秋アニメも開始され、どのアニメも1話はさすがに求心力を持った迫力と魅力で攻めてくれましたね!
みなさんはどの作品により心を惹かれましたか?
今回は特に視聴者から「てんこ盛りだな」という言葉を引き出してみせた「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」を改めてご紹介させて頂きます!
コンクリート・レボルティオはOPからは属性てんこ盛り感が全開!
この作品、多分今期で一番どっさりガッツリボリューミーなキャラの濃さを披露してくれていると思います。
なぜなら冒頭から、本来ならば別作品でそれぞれ主役を張れるであろうキャラクターが勢ぞろい!
・魔法少女(髪色がクリィミーマミ)
・変身可能な宙を舞うショタ(オバケ)
・怪異に通ずる美女
・スーツに眼鏡のサイボーグ
・主人公(車→ケンタウルス型の変形ロボに搭乗)
・たぶん敵であろう、エルドランシリーズ的なカラーリングの巨大ロボ
・仮面ヒーロー
OPだけで把握できるのがこんな感じです。
これに本編や公式サイトの情報を加えると、
・巨大怪人
・巨大化宇宙人
・巨大超人
・獣人
などなどが加わります。盛りすぎと言わずしてなんと言いましょうか。
物語も進行も、盛りすぎ!?
「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」の物語は、架空の元号「神化」を舞台としています。
しかしそれすらも二重構造。「神化41年」と「神化45年」で同時進行する世界観は、一瞬視聴者に記憶の混乱をもたらします。
神化41年時点では、特別な能力を持つ超人たちを保護し支援する「超人課」の仕事を忠実に執行している主人公、人吉爾朗(ひとよしじろう)ですが、その4年後である神化45年には「超人課には戻らない」と言い捨てて去っていきます。
1話時点で、本来なら後々の伏線としてラスト付近でネタバレされて然るべき展開を即座に回収していくスタイルです。
キャラクターの濃さのみならず過去の関係やそれぞれの抱える事情を示唆しつつ、さらに交錯する世界を視聴者に見せつけてくれる「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」。
ボンズならではという色彩の鮮やかさやオシャレ感もあり、思わず「お、よく分かんないけど次も見てみようかな?」と思わせてくれる作品です。