ブラッククローバー 第108話「戦場の舞姫(まいひめ)」【感想コラム】

ブラッククローバー 第108話「戦場の舞姫(まいひめ)」【感想コラム】

前回のブラクロ

エルフたち、三大王家の居住区へ!
ヤミ団長&ジャック団長&フィンラルにより、王城入り口のエルフを倒す。

一方、キヴンはシルヴァ家を襲いソリド&ネブラがピンチに。
駆けつけたノゼルとノエル。戦いがはじまる。

ブラッククローバー 第107話「決戦 クローバー城」【感想コラム】

2019.10.30

鋼鉄の戦姫

ブラッククローバー 第108話「戦場の舞姫(まいひめ)」【感想コラム】

画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ノゼルたちのお母さんは、「鋼鉄の戦姫」と呼ばれあのアネゴレオンでも勝てなかった実力者ですが、なんらかの理由で他界しています。
それは、まだノエルが赤ちゃんの頃の話でした。

だから、ノエルは母である「アシエ・シルヴァ」のことを肖像画でしか知りません。

ブラッククローバー 第108話「戦場の舞姫(まいひめ)」【感想コラム】

画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

そんなノエルのことを、兄であるソリドは「ノロマ」「クズが! オレより先に飯を食うんじゃねえ」とバカにしていました。

姉・ネブラもまた魔力コントロールのできないノエルを馬鹿にして、夜な夜な努力する姿をあざ笑っていました。

「ほんとに王族か」「これが妹だなんて、嫌になるわ」

家族から虐げられ、ずっと苦しい思いをしてきたノエル。
落ちこぼれの妹である彼女に対し、ノゼルは言いました。

「ノエル。お前が入団する魔法騎士団を決めておいた。黒の暴牛だ」

当時の「黒の暴牛」は悪評だけの”最低最悪の団”です。
ネブラはノエルにお似合いだと笑いますし、シルヴァ家は「銀翼の大鷲」に所属しているため、ノエルを家族と認めていないようなものに思われました。

羅針盤魔法の脅威

そんなノエルですが、今はノゼルに認められ、ともに戦います。
けれど、キヴンの魔法空間の中では、身に着けた魔力コントロールが発揮されません。

キヴン「残念だけど、この閉鎖空間では貴方たちの攻撃が私に届くことはないわ」

キヴンの羅針盤魔法

・ターゲットに必中させる針を飛ばす
・相手の魔力コントロールを乱す空間を作る
・魔法の軌道をそらす

というもの。
王族以上のエルフとしての魔力量が加わっているため、とても厄介です。

ノゼル「魔力を全力で操作しても、この程度が限界か」

ノゼルですら、不安定な水銀の盾を周囲にのみ展開し、ガードするので精一杯。
防戦一方です。

めちゃくちゃな方法

ノエル(考えるのよ。アスタなら、黒の暴牛なら、なにかめちゃくちゃな方法で)

アスタを見てきたノエルは、あきらめずに考えます。

ソリド「クソオオオ! あいつの魔法をとかねーとここから逃げられねえし、八方塞がりだ!!」
ノエル(八方ふさがり……)

そこでノエルは考えました。
まだ魔力コントロールができなかったころ、ノエルは膨大な魔力を暴走させていました。

その暴走をわざと起こし、コントロール無視の大量の水が空間を満たします。
ノゼルは瞬時にノエルの意図を理解し、水銀で自分たちを自ら守りました。

部屋が水で覆われ、

キヴン「私の魔法は中のものをすべて閉じ込めてしまう――このままではおぼれ――」

キヴンはやむを得ず、魔力を乱す閉鎖空間を解除。
水を部屋の外に逃がします。

一瞬の隙を突くべく、ノゼルの水銀がキヴンをたたきました。

キヴン(一瞬で、なんて速度と制度――)

魔力で劣っていても、技術はノゼルが上。くわえて、水銀魔法は当たれば強い攻撃です。

ブラッククローバー 第7話「もう一人の新入団員」【感想コラム】

2017.11.17

それでも倒せず

ネブラ「凄い……お兄様はもちろん、あのノエルが……」

ノゼルは、ノエルの戦いっぷりを認め、評価しました。

ノゼルは、かつて母アシエから長男としてノエルのことを任されていました。
ノゼルは母とよく似たノエルを失いたくなくて、戦場から遠ざけようとしていたのです。

最低最悪と呼ばれていた「黒の暴牛」ですが、ノゼルはヤミ団長のことを認めています。
きっと、ヤミになら任せられる――と考え、ノエルを預けたのでしょう。

しかし、「黒の暴牛」はアスタ加入後にどんどん活躍していき、その中でノエルも成長し立派に、強くなりました。

ノゼル「お前は強くなった。私が間違っていたことになる……す、すまなかった……」

ノゼルがついに謝り、本音を語りました。
しかし、そんなデレたノゼルを貫く凶刃。

キヴンはまだ倒れていなかったのです。

キヴン「残念だったわね。狂った世界は終わらない」

海神戦乙女の羽衣鎧

ブラッククローバー 第108話「戦場の舞姫(まいひめ)」【感想コラム】

画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

さらに強い魔力で、相手の魔力を乱しにかかるキヴン。
絶望的な状況の中、ノエルは必死に考えました。

ノエル(このままじゃ、お兄様とお姉さまが。いい思い出なんてない。でも、私のきょうだいなの!!)

コントロールできるのは、自分の周辺の魔力のみ。
だからこそ、密接に、濃密に。

「水創成魔法 海神戦乙女の羽衣鎧」
(ヴァルキリードレス)

それは、王族としての才能・高い魔力を持ちながら、守られることはなく、驕れることもなく、努力を続け数々の窮地を乗り越えてきたからこそ、得られる力。
窮地の中で、ノエルはこれまでの経験を活かし新たな魔法に目覚めました。

水をまとい、高い魔力を自分の周りでのみコントロールする力。

ノエルは空を舞い、飛ばされる針のすべてをかわします。
キヴンもまた針の乗り宙を移動。

キヴン「この数をかわしきれるかしら!!」

ノエルは攻撃をかわしながら肉薄し、

ノエル(今まで苦しかったのがウソみたい。魔法って、こんなにも自由なものだったのね)

回転する水の槍を突きつけます。
その姿に、ノゼルは母を思い出しました。

ブラッククローバー 第108話「戦場の舞姫(まいひめ)」【感想コラム】

画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

キヴン「ウィルフルコンパス!」

キヴンはノエルの体ごと、魔法を操作しようとします。
しかし、ノエルはキヴンの”強制”を上回り、正面突破

ノエル「悪いけど、私は優雅に舞ってるんじゃない。必死にもがいてあらがって、無理やり進んでるのよ! 壊れなさい! 狂った世界!!」

ブラッククローバー 第108話「戦場の舞姫(まいひめ)」【感想コラム】

画像引用元:© 田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会

ノエルの一撃が、ついに羅針盤魔法ごとキヴンを撃破しました。

ゾラとの連携

しかし、そこへ6人のエルフが登場。

魔力がもたないことで、再びピンチに陥るノエルでしたが、ここでゾラが登場。
しかけたトラップ魔法でエルフの魔法を倍返し、カウンターをくらわせました。

いつものように王族を煽るゾラ。ゾラに言われ、ノゼルは立ち上がります。
妹たちのために、そして王族シルヴァ家の誇りのためにも。

ゾラは自分の仕掛けた罠の位置を、「比興者の啓示(ひきょうもののけいじ)」によりノエル&ノゼルに把握させます。

エルフは高い魔力を持っていても、人間の工夫され進化した複雑な魔法を知りません。
ノエル&ノゼルは罠を利用しながら連携し、エルフを撃破していくのでした。

 


というわけで、OPにもあるノエルの覚醒シーンが見られる回でした。

魔法は自由で、楽しいもの。
それは魔法帝ユリウスが想い、望んだこと。

ユリウスが認めたヤミ団長が認めた”次世代”たちが、ユリウスの望んだ世界を創り始めている。
それがよくわかる回でもありました。

あと、ノゼルは実はシスコンです。

ちなみに
母アシエは鋼鉄、父は水。2人の間に生まれた結果、ノゼルは水銀という強力な魔法になったのです。

あと、王族を憎んでいたゾラが、王族の居住区を護る戦いで王族と連携し、格上のエルフたちを倒していく。
ここも熱い展開ですよね。

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