原作のマンガはまだ終わりませんが、現在放送中のアニメは幕を下ろします。恥ずかしながら最終回目前に、ふと「このアニメみてみよう」なんて気になり一気に観てしまいました。原作を知らなかったのですが、十分に楽しめる、むしろアニメから入ると原作があんまり…となってしまいましたが、最終回を観る前に復習としてまとめてみました。
『 ワールドトリガー 』は葦原大介の漫画で、週刊少年ジャンプにて現在連載中
異世界からの侵略者・ネイバーと防衛組織・ボーダーの戦いを描くSFアクション。戦争と平和の両立がなっているアニメで、戦場を隣にするからといって他所に新しく住居を構えることは決して簡単ではなく、安全の保障があるからと留まり続ければ状況への耐性がつき、脅威を忘れることで平穏を保とうとする心理は人の性です。そんなフィクションのお約束に一定の理屈を立てた現象は、原作では背景設定に留まっていますが、アニメでは”ボーダーの視点”での生活感を補完することで、三門市での平和を一層引き立てているのだと思います。
28万人が住む三門市に、ある日突然異世界への「門(ゲート)」が開く。門からは「近界民(ネイバー)」後にそう呼ばれる怪物が現れ、地球上の兵器が効かない怪物達に誰もが恐怖したが、謎の一団が近界民を撃退した。彼らは「界境防衛機関(ボーダー)」、近界民に対する防衛体制を整え、門からネイバーが出現するにも関わらず、三門市の人々は今日も普通に生活。門が初めて開いてから4年半後、三門市にやってきた空閑遊真が、三雲修に出会う所から二人の物語が動き出します。
各話毎の展開のワクワク感がたまらない ワールドトリガー
OPがAバートとBパートの間に入っているのが斬新です。リアルタイムでみると、スっとAパートアニメが始まりオープニングが流れるので「もう終わり?」と初めはびっくりしましたが、このオープニングが流れてからBパートにはいるのでなんだか普通の30分アニメを観るより長く(逆に短く感じる人もいます)感じます。ネイバーという敵と戦うのが使命だけれど、同じ組織内でも意見やスタンスがいろいろあり、1人がああいえば別の隊員がそれと反対のコメントをさりげなく入れたりするシーンが多いのが良かったです。
チームで戦うことが多いのが魅力の一つ。撃必殺タイプの戦闘だということ。基本一撃。多くて2撃。チーム戦術と戦略が活きている作品なのです。
凄くリアルで、主人公が自分より強いやつに勝つなんてのはアニメや漫画ではよくありがちですが、このアニメは違うのです。そういった意味ではある意味珍しく。少年漫画らしくないというか、現実的だなと思いました。たまにはこの手のアニメも良いものです。
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