倒した勇者ヒンメル一行の一員フリーレン。彼女は妖精なので、見た目も変わらず人間たちより長命です。ヒンメルの死をきっかけに”人を知るため”の旅に出るフリーレン。少しずつ増える旅の仲間と共に、様々な人や出来事と出会う物語です。
全体的に淡々としたストーリー展開ながら、根底に温かく淡い慕情が漂う逸品です。
なお、初回は9月29日、金曜ロードショー枠で2時間SPとして放送されます。

原作 山田鐘人・アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
アニメーション制作 マッドハウス
キャスト フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
音楽 OP/YOASOBI「勇者」
放送局 日本テレビ系30局ネット

「はめつのおうこく」

「月刊コミックガーデン」「MAGCOMI」にて連載中。『絶望型復讐譚』と銘打った今作。魔女狩りによって育ての親であり、最愛の師を奪われた人間アドニス。彼が同族である人間に対する復讐劇です。

キービジュアルが美しいことと、マッグガーデン系は話が面白いので期待大です。またED曲をWho-ya Extendedが担当するのも楽しみです。主要キャラも実力派声優さんたちが決定しています。

原作 yoruhashi(マッグガーデン「月刊コミックガーデン」「MAGCOMI」連載)
アニメーション制作 横浜アニメーションラボ
キャスト アドニス:石川界人
ドロカ:和氣あず未
ヤマト:日野聡
シロウサギ:谷山紀章
音楽 ED/Who-ya Extended「Prayer」
放送局 MBS・TBS・BS-TBS ”アニメイズム”枠ほか

「ラグナクリムゾン」

月刊「ガンガンJOKER」にて連載中。竜が存在し、その竜を狩る狩竜人(かりゅうど)という職業がある典型的なファンタジー世界。そこで「ずっとそばに居たい」と願っていた相棒を最強の敵に奪われた少年。その彼が絶望の未来を回避するために戦う「超ストイック異世界極限バトル」だそうです。情報量が多い…

声優キャストが大変豪華です。また、シリーズ構成と脚本を赤尾でこ氏が担当。「ヴァニタスの手記」第2クール、「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」など、原作ものの構成に定評のある方です。原作を壊さず、アニメの良さを出す赤尾氏の構成力にも期待大です。また初回は1時間スペシャル編成で放送されます。

原作 小林大樹(掲載 月刊「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊)
アニメーション制作 SILVER LINK.
キャスト ラグナ:小林千晃
クリムゾン:村瀬歩
レオニカ:水瀬いのり
グリュムウェルテ:子安武人
ディザストロワ:武内駿輔
スライム:ファイルーズあい
ウォルテカムイ:諏訪部順一
放送局 TOKYO-MX、BS11、MBS 他

「帰還者の魔法は特別です」

webコミック「ぴっこま」で連載中。いわゆる時間遡行もの(人生リセットしてやり直しもの)です。仲間と共にラスボスに挑んだものの、世界の滅亡を止められなかった主人公。ところが、気付けば13年前に記憶を持ったまま戻っており、そこから再度仲間を集め、滅亡する未来を変えようと奔走する話となっております。

ちなみに少々絵柄が古臭い感が否めないのですが、時間遡行ものが好きなので、話に期待しています。

原作 Usonan Wookjakga(ぴっこま連載、D&C WEBTOON Biz. 発行)
アニメーション制作 アルボアニメーション
キャスト デジール・アルマン:寺島拓篤
ロマンティカ・エル:鈴代紗弓
プラム・シュナイザー:藤原夏海
音楽 OP:「GET BACK」FLOW

秋アニメ(2023年)小説原作もの

続いては最近多くアニメ化されている小説(ライトノベル)原作のアニメです。既にコミカライズされているので、先に原作をある程度観ておきたい方は、コミック版の方が読みやすいかもしれません。もちろん文字を読むのが苦手ではない方は、ぜひ原作小説を読んでみてください。

「薬屋のひとりごと」

ヒーロー文庫で刊行されている小説が原作。また、コミカライズ版は「ビッグガンガン」で、ねこクラゲ作画版。「サンデーGX」で倉田三ノ路作画版の2作があります。

今流行りの中華後宮もので、主人公はそこで働く少女です。毒オタクで自分自身で人体実験を行っていた結果、毒に対して高耐性がついているという特殊設定。筆者はビッグガンガン版のコミカライズを読んだのですが、主人公が毒の知識を駆使して後宮の事件を解いていく話は爽快感があります。次が気になるストーリー展開というのは、小説原作ならではかもしれません。なお、初回は3話一挙放送となります。力入ってますね!

原作 日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
アニメーション制作 TOHO animation STUDIO×OLM
キャスト 猫猫(マオマオ):悠木碧
壬氏:大塚剛央
放送局 日本テレビ系

秋アニメ(2023年)ドラマCD・メディアミックスもの

最後はドラマCD発…というよりもメディアミックスを念頭に製作された作品です。音楽にエイベックスがかんでおり、使用されている音楽は全て「音楽、写真、イラスト、映像、Web、etc 様々なシーンで活躍するクリエイター集団」であるD.O.C -Division Of Creators-によって製作されています。

「Paradox Live THE ANIMATION」

コミカライズはwebコミックサイト「ゼロサムオンライン」にてnaru氏によって連載中。また「Paradox Live Dope Show」というリアルライブも行われています。

近未来の日本で行われているHIPHOPから進化した「幻影ライブ」。その頂点を目指して各チームが競い合う。しかし、その裏では巨大な思惑が動いていて…というのが大まかなストーリーです。「ヒプノシスマイク」や「アイドリッシュセブン」等、音楽系アニメが好きな方にはおすすめです。

アニメーション制作 PINE JAM
キャスト ◆BAE
朱雀野アレン:梶原岳人
燕 夏準:村瀬歩
アン・フォークナー:96猫
◆The Cat’s Whiskers
西門直明:竹内良太
神林匋平:林勇
棗リュウ:花江夏樹
闇堂四季:寺島惇太
◆cozmez
矢戸乃上珂波汰:小林裕介
矢戸乃上那由汰:豊永利行
◆悪漢奴等
翠石依織:近藤孝行
雅邦 善:志麻
征木北斎:土岐隼一
伊藤紗月:畠中祐
円山玲央:矢野奨吾
放送局 TOKYO-MX、BSフジ、アニマックス

2023年秋アニメも豊漁の予感

さて、漫画等の原作ものだけでも8本も見たいアニメが出揃っています。実は、まだ7本、筆者が見たいと思っているアニメがあるのです。
そちらは次回、紹介しようとおもいます。

秋アニメの放送が始まったら、また、「とりあえず初回を観てみた」シリーズを再開すると思いますが、もしもそこに今回紹介しているアニメが出てこなかったら、そういうことだと察していただければ…

ともあれ、秋の夜長が楽しくなりそうな2023年秋アニメに期待です!

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アニメ『葬送のフリーレン』公式サイト

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