ループものアニメのまとめ3本目です!
本記事のループものの定義は、タイムリープものやパラレルワールド、「同じ事を繰り返す」などもまとめて一括りにした、かなり大ざっぱなものという点をご了承ください!
『涼宮ハルヒの憂鬱』の「エンドレスエイト」
炎上案件。
涼宮ハルヒ率いるSOS団が8月31日を何度も繰り返すストーリーです。ストーリー自体は何の問題もなく、楽しい作品になっているのですが、何故かアニメでは何度も繰り返される同じエピソードを8話も放送した事によって、視聴者から批判が殺到したエピソードです。
1話ごとに演出やキャストの演技は異なるものの、やっている事は毎回ほとんど同じなので、8話もループするくらいなら他のオリジナルエピソードを制作して欲しかったというのが正直な感想です。
しかし、先述したようにストーリー自体は面白いので、1話目である「エンドレスエイトⅠ」と8話目の「エンドレスエイトⅧ」だけを観れば、心穏やかに観られます。
心に余裕のある方は、各話の違いなどを比較して、楽しんでみるのもいいかと思います。
『スペース☆ダンディ』の「明日はきっとトゥモローじゃんよ」
宇宙人ハンターのダンディ達一行が、ひょんなことからメンバーのミャウの実家に里帰りする事に。ところが、謎のエネルギーの影響でダンディ達は同じ1日を繰り返す羽目になります。
1話完結スタイルの作品なので、本エピソードも1話で綺麗に終わってくれます。
ダンディ達が何度も同じ日をループしている表現として、1シーンの会話の最中にもカットが切り替わるごとに空の色を変化させている演出が非常にスマートです。
これによってダンディ達が何度も同じ会話を繰り返している事が、たったワンシーンだけでもわかります。
見事な時短テク!
ストーリーや演出も秀逸ですが、パロディやメタフィクションなどネタも満載で、何度観ても新しい発見があります。
個人的な感想としては、やはり「なぜ「エンドレスエイト」を8話も繰り返したのか」という事に尽きます。絶対に反対意見が各所から出たはずです。
当時の内部事情が、どの様なものが気になって仕方がありません。